Universal Audio Native - 3. UADプラグインでのMIDIラーンの使用

Universal Audio Native - 3. UADプラグインでのMIDIラーンの使用

MIDIラーン(MIDI Learn)を使うと、MIDIコントローラーのノブ、フェーダー、その他のコンティニュアスコントローラー(CC)を、UADプラグインやUADインストゥルメントのコントロールにすばやく割り当てることができます。

各プラグイン/インストゥルメントのインスタンスは、それぞれ固有のMIDIマッピングを持ちます。1つのプラグイン内では、1つのMIDI CCを1つのコントロールにのみ割り当てられます。CCを再割り当てすると、そのプラグインにおける以前のマッピングは自動的に削除されます。ただし、同じMIDI CCを使って、複数のプラグインやインストゥルメントのパラメーターを同時にコントロールすることは可能です。

注:MIDIラーンはLUNAでは利用できません。



対応するMIDIコントローラー

お使いのDAWに対応した一般的なMIDIコントローラーハードウェアであれば使用できます。まず、MIDIコントローラーからプラグインへMIDIが送信されていることを確認してください。各DAWでの具体的な設定については、後述の「DAWでのMIDIラーン設定」を参照してください。



MIDIラーン クイックスタート

プラグインまたはインストゥルメントのコントロールを、物理コントロール(MIDI CC)に割り当てる基本的な手順は次のとおりです。

MIDIインジケーターは、コントローラーが操作されると点灯し、プラグインまたはインストゥルメントがMIDIコントローラーからの入力を受信し、ラーン(学習)の準備ができていることを示します。


MIDIマッピングを作成する

UADプラグインまたはUADインストゥルメントで、上部バーのMIDI Learnをクリックします。「Touch a control to begin(コントロールに触れて開始)」というメッセージが表示されます。

割り当てたいプラグインのコントロールに触れます。この例では、Feedbackノブに触れています。

コントローラー上のノブまたはスライダーを動かします。MIDIコントローラーがプラグインのコントロールに即座に割り当てられます。この例ではCC 36を動かし、Feedbackをコントロールするようになりました。

これらの手順を繰り返して、追加のコントロールを割り当てます。各コントロールは即座に割り当てられ、プラグインとともに保存されます。


デフォルトの割り当て

時間を節約できるよう、UADインストゥルメントはデフォルトで一般的なMIDIマップに対応しています。MIDIラーンを使って、デフォルトの割り当てを独自のマッピングに置き換えることができます。カスタムMIDIマッピングをクリアすると、そのコントロールはデフォルトの割り当てにリセットされます。

ヒント:デフォルトのマッピングはUADインストゥルメントにのみ適用されます。UADプラグインエフェクトにはデフォルトの割り当てはありません。


MIDIマッピングを置き換える

MIDIマッピングは簡単に置き換えられます。MIDI Learnをクリックし、プラグインまたはインストゥルメントのコントロールに触れてから、コントローラー上の別のコントロールを動かすだけです。新しいマッピングが古いマッピングを自動的に置き換えます。


MIDIマッピングをクリアする

MIDIマッピングは、コントロールをクリックするか、プラグインのOptionsメニューを使ってクリアできます。Optionsメニューからは、すべてのマッピング、または個別のマッピングをクリアできます。

コントロールをクリックしてMIDIマッピングをクリアする

MIDIマッピングをクリアするには、MIDI Learnをクリックし、プラグイン内でマッピングされているコントロールをクリックして、CCの左側にあるXをクリックします。

OptionsメニューからカスタムMIDIマッピングを表示する

OptionsメニューからMIDIマッピングをクリアするには、プラグインツールバーの•••をクリックします。

  • 個別のMIDIマッピングをクリアするには、MIDI > MIDI Mappings > [対象のMIDIマッピング]> Clearを選択します。
  • プラグインまたはインストゥルメントのすべてのMIDIマッピングをクリアするには、MIDI > Clear all MIDI Mappingsを選択します。


MIDIマッピングの保存と読み込み

プラグインまたはインストゥルメントの現在のカスタムMIDI割り当てをすべて含むファイルとして、MIDIマッピングを保存できます。保存したカスタムMIDI割り当ては、同じプラグインまたはインストゥルメントの他のインスタンスに読み込むことができます。メニューを使って、後で読み込めるようマッピングを保存してください。

