SoundID Reference Measureでサポートされるサンプルレート

SoundID Reference Measureでサポートされるサンプルレート

SoundID Reference 5.3.0アップデート以降では、SoundID Reference Measureアプリケーションのスピーカー測定時に異なるサンプルレート設定に対応しました。


サポートされるサンプルレート

SoundID Reference Measureアプリケーションは以下のサンプルレートをサポートしています - 44.1 kHz、48 kHz、88 kHz、96 kHz、192 kHz

インターフェイスがサポートされていないサンプルレートに設定されている場合、Measureアプリケーションは、インターフェイスのサンプルレート設定を確認するように促します。

サンプルレートの設定について

SoundID Reference Measureでは、サンプルレート設定はマイクの位置を検出に影響します。キャリブレーションの精度や結果には影響しません。

異なるサンプルレートをサポートするメリットは?

以前のSoundID Reference Measureによるスピーカー測定では、44.1kHzのサンプルレートのみがサポートされていました。このため、オーディオ・インターフェイスが異なるサンプルレートに固定されている場合、スピーカーの測定を行うことができず、一部のユーザーの方々にご不便をおかけしていたかもしれません。

さらに、以前はサポートされていなかった特定のサンプルレートに固定されたサードパーティーの測定用マイクを使用することもできるようになりました。

96kHzなど高レート設定でキャリブレーション精度は向上しますか?

いいえ、スピーカー・キャリブレーションの結果は同じです。このアップデートにより、スピーカー測定を行うために異なるサンプルレート間でシステムを切り替える必要がなくなり、よりスムーズな体験が可能になります。

キャリブレーション完了後サンプルレートを変更できますか?

はい、測定が完了後は必要に応じてオーディオ・インターフェイスのサンプルレートを変更しても問題はありません。

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