DAWでのSoundID Reference Multichannel設定方法

DAWでのSoundID Reference Multichannel設定方法

ここでは、マルチチャンネル測定完了後のSoundID Reference Multichannelの設定方法についてご紹介します。現時点ではマルチチャンネルのキャリブレーションはプラグインのみ対応となり、DAW側でマルチチャンネルに対応したスピーカーセットアップを設定する必要があります。DAWごとにその方法は異なります。以下はReaper、Pro Tools、Logic Proでの手順を解説していますが、記載のないDAWについては各製品のマニュアルをご参考ください。

[macOS] Reaper での設定方法

  1. " Route" をクリックしてマスタートラックのOutputsを開きます。
  2. "Track Channel "で希望の出力数を選択します。
  3. 左下の "Multichannel source "を選択します(デフォルトでは1/2が表示されます)。
  4. 希望のチャンネル数を選択します。
  5. ポップアップ画面をクリックして閉じます。
  6. 新しいトラックをインサートします。
  7. マスタートラックにプラグインを追加します。


[Windows] Reaperでの設定方法

  1. オプションから "Preferences "に移動します。
  2. " Output range " を希望の出力数に調整します。
  3. “ Route "をクリックして、"Outputs for Master Track "を開きます。
  4. "Track Channel "で希望の出力数を選択します。
  5. 左下の "Multichannel source "を選択します(デフォルトでは1/2が表示されます)。
  6. 希望のチャンネル数を選択 します。
  7. ポップアップ画面をクリックして閉じます。
  8. 新しいトラックをインサートします。
  9. マスタートラックにプラグインを追加します。


[macOS] Pro Toolsでの設定方法

  1. 設定から "I/O "に進みます。
  2. “ デフォルトフォーマット “で希望の出力数を選択します。
  3. " パス順 " で希望の階層/順序を選択します。
  4. " OK " をクリックして確定します。
  5. トラックを追加します
  6. " 新規 " ドロップダウン メニューで、希望する出力数を選択します。
  7. " オーディオトラック "を "マスターフェーダー "に変更します。
  8. " 作成 " をクリックします。
  9. マスタートラックにプラグインを追加します。


[macOS] Logic Proでの設定方法

  1. 新規ファイルを作成 します。
  2. " トラックの種類を選択 " ポップアップでオーディオ出力から " サラウンド " を選択します。
  3. " 作成 " をクリックします。
  4. " ファイル " メニューから " プロジェクト設定 " を開き " オーディオ " を選択します。
  5. " サラウンドフォーマット " フィールドで希望の出力数を選択します。
  6. " 環境設定 " を開き " オーディオ " を選択します。
  7. " I/O 割り当て" タブを選択します。
  8. " サラウンド " セクションの " 表示 " で希望の出力数を選択します。
  9. プラグインをマスタートラックに追加します。


参照元記事


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