この記事では、Native Access を使用してサポートファイルを作成し、それをサポート担当者に送信する方法を説明します。
サポートファイルには、コンピューターに関する情報が含まれており、マシン情報、製品情報、設定、ログなどが記録されます。これにより、発生している問題の詳細な状況が分かり、サポート担当者がより効果的に解決へ導くことができます。具体的には、以下の情報が収集されます。
- 製品のインストールログ
- インストールされている製品情報(製品名およびバージョン)
- Native Instruments社製品 のログ
- 設定および構成ファイル(製品設定、製品情報 XML、ライセンス情報を含む)
上記のログデータや技術情報の一部は、適用されるプライバシー法の下で「個人データ」と見なされる場合があります。サポートファイルを送信することで、Native Instruments社 がこのデータをトラブルシューティング、バグ修正、製品改善の目的で処理することに同意したものとみなされます。これにより、製品がより良くユーザーのニーズや期待に応えられるようになります。個人データの処理やデータ保護に関する権利の詳細については、Native Instruments社の プライバシーポリシー をご参照ください。
注意: サポートファイルは圧縮された ZIP ファイルとして作成されます。送信する前に内容を確認することも可能です。
Native Access でサポートファイルを作成する方法
Native Access を起動し、[Help] > [Create a Support File] を開きます
[Create File] をクリックします:
- ファイルブラウザーが開き、作成されたサポートファイルが表示されます:
NI サポートへのサポートファイルの送信方法
お問い合わせの際に、サポートファイルを添付できます。手続きの途中で案内が表示されます。NI サポートへの連絡方法については、[NI サポートへの問い合わせ方法](How to contact NI Support) をご参照ください。
すでにサポートチケットをお持ちの場合は、メールの返信にサポートファイルを添付してください。
サポートファイルをチケットやメールに添付できない場合
サポートファイルのサイズが大きすぎる、またはメールのセキュリティ設定によりブロックされることがあります。
その場合は、AirBridge、Dropbox、Google Drive などのクラウドストレージサービスに ZIP ファイルをアップロード し、NI サポートチケットにダウンロードリンクを記載して返信してください。
1. クラウド経由で共有する場合は、リンクを持つ人がダウンロードできるように設定
してください。
2. リンクをコピーし、メールやチケットの返信に貼り付けてください。