SuperRack ProLinkインテグレーション対応アップデート手順
2024年 4月 15日 更新
この記事では、SuperRack SoundGrid V14をDiGiCoのProLinkコンソールリモート統合プロトコルに対応した最新バージョンにアップデートする方法と、その設定方法をご紹介します。
以下のステップに沿ってSuperRack SoundGridをアップデートをお進めください:
SuperRack SoundGridアップデート手順
1. Waves Centralを起動し、Wavesアカウントにログインします。インストールがお済みでない場合は下記よりWaves Centralをダウンロードしてください。
2. 画面上部に'Updates Available'ボタンが表示されることを確認します。
3. 'Updates Available'ボタンをクリックします。お持ちのアプリケーションを含め利用可能なすべての製品のアップデートが選択され、右側のリストに表示されます。確認後、[ Update ] をクリックするとインストールが開始されます。このアップデートはソフトウェアにのみ適用されライセンスには影響しません。
'Updates Available'ボタンが表示されない場合、新規にインストールが必要かまたはSuperRack SoundGridのライセンスをV14にアップデートする必要があります。バージョンアップデートについては下記ページをご参考ください。
ProLink SuperRack DiGiCoとのインテグレーションは下記以降のバージョンの製品でご利用いただけます:
- SuperRack SoundGrid V14.30 (Legacy & ProLink)
- DiGiCoコンソールソフトウェア V1742 (SD、Quantumシリーズ、Legacy & ProLink)
* DiGiCoソフトウェアのアップデートを適用するとコンソールはLegacyコンソールリモートモードが選択された状態で起動します。
以上でSuperRack SoundGridのアップデートは完了です。ProLinkの設定手順をお進めください。
ProLinkの設定方法
1. DiGiCoのオプション>コンソールを開きます。
2. Enable External WavesがYesに設定され、コンソールネットワークポートが選択されていることを確認します。
3. デフォルトではLegacyモードが選択されています。ProLinkをクリックし、コンソールの電源をオフついで再度オンにします。
4. SuperRack SoundGridを起動します。
5. Controllersペインで、ProLink Console Remoteを追加します。
* 以前にコンソールリモートモジュールを使用していた場合、コントローラーペインにLegacy Console Remoteがアサインされています。その場合は、最初にこれを削除してから、ProLink Console Remoteを割り当てる必要がありますのでご注意ください。
6. 現在のネットワークポートが自動的に選択されます。
7. 'Assign'にチェックを入れると、ステータスが'Connected'に切り替わります。
8. コンソールからセッションロードコマンドがSuperRack に送られます。SuperRackのIntegrated Sessionsフォルダに該当するセッションがない場合、SuperRackは空のセッションをロードします。
SuperRack SoundGrid 統合セッションフォルダの場所:
- Windows: C:\ユーザー\パブリック\Waves Audio\SuperRack SoundGrid\Integrated Sessions
- Mac: Mac HD > ユーザ > 共有 > Waves Audio > SuperRack SoundGrid SoundGrid > Integrated Sessions
参照元ページ
Related Articles
SuperRack 動作環境 SuperRack SoundGrid / SuperRack Performer
本動作環境はWaves SoundGridおよびSuperRack Performerを対象としています。ご利用のWavesプラグイン製品により動作環境が異なる場合があります。個別プラグインの対応ホストアプリケーションおよび特記事項もご確認ください。 Waves動作環境 https://support.minet.jp/portal/ja/kb/articles/system-requirements SuperRack SoundGrid V15 動作環境 Mac Model/CPU: ...
DiGiCo SD7にSuperRack SoundGridをセットアップする方法
DiGiCo SD7にSuperRack SoundGridをセットアップする方法 7/6/2023 以下の手順に従って、2台のミラーリングされたSD7エンジンと別々のミラーリングされた SoundGridセットアップを組み込んで、DiGiCo SD7 & Waves SuperRack SoundGridを 完全に冗長化するセットアップを行ってください。 まず、セットアップに必要なハードウェア、ソフトウェア、周辺機器のリストをご覧ください: 1. Digico ...
SuperRackに複数のWavesサーバーをセットアップする
SuperRack V12.11以降のバージョンではアクティブなSoundGridサーバーを2台までSuperRackに割り当てることができます。さらに、それぞれにオプションのリダンダント用フォールバックサーバーを設定できるため、最大で2つのアクティブサーバーと2つのリダンダントサーバーが利用可能になります。 Waves SuperRackに複数のSoundGridサーバーをセットアップすることでサーバーのワークロードのバランスをとりより高いプラグインの処理能力を発揮させることができます。 ...
SuperRack: DiGiCo リモートコントロール機能の統合とミラーリング
以下は、SuperRackのセットアップにリモート接続されたDiGiCoコンソールとの間で発生する可能性のある様々な問題へのトラブルシュート項目です。SuperRackサポートノートのDiGiCoセクションでも、特定のバージョンにおける一時的な問題のリストと回避策について説明していますので合わせてご参照ください。 SuperRackとDiGiCoの統合について Wavesでは以下のコンソールに内蔵されたWaves IOとの統合を公式にサポートしています。 SD5, SD7, SD8, SD9, ...
SuperRack PerformerでサードパーティVST3プラグインを読み込む
SuperRack Performerでサードパーティ製のVST3プラグインを読み込もうとしても見つからない場合は、以下の手順に従ってプラグインを有効にして読み込みをお試しください。 お探しのVST3プラグインがコンピュータにインストールされていることを確認してください。 ラックには、対応するプラグインのみが表示されます。例えば、ステレオのみのプラグインはモノラルのラックのプラグインリストには表示されません。お探しのプラグインが見つからない場合は、ステレオ入力をアサインしてみてください。 ...