ここでは新しいWaves V12プラグインのアップデートについてよくある質問にお答えします。
V12 互換性とサポート
V12はどのOS・DAW環境と互換性がありますか?
Waves V12では、Windows 10とmacOS High Sierra 10.13.6以上で動作が公式にサポートされています。Windows 10より以前のOS(Windows 7、8.0、8.1など)、macOS High Sierra 10.13.6より以前のOSでは動作がサポートされません。
お使いのコンピュータ、オペレーティングシステム、DAWのバージョンとWaves V12の互換性を確認するには、下記ページにてシステム動作環境とサポートされるホストアプリケーション参照してください。
V12プラグインはWavesアプリケーション(StudioRack, SoundGrid Studio, eMotion LV1, SuperRack, MultiRack)で動作しますか?
V12プラグインは下記Wavesアプリケーションでの動作がサポートされています。
- StudioRack V11
- SoundGrid Studio V11
- SuperRack V11
- eMotion LV1 V11
これらのアプリケーションV11は、すべての対応Waves V12プラグインの動作ををサポートしています。
さらに、これらのWavesアプリケーションは近い将来V12アップデート・リリースが予定されており、V12プラグインをサポートを継続します。
V12プラグインは以下のアプリケーションバージョンではサポートされていません:
- MultiRack V9
- SoundGrid Studio V9
- StudioRack V9
- eMotion LV1 V9およびV10
これら旧バージョンのアプリケーションでプラグインを使用する予定のあるシステムには、V12プラグインをインストールしないことをお勧めします。
V11 およびV12 ライセンスは、V11、V10、または V9 プラグインを正常にアクティベーション可能です。つまり、V12をサポートしていないMultiRackなどのアプリケーションを使用している場合でも、ライセンスをV12に更新し、同じV12ライセンスを使用してV12プラグイン(Pro ToolsなどのDAWを実行しているマシンなど)とV10プラグイン(MultiRackを実行しているマシンなど)両方をアクティベートすることができます。
インストールしようとしているプラグインがレガシーバージョンに存在するかどうかを確認するには、各バージョンのダウンロードページにアクセスし、ページ下部のプラグインリストをご確認ください。
ご注意:
- 2018年6月10日以降にリリースされた製品は、V9では利用できません。
- 2019年10月28日以降にリリースされた製品は、V9またはV10では利用できません。
- 2020年10月19日以降にリリースされた製品は、V9、V10またはV11では利用できません。
V12の新機能
V12ではどのような新機能を利用できますか?
V12にアップデートすると、Wavesプラグインで最新の機能を利用することができます。
- プラグインのサイズ変更:多くのWavesユーザーから要望の多かったプラグインのサイズ変更が可能になりました。
- 新しいプリセットブラウザ:テキスト検索を介して素早くプリセットを探し 試聴することができます。
- Retina対応グラフィックス
- プレミアムバンドルにプラグインを追加
- 多くのバグ修正とパフォーマンスの改善
- Wavesプレミアムマスタークラス新シリーズへのアクセス
新機能の詳細については、下記ページをご覧ください。
V12へのアップデート
Waves V12へのアップデートは必須ですか?
いいえ、このアップデートは必須ではありません。現在ご利用のシステムに変更がない限り、ご使用中のWavesバージョンも通常通り動作します。
しかし、オペレーティングシステムやDAWは常にアップデートされています。お使いのWavesソフトウェアと最新のOS・DAWバージョンとの完全な互換性を保つために、OS・DAWがV12をサポートしている場合は、すべてのWavesプラグインをV12にアップデートすることをお勧めします。
V12アップデートはWUPサービスの一つとして提供され、WUP期間内にある製品のみが最新バージョンへアップデート可能です。V12ライセンスはV9までのプラグインもアクティベーションすることができるため、プラグインをアップデートしない場合も、WUP期間内にある製品ライセンスについては、V12へアップデートすることを強くお勧めいたします。アカウント内のGet Latest Versionからアップデートを行なってください。
新製品やソフトウェアのアップデートはV12のみに追加されます。アップデートすることで、今後のプラグインやアップデートを引き続きご利用可能です。
V12にアップデートすると、Wavesプラグインに追加された最新の機能を利用できるようになります。
プラグインをV12にアップデートするには?
