初めての方へ、サンプルとは、トラックで使用できる短いオーディオ録音物です。サンプルを録音することをサンプリング、と称します。
内蔵マイクで周囲のサウンドを録音したり、ステレオライン入力を使用してお気に入りのシンセサイザーをサンプリングしたり、CM‒15マイク、スマートフォンさえ接続できます!
サンプリングは、あなたのトラックを真にユニークにするパワフルなツールです。サンプリングしたら、RIDDIMの強力な内蔵シーケンサーで録音しましょう!
サウンドを録音するには、(SAMPLE)を押してサンプルモードに入ります。すべてのボタンが点灯します。LEDが点滅し、サンプルモードであることを示します。
サンプルモード中にパッドを長押しすると、サンプルの録音がスタートされます。パッドにサンプルが録音された後、点滅が止まり点灯し、録音されたことを知らせます。
プロのヒント!録音後、パッドを再度押すとサンプルをプレビューできます。
サンプルモード中は、追加のパッドにサンプルを続けて録音できます。
サンプリング時に(-)または(+)を押すと、入力ソースを選択できます:
マイク
ライン入力モノラル(IN)
ライン入力ステレオ(IN)
リサンプリングモノラル(RSP)
リサンプリングステレオ(RSP)
ライン入力左モノラル(L.IN)
ライン入力右モノラル(R.IN)
(X)ノブは入力レベルをコントロールします。
(Y)ノブはスレッショルドを調整し、適切な音量で録音がスタートするよう設定できます。
録音に問題あり?サンプルボタンを再度押せば再テイクにチャレンジできます!
手が足りない?問題ありません!(shift)とパッドを押せばRIDDIMが代わりにパッドを押さえてくれます!
リサンプリング機能と組み合わせてコードやそれぞれのサウンドをサンプリングしてみてください。
サンプルモード中に(shift)を押しながらパッドを押してハンズフリーサンプリングを有効にし、(play)を押します。
RIDDIMは現在選択中のパターンの長さをサンプリングします。
特定の小節数をサンプリングするには、ハンズフリーサンプリングが有効な状態で(-)または(+)を押します。
(play)を押すと、選択した小節数がサンプリングされます。
ハンズフリーサンプリングを停止するには、サンプルの録音中に(sample)を押してください。
(main)を押すとサンプルモードを終了します。
サンプルは自動的に保存され、SOUNDメニューで削除する以外には消去できません。(erase)+(sound)を長押しすると、デバイスから現在選択されているサンプルを削除します。
リサンプリングを使用すると、複数のサンプルを組み合わせて1つの長いサンプルを作成できます。
また、ビート全体のセクションを重ねたり、タイムストレッチしたりするのにもリサンプリングを使用することができます。
サンプリングするたびに、そのサウンドはサウンドライブラリに保存されます。
サンプルは次の空きスロットに保存され、自動的に順番に割り当てられます。
プロのヒント!お気に入りのアシッドシンセをサンプリングしたい場合、Soundボタンを押し続けながらパッドで番号(例:3..0..3..)を入力、Enterキーを押した後、Sampleボタンを押すことで保存先を指定できます!
サンプルやプロジェクトをコンピューターとやり取りするには、ep sample tool を使用します。
RIDDIM を USB-C で接続し、以下のサイトにアクセスしてください:
teenage.engineering/apps/ep-sample-tool
プロのヒント!RIDDIMはネイティブサンプリングレートより低いサンプルもサポートします。ep sample tool経由でサンプルを転送する際、オーディオファイルのサンプリングレートが46875より低い場合、そのレートが保持されます。RIDDIMの容量節約やローファイサウンドの実現に最適です! 11.025 kHz/16ビットモノラルで約50分ものデータを128 MBに収められます!
