SoundID Referenceアプリケーション: マルチチャンネルのサポートについて

SoundID Referenceアプリケーション: マルチチャンネルのサポートについて

SoundID Referenceシステムワイドアプリケーションでマルチチャンネルのキャリブレーションはできますか?

いいえ、ローンチ時点でSoundID Referenceスタンドアロンアプリケーションはマルチチャンネルプロファイルを完全にはサポートしていません。このため、OSシステム全体のマルチチャンネルキャリブレーションは現時点では行えません。

SoundID Reference アプリケーションではどういったマルチチャンネル関連機能がサポートされますか?

現時点の機能として、SoundID Reference アプリケーションからマルチチャンネルプロファイルの対応デバイスへの書き出し機能がサポートされています。また、書き出し前にマルチチャンネル プロファイルのターゲット モードをFlat Target、Dolby Atmos Music、Custom Targetのいずれから選択し、調整することもできます。変更のプレビューとしてマルチチャンネルプロファイルを部分的にステレオシステムとして使用することが可能です - L/R チャンネルのみをシステムワイドでキャリブレーションを適用できます。これによりターゲットモードの変更を適用した結果を試聴することができます。プレビューを完了すると、その変更内容はキャリブレーションプロファイルの全計測チャンネルに適用されます。

システムワイドでのマルチチャンネルプロファイルによるキャリブレーションは可能になるでしょうか?

はい、SonarworksではSoundID Referenceアプリケーションのマルチチャンネルサポートに向け現在開発を進めており、今後ソフトウェアアップデートにて提供を予定しています。今後のアップデートについてはサポート情報ページ、リリース情報ページで詳細をご案内いたします。下記ページをご参照ください。

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