アップデートには下記の確認・作業が必要となります。
- V12動作環境の確認
- ライセンスのアップデート
- V12プラグインのインストール
はじめに、お使いのセットアップがV12のシステム動作環境を満たしていること、そしてDAWのバージョンがV12でサポートされていることを確認してください。
ご利用の環境が上記の要件を満たしている場合は、プラグイン製品ライセンスを更新してください。アップデートするには、プラグインがWaves Update Plan=WUP(Wavesプラグインまたはバンドル登録に対し製品ごとに1年間無料)の期間内である必要がありますので、ご注意ください。
ライセンスがWUP期間内にある場合は、Wavesアカウント内「Get Latest Version」ページにて、無料でライセンスをV12にアップデートすることができます。
ライセンス更新後、V12プラグインソフトウェアをインストールして有効化してください。
V12プラグインは、Waves SuperRack、eMotion LV1、SoundGrid Studio、StudioRackアプリケーションのV11バージョンでの動作がサポートされています。
V12ライセンスは、V11、V10、V9プラグインをアクティベートすることができます。例えば、V12ライセンスをV12ソフトウェアをインストールした1台のマシンにアクティベート、同時にV10ソフトウェアをインストールした別のマシンにライセンスを移動させることができます。
所有している製品のライセンスバージョンがわからない、または製品がWavesアップデートプランの対象になっているかどうかわからない
お持ちのWavesライセンスのチェック、アップデート、インストール、アクティベーションの方法については、下記を参照してください。現在のライセンスバージョン、アクティベーション状況、WUPの適用範囲は、Wavesアカウント>My Productsで確認することができます。
Update Planステータスの見方
- Latest Version - 製品のWUPは期限内にあり、ライセンス・バージョンも最新の状態、アップデートは不要です。
- Get Latest Version - 製品のWUPは期限内にあり、ライセンスを最新バージョンへアップデート可能、リンクをクリックしてアップデートを実行します。
- Renew Coverage - 製品のWUP期限が終了しており、最新バージョンへのアップデートにはWUPの更新が必要、下記の手順に沿って加入します。
プラグインをV12にアップデートしたいのですが、WUPの有効期限が切れています。どうすればいいですか?
WUPを更新するには、こちらのページを参照してください。
WUPを更新したら、アカウントの「Get Latest Version」ページでライセンスをV12にアップデートすることができます。
ライセンスが最新にアップデートされたことを確認し、お使いのコンピュータにWaves Centralから製品をインストール、アクティベーションしてください。
その他WUPについての詳細についてはこちらをご覧ください。
新しいバージョンのWaves Central (V12)を使用すると、現在のWavesソフトウェアのバージョンも自動的にアップデートされますか?
いいえ。新しいWaves Central (V12)は、Wavesソフトウェアを自動でアップデートしません(例:V11からV12に上書きするなど)。
新しいV12プラグインやバンドルをインストールし、かつ既存のプラグインはアップデートしたくない場合、Waves CentralでV12プラグインのみをインストールすることもできます。 - Waves CentralはV12にアップデートすることなく、古いV9、V10またはV11ソフトウェアを残します。
Waves Centralの上部に「Update Available」ボタンが表示されている場合、これは同じメジャーバージョン内で利用可能なアップデートがあることを意味します(例:V11.0.2からV11.0.3)。このボタンを押してもV11からV12に強制的にアップデートされることはありません。
最近、新しいプラグインやバンドルを購入したり、上位のバンドルにアップグレードしました。これらのプラグインやバンドルをV12に更新するために別途料金を支払う必要がありますか?
