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LV1 Classic には、コンソールの実行とプラグイン処理を担当するサーバーが内蔵されています。このサーバーは起動時に自動的にコンソールにアサインされ、常にスロット 1 にアサインされている必要があります。
追加の処理用に最大 3 台のサーバーを、バックアップ用に最大 4 台のサーバーをアサインできます。メインサーバーを交換することもできます。¹
¹ 必要に応じて、オンボードのサーバーを別のサーバーに交換できます。Classic サーバーのアサインを解除し、その位置に交換用のサーバーをアサインします。
Servers ラックは、SoundGrid サーバーのアサイン、削除、構成に使用します。サーバーのアサインと削除は、I/O デバイスと同じ方法で行います。
サーバーは、A、B、C、D の 2 台ずつのグループにまとめられます。これらのグループは処理を行う特定のチャンネルにアサインされ、アサインは Channel ウィンドウと Mixer ウィンドウで設定します。
スロット A のサーバーは、ミキサーの実行とプラグイン処理に使用します。追加するプロセッサーの数にかかわらず、このスロットには必ずサーバーが必要です。
グループに最初にアサインしたサーバーがそのグループのアクティブサーバーになり、「Active」と表示されます。グループに 2 台目にアサインしたサーバーは冗長サーバーとして機能し、「Backup」と表示されます。
サーバーのアサインと構成は、ドロップダウンメニューで行います。
| メニュー項目 | 取り得る値 | 機能 |
|---|---|---|
| Devices | ドロップダウンメニュー | SoundGrid ネットワーク上の使用可能なサーバーから選択します。既に LV1 にアサインされていて共有されていないサーバーは使用できず、グレー表示になります。 |
| Server Network Buffer | (サンプル数/ミリ秒) 40/0.8 56/1.2 80/1.7 112/2.3 160/3.3 224/4.7 | 内部のサーバーバッファーのサイズを設定します。これは、オーディオが I/O からサーバーへストリーミングされて戻るまでの時間に影響し、リアルタイム処理の速度に影響します。 ミキサーの接続ペアはそれぞれサーバーの処理バッファーを表すため、複数の接続があるルーティングでは、バッファーサイズがレイテンシーに影響します。 ポップノイズなどのエラーが発生する場合は、バッファーの設定を大きくしてください。 |
| Information | (N/A) | サーバーのリンク速度など、サーバーの技術的な詳細を表示します。サーバーのリンク速度が 100 Mbps 以下の場合、サーバー名は赤いテキストで表示されます。これは通常、物理的な接続が切れていることを示します。 |
| 冗長性のテスト(Test Redundancy) | セッションをメインサーバーと冗長サーバーでそれぞれ個別に実行し、どちらも問題なくセッションを処理できることを確認します。冗長サーバーがセッションの処理に必要な性能を満たせない場合、メインサーバーが故障したときにセッションが正常に動作しない可能性があります。 | |
| Remove | ローカルの LV1 からサーバーを解放し、ほかのシステムで使用できるようにします。 |
サーバーグループ B、C、D は、サーバー A へのインサートポイントです。サーバー B、C、D で処理されるオーディオは、メインサーバーとの間を往復してストリーミングされます。
この往復の追加により、最低 64 サンプルのレイテンシーが発生します。実際のレイテンシーは、サーバーバッファーの設定によって異なります。
サーバーグループの処理能力は、そのアクティブサーバーの性能で決まります。サーバー A は主要なサーバーなので、最も性能の高いサーバーをこのスロットにアサインすることをおすすめします。
追加のサーバーは、できるだけメインサーバーの近くに配置してください。理想的には、グループ A にアサインしたメインサーバーと同じネットワークスイッチに接続してください。
サーバーのアサインに関する注意
サーバーのステータスは、サーバーアイコンに表示されるテキストの色で示されます。
| 緑 | サーバーが存在し、動作しています。 |
