なぜ永続ライセンスの一括払いではなく、トークンを購入しなければならないのですか?
SoundID VoiceAIテクノロジーは現在、音声を処理するプラグインを実行するたびに、膨大なCPUプロセッシングパワーを要求します。このため、音声プロセッシングはクラウド上で行われ、完了までにある程度の時間がかかります。また、VoiceAIプラグインを使用して音声を処理するたびに、SoundID側でサーバーコストが発生し、そのコストは処理する音声の長さに比例します。
そのため、永続ライセンスモデルは現段階では実現できないのです。プラグインの価格は、製品存続期間中の無制限のプロセッシングをカバーするためには、とてつもなく高額にならざるを得ないでしょう。
従って、サブスクリプションモデルにするか、ユーザーがプロセッシングしたオーディオの量に応じて課金するという2つのオプションが残ります。私たちは、多くのクリエイターがサブスクリプションのコミットメントを避けたがっていることを理解しており、2番目のオプションからスタートすることを選びました。この従量課金モデルが、すべてのクリエイターの方に公平性と透明性を提供するということに価値を感じていただければ幸いです。
現在の価格設定では、1時間のオーディオをプロセッシングするのに約6.99~9.99USドルかかりますが、これは、プラグインで遊びながら実験したとしても、少なくとも2、3曲のボーカルをメインにした楽曲制作には十分なはずです。このコストに見合うだけのVoiceAIの使用例を見つけていただければ幸いです。
とはいえ、AIプロセッシングは私たちSonarworksの全員にとっても新しい領域です。私たちはAIがもたらす可能性に胸を躍らせ、音楽クリエイターの皆様にとって有益で役立つ方法を模索していきたいと思っています。私たちは製品を改善し続けており、今後より手頃な価格設定が可能になるかもしれません。皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
作品をアップロードしても大丈夫ですか?プライバシーは守られますか?
お客様のオーディオはプライベートのままです。業界標準の暗号化通信プロトコルの採用により、プラグインとサーバー間のデータ転送は安全に保護され、お客様のオーディオにお客様以外がアクセスすることはありません。
SoundID VoiceAIの動作環境
SoundID VoiceAIプラグインは下記のOSに対応しています(2024/7/4現在*):
- macOS 11 Big Sur、12 Monterey、13 Ventura、14 Sonoma
- Windows 10, 11
- AU、AAX、VST3プラグインフォーマット
上記プラグインをサポートするDAWまたはホストアプリケーション、およびクラウドプロセッシングを実行するための安定したインターネット接続環境が必要です。*オフラインでの使用はサポートされていません。
*動作環境は変更される場合があります。 最新の動作環境については下記ページをご参照ください。
トークンはオーディオ処理に対してどのように消費されますか?
1. 最小プロセッシング料金は、7秒間のオーディオ処理に相当し、その後1秒単位で課金されます。
2. プロセッシングが途中でキャンセルされた場合でも、トークンは差し引かれます。
3. SoundID VoiceAI の現在のプロセッシングモデルでは、処理された音声 1 秒につき 10 トークンが必要となります。また、今後追加される新しいプロセッシングモデルやその他の機能によっては、プロセッシングに必要なトークンの量が異なる場合があります。
4. トークンは購入時から12ヶ月以内に使用する必要があります。より以前に購入されたトークンが先に消費されます。トークンの残高と使用履歴は、
Sonarworks アカウントでご確認ください。