いいえ。新しいWavesライセンスを購入、アップグレード、または登録すると、1年間のWUPが無料で提供されます。WUP期間でカバーされているライセンスは、Wavesアカウントの「Get Latest Version」ページから無料でV12にアップデートすることができます。
バンドルアップグレードに関する重要な注意事項。既存のプラグインやバンドルをより上位のバンドルにアップグレードした場合(例:PlatinumからHorizon)、アップグレードした新しいバンドルは自動的に最新バージョンのV12として登録され、1年間のWUPのカバレッジを無料で受けることができます。この場合、新しいバンドルライセンスを個別にV12にアップデートする必要はありません - 新しいV12バンドルをコンピュータにインストール、アクティベートしてご利用いただけます。
プラグインをインストールしようとしていますが、Waves Centralに表示されません。どこにありますか?
いくつかのケースが考えられます。下記をご参照ください。
Waves Central ‘Install Products’ ページを確認する:
- V12, V11, V10製品は ‘Install Products’ ページに表示され、インターネットに接続された環境であればここからオンラインでインストール可能です。
- V9ソフトウェアは専用のオフラインインストーラからのみインストールできます。下記ページの手順でインストールお進めください。
複数のアカウントを利用している場合:
お探しの製品がWaves Centralでのログインと同じアカウントに登録されていることをご確認ください。Waves.comアカウント>My Productsページにてライセンスの登録を確認してください。
Waves Account Login
ライセンスが表示されない場合別のアカウントに登録されている可能性があります。アカウント確認方法については下記ページをご参考ください。
Wavesアカウントのパスワード/ユーザーネームを忘れてしまった
V12ライセンスを持っていますが、現在のOSシステムは以前のバージョンのWavesにしか対応していません。どうすればいいですか?
V12ライセンスはV9、V10、V11ソフトウェアをアクティベートすることができます。Waves CentralでV12ライセンスをコンピュータまたはUSBデバイスにアクティベートし、お使いのシステムと互換性のあるプラグインのバージョンをインストールしてください。
V9プラグインはWaves Central経由で、V9 Legacy DownloadsのページにあるV9専用のオフラインインストーラーを使ってインストール可能です。
ご注意:
- 2018年6月10日以降にリリースされた製品は、V9では利用できません。
- 2019年10月28日以降にリリースされた製品は、V9またはV10では利用できません。
- 2020年10月19日以降にリリースされた製品は、V9、V10またはV11では利用できません。
インストールしようとしているプラグインがレガシーバージョンに存在するかどうかを確認するには、バージョンのダウンロードページにアクセスし、ページ下部のプラグインリストをご確認ください。
デバイス間でライセンスを移動する方法については、下記ページをご覧ください。
同じシステムで複数のバージョンのプラグインをインストール・実行できますか?
同一のプラグインではない限り、複数のバージョンのプラグインは同じシステム上で動作させることができます。各プラグインはライセンスバージョンが対応するV9.92、V10、V11のいずれかのバージョンの手順でインストールしてください。
例)J37 TapeプラグインのV9.92とCLA-2AプラグインのV10は、同じシステム上で動作します。J37のV9.92とJ37のV10は同じシステム上では実行できません。
V12をインストールまたはアップデートする前に、システム動作環境とサポートされるホストをチェックし、お使いのシステムとDAWがWaves V12および利用中のV11以前のバージョンと互換性があることを確認してください。
ご注意:
- 9.92より以前のバージョンのソフトウェアは、V10、V11、V12のソフトウェアと共存できません。V9を新しいバージョンと共存して動作させたい場合は、バージョン9.92をインストールしてください。
- V9よりも新しいバージョンをV9と一緒にインストールすると、両方のバージョンをサポートしているシステムでV9プラグインが一時的に認識されなくなる場合があります。その際は、V9.92プラグインを再インストールすることでプラグインを認識させることができます。
使用しているコンピュータが第三者の方も使用される場合(商業スタジオ、学校システム、レンタル会社など)、ライセンスを移動した後などに、Waves Centralの「Settings」ページからVersion Organizerを実行し、ライセンス・バージョンとインストールされているソフトウェアのバージョンが一致していることを確認することを強くお勧めします。
V12にアップデートする際、Waves V9、V0、V11プラグインをアンインストールする必要がありますか?