| グレー | サーバーはアサインされていますが、使用できません。「N/A」と表示されます。 |
| 赤(名前のみ) 赤(温度) 赤(On と FW) 赤(On のみ) | サーバーがサポートされていません。 CPU が過熱しています。 デバイスのファームウェアに互換性がありません。 リンクの速度が低下しています。 |
DSP メーター
サーバーアイコンのメーターバーは、サーバーの各コアの DSP 使用率を示します。コアごとに 1 つのメーターがあります。
バーの塗りつぶされた部分は、コアごとの平均 DSP 使用率を表示します。黄色の線はピーク使用率を示し、線の上にパーセントでも表示されます。一部のプラグインでは、DSP の平均とピークの比率が高くなることがあります。これにより過負荷(一時的または継続的)が発生し、音切れの原因になることがあります。このような CPU 負荷の高いプラグインを多数追加すると、ピークと平均のインジケーターの差が開いていきます。このような場合は、一部のプラグインを無効にするか、削除する必要があります。
| 平均 | ピーク | ステータス |
|---|---|---|
| 緑 | DSP のピーク値:1%〜84% | システムは安定しています。さらにプラグインを追加できます。 |
| 黄 | DSP のピーク値:1%〜84% | メーターのステータスを監視し、一部のプラグインの削除やネットワークバッファーサイズの拡大に備えてください。 |
| 黄 | DSP のピーク値:85%〜99% | DSP メーターのステータスを監視してください。一部のプラグインを削除するか、ネットワークバッファーサイズを大きくしてください。 |
| 赤 | DSP の負荷が限界を超えています。負荷の高いプラグインをすぐに削除してください。 |
CPU 温度 サーバーのコアの温度を、摂氏と華氏で表示します。温度の上限については、デバイスのユーザーガイドを参照してください。
動作範囲:周囲温度 0〜35°C、サーバーの CPU の動作温度 80°C 未満
プライマリーサーバーが故障した場合に備えて冗長性を確保するには、2 台目のサーバーをアサインします。2 台目のサーバーへの切り替えは自動的に行われ、切り替えにかかる時間はセッションのサイズによって異なります。この間、サウンドはミュートされます。冗長サーバーは、インベントリーで「Backup」と表示されます。
サーバーグループの 2 台目のサーバーは、冗長性のためだけに使用します。サーバーグループのアクティブサーバーは 1 台だけです。
冗長性のテスト(Test Redundancy)
このテストでは、セッションをメインサーバーとバックアップサーバーでそれぞれ個別に実行し、どちらも問題なくセッションを処理できることを確認します。バックアップサーバーがセッションの処理に必要な性能を満たせない場合、メインサーバーが故障したときにセッションが正常に動作しない可能性があります。
テストの結果は、合格または不合格のどちらかです。冗長サーバーが合格すれば問題ありません。不合格の場合は、より高速な冗長サーバーにアップグレードするか、セッション内のプラグインの数を減らす必要があります。
サーバーグループは任意のミキサーチャンネルにアサインでき、そのチャンネルのすべてのプラグイン処理は指定したサーバーで行われます。これにより、DSP の負荷をサーバー間で分散して、最適なパフォーマンスを引き出すことができます。DSP 負荷の高いプラグインラックを別々のサーバーグループにアサインして、負荷を分散できます。DSP 負荷の高いチャンネルを性能の高いサーバーにアサインし、軽いラックを古いサーバーや性能の低いサーバーにアサインすることもできます。
サーバーグループは、Patch ウィンドウの内部 Patch View(図を参照)でアサインします。ここでは、すべてのサーバーグループのアサインの概要を確認できます。
Channel ウィンドウのプラグインラックの上部にあるサーバーアサインのドロップダウンメニューを使用して、選択したチャンネルにサーバーグループをアサインすることもできます。
Mixer ウィンドウでは、アサインされたサーバーグループがチャンネル名の下に表示されます。Mixer ウィンドウから、サーバーグループのアサインを設定することはできません。
参照元記事:eMotion LV1 Classic Console User Guide – Servers(Waves)