ビート制作における優れたテクニックとして、ドラムのビートやコード進行を細かく分割して試してみる方法があります。パッドを使用してランダムな順番で再生し、グルーブ感のある組合せを見つけましょう。
サンプルを異なるパッドに分割したい場合、RIDDIMが自動で行う「AUTO-CHOP」か、手動で行う「LIVE CHOP」を選択できます。
(shift) + (SAMPLE) = (CHOP)
サンプルを個々のスライスにインテリジェントに分割し、サンプルが必要とする数のパッドに割り当てます。
(groupa)-(groupd)を押してAUTO-CHOPを適用するグループを選択します。これによりパッド割り当てがリセットされるため、空のグループか上書きしても問題ないグループを選択していることをご確認ください。
サンプルのチョップポイントはビートトラッキングで自動検出され、左下から右上に順に配置されます。(-)/(+)でスライスの数を決定します。
スライスしたい箇所が分かっている場合は、LIVE CHOPを試してみましょう。直感的な操作でサンプルのカット位置を直接コントロールできます。
CHOPモード中にパッドを押すとチョップされます。パッドを押した時間に応じてブレイクが割り当てられます。サンプル演奏中にパッドを押し続けると、パッド全体にわたりチョップが割り振られます。
パッドの上で切り刻んでください。
サウンドの調整が必要な場合は、パッドを選択し(knobX)と(knobY)を回してチョップのスタート点と終了点を微調整できます。
プロのヒント!(shift)を押しながら(knobX)と(knobY)を回すと、より精密なコントロールが可能になり、正確なスタート点と終了点を見つけられます。
リズム感にかかわらず、クオンタイズが助けに!TIMINGでは、ステップシーケンサーのノートインターバルを手動で選択できるほか、クオンタイズ録音の有効化/無効化も可能です。
1 = 1小節あたり1ステップ
2 = 1小節あたり2ステップ
4 = 1小節あたり4ステップ
8 = 1小節あたり8ステップ
16 = 1小節あたり16ステップ
32 = 1小節あたり32ステップ
8Tと16Tは3連符バリエーションです。
8T = 1小節あたり12ステップ
16T = 1小節あたり24ステップ
ノートのインターバルを調整するには(TIMING)を押してください。
(KNOBX)ノブはノートインターバルをコントロールします。
(KNOBY)ノブはスウィングをコントロールします(1/8および1/16ノートインターバルにのみ適用されます)。
(-) と (+) は、クオンタイズとフリータイムの切り替えを行います。
クオンタイズ録音では、録音したサウンドは常に選択したノートインターバルにスナップされます。
フリータイムでは、ゆるやかさを保ち、演奏したままのサウンドを録音します。
ハイハットの録音は簡単です!パッドを押しながら「TIMING」ボタンを押し続けると、選択したノートインターバルに合わせてサンプルが再生されます。
(TIMING)を押したままパッドを押すと、そのパッドのノートリピートがトリガーされます。
プロのヒント!ベロシティが有効な時はプレッシャーに反応します!
(TIMING)を押した後、(shift)を押しながらパッドを押すと、そのパッドのノートリピートをホールドします。
プロのヒント!ノートリピート1はサンプリングループの再生に使用できます。ホールド中のノートリピートを解除するには、同じパッドで同じ操作を繰り返してください。
ビートは気に入っていて、たった一音を除いて全てが完璧、全てをクオンタイズしたくないということもあるでしょう。
(TIMING) (CORRECT) 機能を使用して、個々のパッドやノートまでクオンタイズすることができます。魔法のような感覚を損なうことなく、全てが自然に収めることができるでしょう。
(shift) と (TIMING) を押してタイミング修正を有効にします。
停止中にパッドを押すと、そのパッドに記録されたステップを全てクオンタイズします。
再生中にパッドを押し続けると、押している間に出力されたノートをクオンタイズします(修正されたノートの数がディスプレイに表示されます)。
(KNOBX) を回して、修正したいノートのインターバルを調整します。
ノートインターバルが 8 または 16 に設定されている場合、(KNOBY)を回してスウィングを調整します。
ループは繰り返しパターンを生み出し、驚くほどキャッチーで記憶に残るものにも、あるいは煩わしいものにもなり得ます。
追加のインストゥルメントやサウンドをレイヤーするための土台と捉えてみてください。
また、時間の経過とともに微調整したり変化をつけたりすることが可能で、楽曲に決定的な特徴を与えることもできます。LOOP機能は、わたし達がつい愛してやまないOB‒4 magic radioに着想を得ています。
(shift)と(tempo)を同時に押してループを作成します。
ループモードでは(KNOBX)ノブを使用してループの長さを設定します。
(KNOBY)ノブを使用して、ループ位置を前後スライドさせます。スライドはテンポに同期します。
ディスプレイにループポジションを反映します。
(tempo)を押すと即座にループを終了、(main)を押すと次の小節でループを終了します。
参照元情報:teenage engineering EP-40 ユーザーガイド 10. 機能(EP-40 guide ja v1.2)
https://teenage.engineering/guides/ep-40/functions