いいえ、アンインストールは必須ではありません。しかし、ライセンスを全てV12にアップデートしている場合は、事前にV9、V10 、V11プラグインを全てアンインストールしても問題ありません。
アンインストールは、Waves Centralの「Settings」ページから、Uninstallで対象のバージョンを選択して実行可能です。V12にアップデートしない製品がすでにインストールされている場合は、アンインストールせず、V12を追加インストールしてください。
Waves Centralでは、V12へのアップデートやインストール時に、以前のバージョンのプラグインをアンインストールするかどうかを確認しません。
Waves製品は、複数のバージョンのプラグインを同じシステム上で動作させることができますが、各プラグインはV10, V11, V12のいずれかとしてインストールされる必要があります。複数のバージョンをインストールすることはできません。同一のプラグインを異なる2つのバージョンでインストールしないようご注意ください。
例)J37 TapeプラグインのV10とCLA-2AプラグインのV12は同じシステム上で動作します。J37のV10とJ37のV12は同じ環境場では実行できません。
まだV12にアップデートする準備ができていません。V9/V10/V11プラグインのインストール方法を教えてください。
V9プラグインはWaves Central経由で、V9 Legacy DownloadsのページにあるV9専用のオフラインインストーラーを使ってインストール可能です。
古いシステムにV9/V10/V11製品が残っています。新しいシステムにライセンスを移行するにはどうすればいいですか?
Waves CentralのLicensesページでライセンスを管理することができます。Wavesライセンスの管理方法については、ライセンスの移動サポート記事を参照してください。
Waves Centralの最新バージョンを使用して製品のオフラインインストーラを作成できますか?
Waves CentralはV10-12のオフラインインストーラを作成することができます。
V10、V11、V12ソフトウェアをインストールしたい場合は、オフラインインストーラを作成するか、バージョンのダウンロードページにある専用のオフラインインストーラを使用してインストールしてください。
V9 ソフトウェアをインストールする必要がある場合は、V9 Legacy Downloads ページで利用可能な V9 専用のオフラインインストーラを使用してインストールすることができます。
以前のバージョン(V11以前)のセカンドライセンスを持っています。V12ではどうすればいいですか?
WUP期間でカバーされている各プラグインライセンスは、異なるデバイスで使用できる2ndボーナスライセンスの対象となります。
異なるデバイスで以前のバージョンの2ndライセンスを持っている場合、プライマリーライセンスが最新バージョン(V12)にアップデートされると一旦アカウントから削除されます。
ご心配なく。ライセンスを V12 に更新後、2nd ライセンスの登録ページにアクセスして、2nd ライセンスを再度 V12 で登録してください (更新プランの対象となっているため、ライセンスの登録が可能です)。その後、2台目のデバイスにインストールしてアクティベートしてください。
Waves Music Maker Accessのサブスクリプションプランを持っています。現在インストールされているバージョンのままでいいですか?
V11のWaves Music Maker Accessサブスクリプションライセンスは、次回Waves Centralを起動してログインすると自動的にV12ライセンスにアップデートされます。
有効化されたV11ライセンスはV12ライセンスに置き換えられますが、V12ソフトウェアのアップデートやインストールは必要ありません(Platinum V12ライセンスには新しいプラグインが含まれていることに注意してください。V11には含まれていなかったLoAir、Smack Attack、Submarineが収録されています)。
V12ソフトウェアをインストールする場合は、システム要件とサポートされているホストのページを参照し、お使いのコンピュータ、オペレーティングシステム、DAWのバージョンがWaves V12と互換性があることを確認してください。
お使いのコンピュータ、オペレーティングシステム、DAWがV12と互換性がある場合は、Waves Centralの「Install Products」ページでV12バンドル/カスタム5パックプラグインを選択、右下の「Install」をクリックします。
インストールが完了したら、Waves Centralの「Settings」ページから、Version Organizerを実行することをお勧めします。
Waves V12と互換性がない場合、またはその他の理由でインストールされた以前のバージョンを維持したい場合は、インストール作業は不要です。既存のソフトウェアバージョンは、新しいV12ライセンスは有効化し動作させることができます。