Windows / VSTプラグインのインストール場所について
Windows環境ではお使いのホスト・アプリケーションによってVSTプラグインのインストール場所が異なります。
● VSTのインストール場所のご注意
ご利用環境によっては、様々な場所にVSTプラグインフォルダが作成されている場合があり、ホストアプリケーションが参照している「VST Plugins」フォルダとは別のフォルダに、プラグインがインストールされてしまう場合があります。
このように別の「VST Plugins」フォルダにインストールされてしまうと、ホストアプリケーション上でプラグインが選択できない状況になります。
代表的なVST PlugInsフォルダは下記のような場所にございます。*ご利用のアプリケーションによって異なります。
VST3
C¥ProgramFiles¥CommonFiles¥VST3
VST2.4
C¥ProgramFiles¥VSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
VST3対応のホスト、プラグインとの組み合わせでは、基本的に自動的に上記場所にインストール、認識されます。特に指定する必要はございません。
VST2.4の場合
例えば、使用しているCubaseが"C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins"フォルダ内を参照している場合、VSTプラグインファイルが"C¥ProgramFiles¥VSTPlugIns"フォルダにインストールされると、認識されなくなってしまいます。
認識されない場合、"C¥ProgramFiles¥VSTPlugIns"など、別のフォルダ内に入っているかをご確認下さい。別フォルダ内に入っている場合、アプリケーションが参照しているVSTPluginsフォルダに、プラグインファイルを移動してお試し下さい。
● プラグインをインストールしても、ホストアプリケーション上で選べない場合
インストールする「VST Plugins」の場所を確認し、再度インストールを行って下さい。
VSTプラグインをインストールする時に、通常はVSTをインストールする場所を指定する画面が現れます。
多くの場合「VST Destination Folder」/「VST Plugins Folder」等の画面となり、自動的にインストール場所が設定されていますが、任意の場所を指定できる「Browse」ボタンも用意されています。
そこでお使いのホスト・アプリケーションの「VST」フォルダを選択してインストールを行います。
インストール方法については、各製品に添付されているインストールマニュアルをご参照下さい。
● ホスト・アプリケーションのVSTフォルダ場所
VSTのインストール場所はお使いのホスト・アプリケーションで異なります。
以下ホスト・アプリケーション別のフォルダ設定画面となりますので、インストール前にご確認下さい。
※各画像はホスト・アプリケーションのバージョン違いにより内容が異なる場合がございます。
また、任意に「VST Plugins」フォルダを変更出来るホストアプリケーションもございます。
詳細設定につきましては、ホスト・アプリケーションのマニュアルをご覧下さい。
■Sonar
メニューより「ツール」/「Cakewalk Plug-in Manager」と進みます。
画面中央下の「VSTの設定」から「オプション」をクリックします。
「VSTプラグインの検索」画面に設定されているフォルダ・ロケーションが表示されます。
■
Cubase メニューより「ディバイス」/「プラグイン情報」と進みます。
「プラグイン情報」画面左上の「VST2xプラグインパス」をクリックするとCubaseのVST共有フォルダが確認する事が出来ます。
■
Liveメニューより「オプション」/「環境設定」と進みます。
画面左より「File Folder」をクリックして「VSTプラグインカスタムフォルダ」で確認する事が出来ます。
※「VSTプラグインカスタムフォルダ」は「ON」になっている事を確認してください。
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