Apogee Electronics ライフサイクルの定義と用語、サポート終了製品について
Apogee Electronics社では製品のライフサイクルに対して独自の基準と定義を行なっております。
生産/販売終了製品の分類
End-Of-Life (EOL): 保守終了
Apogee Electronicsによって製造され、顧客に提供される製品、ハードウェア、ソフトウェア、またはその両方に関して使用される用語です。EOLとは製品が生産終了したため、Apogee Electronics社が製品を維持するためのハードウェアのマーケティング、販売、または再加工への関与を中止・終了することを示しています。ただし、弊社をはじめとするWW(World-Wide)Apogee認定小売チャネルには、顧客に販売するための「製品」がまだ存在する可能性があります。
End-Of-Sales (EOS): 販売終了
EOSは、Apogee Electronicsが使用する用語で、WW Apogee認定小売チャネルにて販売可能な特定のEOL製品の最終販売日を示します。
Apogee Electronicsでは、EOSをApogeeによるWW Apogee認定小売チャネルへの最終販売から9か月後の日付をEOSとして定義しています。
レガシー製品 - End-Of-Sevice-Life (EOSL) / Obsolete
End-Of-Service-Life (EOSL) / ObsoleteとはApogee Electronics社が使用する用語で、ソフトウェアOSの開発やドライバの開発、技術サポート、または修理の終了を示すために使用されます。EOSLは、販売終了日から7年後として設定されます。該当製品をご利用いただいているユーザーは、EOSL対象製品のサービスおよび/またはサポートについて、メーカーからの意向により以下の内容のいずれかにてご対応させていただきます。。
- Apogee Electronics社は、製品が保証期間中でない限り、EOL Legacy または EOSL Obsolete と記載されている製品については、メーカーでの独自の選択により、メーカーより直接の有償のコンサルテーションサポートを提供する場合があります。
- Apogee Electronics社が製品の修理が可能と判断した場合、技術者の費用、修理の難易度、製造中止の可能性のある部品の多額の費用をカバーするために、一律料金と製品ごとに定義された部品代を請求させていただきます。
- 製品により、修理作業が困難であったり部品調達に多額の費用が発生する場合がございます。それは、修理料金の高額化につながります。
- Apogee electronics社製品のうち、EOSL(EOSL - Obsolete)となっているものは、修理ができない場合や、現在のコンピュータやオペレーティング・システムとの互換性がない場合があります。
- Apogee electronics社が独自の判断で製品を修理不可能と判断した場合、お客様にアップグレードプログラムを提供する場合があります。アップグレードは製品ごとに定義されます(本国ページのAPOGEE LIFE CYCLE GRIDを参照してください)。
製品サポート、修理対応について
現在生産・販売中の製品
下記製品につきましては現在弊社もしくはメーカーより製品の操作やトラブルシューティングに関する技術的なヘルプを提供しています。また、保証期間内であるか保証期間外であるかに関わらず、製品の修理も可能です(保証期間外の場合は修理料金がかかります)。
Apogee ClipMic digital 2 | BOOM |
Control (hardware remote controller) | Duet 3 |
Groove (all versions) | Jam+ |
MiC+ | HypeMiC |
Nite MiC (※弊社取り扱いはございません) | ONE for iPad/Mac/PC (black) |
ONE for Mac/PC (silver, also called ONE+ONE) | |
Symphony I/O MkII I/O Module Cards: 2x6SE, 8x8mkII, 16x16mkII, 8micpre card, Connect 8
| Symphony I/O MkII Option Cards:
Thunderbolt, Pro Tools HD, Dante+PT, & Waves SoundGrid
|
All of plugins developed by Apogee Electronics |
|
EOL(生産終了)製品
弊社およびメーカーよりサポート情報の提供が可能です。該当製品の操作やトラブルシューティングに関する技術サポートを提供しています。また、保証外の修理サービスも可能ですが、制限がある場合があります。
ClipMic Digital by Sennheiser/Apogee | Duet for iPad/Mac/PC (Duet 2を含む) |
Element 24, Element 46, Element 88 | Ensemble Thunderbolt |
Jam 96k | Mic 96k |
Quartet |
|
レガシー製品
引き続き弊社およびメーカーよりサポート情報の提供が可能です。保証期間外の修理サービスもご利用いただけますが、制限がある場合があります。また、パーツ状況などにより、不具合箇所によっては修理実施が行えない場合、メーカー修理での高額なケースやお時間がかかるケースがございます。予めご了承ください。
MiC 48k | JAM 48k |
ONE (2009年に販売開始されたMac専用モデル) | Symphony I/O mkⅠ |
Symphony I/O Module cards (original):
2×6, 8×8 AES+Optical, 8×8 AES only, 8×8 Optical only, 16×16 (original), 16AI, 16AO | |
対応終了(Obsolete)製品
下記製品はメーカーでの保守パーツ終息により、サポートおよび修理受付が終了いたしました。
924 Filter | 944-G Active Filter |
AD-16 | AD-16X |
AD-500 | AD-500E |
AD-1000 | AD-8000 |
AD-8000SE | AMBus FIREWIRE |
AMBus HD | AMBus digi-8+ |
AMBus SDIF | AMBus ADAT8 |
AMBus ADAT8+ | AMBus TDIF8 |
AMBus AES | AMBus AES 8+ |
AMBus FiberDX | AP8AD card for Yamaha Digital Systems |
AP8DA card for Yamaha Digital Systems | Apogee Clock Card for Mackie DA8B |
BIG BEN | DA-500 |
DA-1000E | DA-1000E-20 |
DA-12 | DA-16 |
DA-16X | DA-2000 |
Duet (Firewire) | Ensemble (Firewire) |
FC-8 ADAT/TDIF Format Converter | F964-IV Oversampling Active Filter |
MINI-DAC | MINI-ME |
MINI-ME FIREWIRE | MINI-MP |
PRODIGI-AES/EBU Digital Audio Format Converter | PS 1000 |
PS 1000E | P818-10 DC-DC Power Unit |
PSX-100 | ROSETTA-200 |
ROSETTA-800 | ROSETTA AD |
SYMPHONY 32 | Symphony 64 PCIe |
Symphony64|Thunderbridge | SYMPHONY MOBILE |
TRAK2 | UV22 Super CD Encoder |
X-DIGI-Mix | X-FIREWIRE |
X-HD | X-Symphony |
X-Video |
その他製品の修理につきましては、ページ右上のお問い合わせフォームよりご連絡いただけますようお願いいたします。
本ページは下記ページを元に作成されました: Legacy and Obsolete Products
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