Ivoryの音色フォルダ(Ivory Items)は、指定がない場合OSシステムのドライブにインストールされます。Ivory Itemsフォルダを外付けハードディスク/SSDなどに移動することで、OSシステムディスクにかかる負担や容量を抑え、パフォーマンスの向上に繋げることが可能です。
Ivory Itemsフォルダの移動と再設定は、下記手順に沿ってお進めください。
Ivoryアップデータの適用
作業開始前にIvoryを最新バージョンにアップデートを実行します。完了後、続く手順をお進めください。
Ivory Mac Updates
Ivory Windows Updates
Ivory Itemsフォルダの場所を確認する
下記フォルダからIvory Library Toolを起動し、Ivory音色フォルダ(Ivory Items)のインストール先を確認します。
- OS X: アプリケーション/Tools/Ivory Library Tool.app
- Windows: C: Program Files (x86)/Synthogy/Ivory/Tools/Ivory Library Tool.exe
Ivory Itemsフォルダの確認ウィンドウが表示されます。"Ivory is currently set to look in~"以下に 表示されるファイルパスが現在のIvory Itemsフォルダの場所となりますのでご確認ください。
Ivory 1.x バージョンの場合
Ivory Library ToolはIvory Itemsフォルダ内にあるToolsフォルダにインストールされます。インストール先は、通常Ivoryのインストール時に指定した場所となります。下記フォルダにインストールされる場合がありますのでご確認ください。
OS X:
- Macintosh HD/ユーザ/ライブラリ/Preferences/Ivory Preferences/Ivory Items
- Macintosh HD/Ivory Items
Windows:
- C:/IvoryItems/
- C:/Program Files/Ivory Items/
- C:/Program Files/Syntogy/Ivory Items/
- C:/Program Files/Syntogy/Ivory/Ivory Items/
Ivory Itemsフォルダを移動する (同じコンピューター内)
上記で確認したIvory Itemsフォルダを、外付けHDD/SSDなど任意の場所にコピーします。Ivory Itemsは非常に大容量のフォルダになりますので、コピー完了までには時間がかかりますので、完了までお待ちください。
Ivory Library Toolを起動します。Changeボタンをクリックするとフォルダの選択画面が表示されます。移動したIvory Itemsフォルダを選択し、ChooseまたはOKをクリックします。
ウィンドウ内に表示されるディレクトリが現在のIvory Itemsフォルダの場所に更新されたことを確認し、「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
続いてIvory Library Toolウィンドウが表示されます。必要な場合はRunまたはVerifyをクリックしてライブラリの内容をチェックすることも可能です。チェック作業が必要でない場合は、「Quit」をクリックしてIvory Library Toolを終了しましょう。
Ivoryを起動し、プログラム、キーセットの読み込みをご確認ください。
以上でライブラリフォルダの移動は完了です。プログラム/キーセットの読み込みを確認後、コピー元となったIvory Itemsフォルダを削除してください。
Ivory Itemsフォルダを移動する (異なるコンピューター)
Ivory Itemsフォルダを別のコンピューターに移動・コピーする場合、はじめに上記で確認したIvory Itemsフォルダを、外付けHDD/SSDドライブにコピーし、ドライブを新しいコンピューターと接続します。内蔵ドライブで使用する場合は、Ivory Itemsをコンピューター内の任意の場所にコピーします。
完了後、下記より最新アップデータをダウンロード、インストールします。
Ivory Mac Updates
Ivory Windows Updates
インストール時にIvory Itemsフォルダの場所を確認するウィンドウが表示されます(画面はMacバージョン)。Changeボタンでフォルダを指定、フォルダの場所を確認後OKでインストールを続行します。
インストール完了後、Ivoryの起動とライブラリの読み込みをお試しください。