この記事ではNI製品の売却譲渡と、中古で入手したNI製品の登録について解説します。
NI製品を売却譲渡するためには、製品ライセンスをユーザーアカウントから登録解除するか、ライセンス移行の申請が必要となります。ライセンス移行を申請された場合、購入者のユーザーアカウントに製品をインポートするためのトランスファーIDが発行されます。ライセンス移行の申請方法はこちらの記事でご確認いただけます。
中古で購入されたNI製品にトランスファーIDが付属していた場合、このIDをユーザーアカウントにインポートすることができます。ライセンストランスファーIDをNIアカウントにインポートする方法については、こちらの記事をご参照ください。
ハードウェア/ソフトウェアバンドル(TRAKTOR KONTROL S3、MASCHINE、KOMPLETE KONTROLキーボードなど)の販売は、単一のソフトウェア製品の販売と同じくらい簡単です。製品のライセンス移行を行うと、新しい購入者に渡すことができるライセンストランスファーIDが発行されます。製品購入者がライセンストランスファーIDを自分のアカウントにインポートすると、ソフトウェアバンドルを入手できます。
つまり、これは販売者がハードウェアに付属のソフトウェアを保持し、新しい所有者もそれを受け取ることを意味します。このようにして、そのソフトウェアに基づくすべての潜在的なアップグレードパスはそのまま残ります。
ただし、古い製品にはいくつかの例外があることにご留意ください。これらの製品の場合、新しいユーザーにソフトウェアライセンスも含めて移行する必要があることを示すタグが表示されます。
EDUおよびNFR製品のライセンスは売却譲渡不可能です。 詳細な情報については弊社利用規約をご参照ください。
ユーザーアカウントから製品が登録解除された場合、その製品をベースにアップグレードされた製品も無効となります。このように、ある製品の登録解除によって別の製品が無効になる場合には、登録解除を行う前に登録サポート担当者からご連絡いたします。例えばKOMPLETE 11からKOMPLETE 14 ULTIMATEにアップグレードされている場合でKOMPLETE 11を登録解除する場合、必然的にKOMPLETE 13 ULTIMATEも無効となります。
サードパーティ製品(OEM)のライセンス移行は音源メーカーによって行われます。ライセンス移行をご要望の場合は、その可否も含め、ライブラリの音源メーカーにお問い合わせください。音源メーカーが製品登録解除をNative Instrumentsに委託した場合は、委託内容が確認できる書面の提出をお願い致します。