SoundID Referenceのマイクキャリブレーションプロファイルをダウンロードする
マイクIDとマイクキャリブレーションプロファイル
SoundID Reference Measurement マイクは、スピーカーの測定プロセスにおいてニュートラルな周波数特性を発揮できるよう、個別にキャリブレーションが行なわれます。このデータはマイクのIDコードを使用してアクセスすることができ、マイクキャリブレーションプロファイルの形式で利用可能です。マイクはそれぞれ固有のIDを持っており、下記のようにマイクユニットにプリントされています。
SoundID Referenceにマイクキャリブレーションプロファイルを読み込む
マイクのキャリブレーションプロファイルは、SoundID Reference Measureアプリケーションで、スピーカー測定プロセスのHardware Setupの段階で直接読み込むことができます。マイクキャリブレーションプロファイルは、下図のようにマイクIDを入力することで 読み込むことができます。この機能を使用するにはインターネット接続が必要となりますのでご注意ください。
マイクキャリブレーションファイルをダウンロードする
何らかの理由でキャリブレーションファイルを個別にダウンロードする必要がある場合(オフラインのコンピューターを使用している、他社製ソフトウェアでSoundID Referenceマイクを使用したい、バックアップのために保管しておきたいなど)、下記ページからダウンロードすることも可能です。下図のようにマイクロフォンIDを入力すると、2つのファイルを含む.zip形式のファイルをダウンロードすることができます。
- 30° off-axis 測定用キャリブレーションファイル: .swmic フォーマット、Sonarworks ソフトウェアのネイティブフォーマットです。Sonarworks SoundID Reference および Reference 4 Measureで使用します。
- 0° on-axis測定用マイクキャリブレーションファイル: .txtフォーマット、サードパーティアプリケーションで使用します。
- 90° off-axis測定用のマイクキャリブレーションファイル:.swmic フォーマット、マルチチャンネルシステムを測定する際に使用します。
SoundID Reference Measureにマイクキャリブレーションプロファイルをアップロードする
上記の手順でマイクキャリブレーションファイルをダウンロードします。
ダウンロードした.zip ファイルを解凍します。
測定用マイクの選択画面でDifferent measurement microphoneを選択し(下図参照)、Nextをクリックします。
Browseをクリックし、マイクのキャリブレーションフォルダ(ダウンロードした###.zipから解凍)に移動します。必要なキャリブレーションプロファイルを選択、Openをクリックしてファイルを読み込みます
参照元ページ
Related Articles
DAWでのSoundID Reference Multichannel設定方法
ここでは、マルチチャンネル測定完了後のSoundID Reference Multichannelの設定方法についてご紹介します。現時点ではマルチチャンネルのキャリブレーションはプラグインのみ対応となり、DAW側でマルチチャンネルに対応したスピーカーセットアップを設定する必要があります。DAWごとにその方法は異なります。以下はReaper、Pro Tools、Logic Proでの手順を解説していますが、記載のないDAWについては各製品のマニュアルをご参考ください。 [macOS] Reaper ...
Sonarworks SoundID Reference アプリが起動しない場合
SoundID Referenceライセンスをアクティベートした後、SoundID Referenceのデスクトップアプリが起動しない、またはクラッシュするという問題が発生する場合は、ご利用OSに沿って下記手順の設定リセットによる対処をお試しください。 ご注意ください: 下記設定リセットを実行すると、測定プロファイル、ヘッドフォンプロファイルの設定などがリセットされます。プロファイルがリセットされている場合は、Select your caliblation>Open an existing ...
[Windows] SoundID Referenceのアンインストール
SoundID Reference(Windows)のアンインストールは下記の手順でお進めください。 アンインストールを実行すると、スピーカーを測定した際のキャリブレーションデータも削除され、再測定が必要となりますのでご注意ください。 アンインストール手順 SoundID Referenceソフトウェアをアンインストールするには、WIndowsスタートメニューから「Windowsの設定」>「アプリ」を選択します。 リストからSoundID ...
SoundID Reference "Preset switch failed" エラーが表示される
"Preset switch failed”メッセージは、SoundID Referenceスタンドアロンアプリケーションにおいて、様々な原因や 条件によりオーディオプレイバックの起動に失敗したことを知らせるために表示されます。WindowsおよびMacいずれの環境でも発生する場合があり、メッセージにはいくつかのバリエーションがあります。 Error code 3 Error code 4 Error code 10 'Unable to load the audio driver' ...
[WIN] Virtual ASIO to ASIOドライバを設定する SoundID Reference
ここでは、WindowsでVirtual ASIO to ASIOドライバを設定する手順を解説します。 Virtual ASIO to ASIOドライバを設定する SoundID Referenceを起動します。 Add new outputをクリックします。 出力デバイスで、ASIOドライバを選択し、ご利用のASIOインターフェイスを選択します。 Select your driver typesからVirtual ASIO to ASIO driverを選択します。 選択した出力のDevice ...