Q: フェイルオーバー機能は、どのような仕組みでUSBポートの入力を切り替えるのですか?
A: PlayAUDIO12は、内部のインプットチャンネル(Ch13)に入力された信号が途切れるとUSBポートのインプットを切り替える仕組みになっています。DAWのテストトーンプラグインなどを使用して、常にPlayAUDIO12の13Chに信号を送ります。何らかのトラブルでこのテストトーンの入力が途切れると、PlayAUDIO12はもう一つのUSBインプットに自動的に切り替わります。
Q: 手動でのフェイルオーバー切り替えは可能ですか?
A: 本体フロントにある、タッチパネルで任意にインプットを切り替えることができます。また、フットスイッチをフロントのControl In端子に接続しておけば、フットスイッチによる切り替えも可能です。(2ボタンTRSタイプのフットスイッチ対応。BOSS FS-6の動作確認済み)
Q: 2台接続は可能ですか?
A: 可能です。Mac環境では
機器セットを組むことで、DAW上から2台分のチャンネル(計24ch-ヘッドフォン出力も含む)から出力できます。Windows環境では
Asio4Allで機器セットを組むことが可能です。
Q: 2台接続した場合も、フェイルオーバーは機能しますか?
A: メインとなるPlayAUDIO12のControl Outから、2台目のControl InにTRSケーブルで接続します。フェイルオーバーにより一台目のPlayAUDIO12のUSBインプットが切り替わると、それに連動して自動的に2台目も切り替わります。
Q: 2台のコンピュータの再生を同時に行う場合は?
A: 例えば、PlayAUDIO12のUSB Host端子にMIDIコントローラを接続し、DAWではノート情報などで再生トリガーを行う設定をします。*要MIDIクラスコンプライアンス対応デバイス。USBからのMIDI情報は2台のコンピューターにパラレルで送信されますので、両方のDAWがトリガー信号を受けて再生を開始します。同様にMTC信号をPlayAudio 12のHost端子に入力することで、それぞれのDAWがMTCにより同期再生も行えます。下記ページをご参考ください。
Q: 1台目のPCが止まって2台目に切り替わった後、1台目のPCが復帰したら自動的に切り替わりますか?
A: いいえ。自動的には切り替わりません。1台目に戻す場合は、フロントパネルなどで手動で切り替えてください。
Q:PlayAUDIO12のEthernet端子はどのような端子ですか?
A: MIDI信号をEthernet経由で送受信します。長距離での伝送などに最適です。なお、本機のEthernet端子はMIDI情報のみの送受信となります。