Apogee Duet(レガシー製品)IntelおよびApple Silicon搭載Mac向けガイド
Apogee Duet(レガシー製品)IntelおよびApple Silicon搭載Mac向けガイド
旧型のApogee Duet USBユニット(Duet 2およびDuet for iPad and Mac)は、現在、Intel搭載のMacおよびApple Silicon(M1、M2、M3など)搭載のMacの両方に対応しています。
Apple Silicon搭載のMacの場合、Apogee Maestro 2アプリに代わる Apogee Control 2 ソフトウェアをインストールする必要があります。
インストール後、すべての設定は
Apogee Control 2 アプリ内で調整できます。Duet USBユニットの設定は、
Duet 3ガイドで説明されている内容と類似していますので、ご参照ください。
Apogee Control 2でのダイレクトモニタリング
メイン/ヘッドフォン出力を Mixer に変更することで、ダイレクトモニタリングを有効にできます。
Mixer に設定すると、入力信号とソフトウェアの再生音がApogee Control 2内の低レイテンシ・ミキサーを経由し、Duetの出力に直接ルーティングされます。
Mixer 1 では、出力に送られる入力チャンネルおよび再生チャンネルの音量レベルや設定を調整できます。
Apogee Control 2とMaestro 2の主な違い:
- 音量や入力ゲインを調整する際に、画面上にポップアップインジケーターが表示されない
- Control 2は、Logic内で入力設定(48V、入力タイプなど)を調整するためのLogic Device Controlをサポートしていない
- Macのキーボードによる音量調整が機能しない
Duet 2ユニットの場合(シリアル番号がDTAB... または B1.. で始まるモデル):
- ノブで音量を調整する際に、OLEDのGUIに問題が発生することがあります。
これは音声の出力や入力には影響せず、すべてのレベルはApogee Control 2アプリ内で表示されます。
Intel搭載のMacでは、以前のApogee Maestro 2アプリをインストールして使用することも可能です。
Duetのファームウェアバージョンについて
Duetを接続した状態で、Macの
システム情報 を開くことでDuetのファームウェアを確認できます。
ハードウェア > USB > Duetを選択し、バージョン の項目で表示される番号をご確認ください。
ファームウェアバージョンは以下の通りです:
- Duet 2: 1.38
- Duet for iPad and Mac: 3.05
現在のファームウェアバージョンが正しければ、将来的な更新は必要ありません。
ファームウェアが古い場合、Apogee Maestro 2インストーラーに含まれている Duet Firmware Updater アプリを使用して、ファームウェアを更新できます。このプロセスにはIntel搭載Macが必要です。スムーズに動作させるために、macOS 10.15 Catalina以前の環境での更新を推奨いたします。
現在のソフトウェアとファームウェアのバージョンは
こちらです。
AVID PRO TOOLS DUET
Apogeeサイトで提供しているドライバーは、AVID Duetモデルには対応しておりません。
このユニットは、Intel搭載のMacでMac OS 10.14.6までに対応しています。Avidによるドライバーは
こちらです。
DUET FIREWIRE
Duet Firewire について、このモデルはIntel搭載のMacでMac OS 12 Montereyまで対応しています。
Duet FirewireはApple Silicon搭載のMacには対応していません。
Mac OS 11 Big Sur以下の環境でDuet Firewireドライバーを使用することを推奨します。これにより、Apogee Maestro 2アプリでDuetが認識されるようになります。