注:現在のMIDIマッピングは、DAWのプロジェクトやセッション内で、現在のプラグインまたはインストゥルメントのインスタンスとともに常に自動的に保存されます。

MIDIマッピングを保存するには

  • プラグインツールバーの•••をクリックしてOptionsメニューを開きます。
  • MIDI > Save MIDI Mappingsを選択し、Saveをクリックします。

MIDIマッピングは、現在のプラグインまたはインストゥルメント用のMIDI Mappingsフォルダーに自動的に保存されます。

MIDIマッピングを読み込むには

  • プラグインツールバーの•••をクリックしてOptionsメニューを開きます。
  • MIDI > Load MIDI Mappingsを選択します。
  • 読み込むMIDI Mappingsファイルを選択し、Openをクリックします。

MIDIマッピングが現在のプラグインまたはインストゥルメントに適用されます。


MIDI Mappingsフォルダーの場所

MIDIマッピングは、デフォルトで以下のフォルダーに保存されます。

macOS:Users/[username]/Documents/Universal Audio/Plug-Ins/MIDI Mappings/[plug-in ID]

Windows:[drive]:\Users\[username]\Documents\Universal Audio\Plug-Ins\MIDI Mappings\[plug-in ID]



DAWでのMIDIラーン設定

一部のDAWでは、MIDIラーン機能のために追加の設定が必要です。


FL Studio

FL Studioでは、コントローラーが特定のMIDIポートで送信するように設定する必要があります。MIDIコントローラーを有効にし、Options > MIDI SettingsでMIDI入力ポートを設定します。
MIDI Learnをクリックする前に、プラグインまたはインストゥルメント側で、コントローラーのMIDI入力ポートと一致するMIDI入力ポートを設定します。手順は次のとおりです。

  • プラグイン上部バーのギアアイコン(Detailed Settings)をクリックします。
  • Plugin Optionsボタンをクリックします。
  • MIDI入力ポートを設定します。
  • プラグインのエディター画面に戻るには、再度ギアアイコン(Detailed Settings)をクリックします。

Logic Pro Audio

Logic Pro Audioでは、MIDIコントローラーがMIDI入力デバイスとして認識されていることを確認します。Settings > MIDI > Inputsで、有効にしたいデバイスを「On」にします。

Logic Pro AudioでのMIDIラーン(UADインストゥルメントとUADプラグインの両方)は、Software Instrumentトラックでのみ対応しています。


Ableton Live

Ableton Liveでは、MIDIコントローラーがトラック入力用に有効になっていることを確認します。Settings > Link, Tempo, & MIDIを開きます。Input Portsセクションで、デバイスのTrack入力を有効にします。

インストゥルメントトラック

UADインストゥルメントでMIDI Learnをクリックする前に:

  • インストゥルメントトラックにUADインストゥルメントを立ち上げます。
  • トラックのMIDI Fromで、使用したいデバイスを選択するか、All Insを使用します。
  • トラックをアーム(録音待機)します。

オーディオトラック(VST3プラグインの場合)

プラグインでMIDI Learnをクリックする前に:

  • MIDIトラックを作成します。
  • トラックのMIDI Fromメニューで、使用したいデバイス(またはAll Ins)を選択します。
  • オーディオトラックまたはFX SendにUADプラグインを立ち上げます。
  • MIDIトラックのMIDI Toメニューで、コントロールしたいプラグインを選択します。
  • MIDIトラックをアームします。

注:Ableton Liveでは、すべてのAUエフェクトがMIDI入力に対応しているわけではありません。完全なMIDIラーン対応のためには、Ableton LiveではVST3のUADオーディオプラグインを使用してください。


Cubase

Cubaseでは、MIDIコントローラーのMIDI入力が有効になっていることを確認します。Studio > Studio Setupに進み、MIDI Port Setupを選択し、コントローラーのMIDI Inが有効になっていることを確認します。

インストゥルメントトラック

プラグインでMIDI Learnをクリックする前に、インストゥルメントトラックが、使用しているコントローラーまたはAll MIDI InputsからのMIDIを受け取るように設定されていることを確認してください。

オーディオトラック

プラグインでMIDI Learnをクリックする前に:

  • オーディオトラックまたはFXトラックにUADプラグインを立ち上げます。
  • MIDIトラックを作成します。
  • MIDI Outputsメニューで、コントロールしたいプラグインを選択します。
  • MIDI入力をお使いのデバイス、またはAll MIDI Inputsに設定します。

Pro Tools

Pro Toolsでは、MIDIコントローラーが設定されていることを確認します。Setup > MIDI > MIDI Input Enableで、使用したいコントローラーを選択します。

インストゥルメントトラック

UADインストゥルメントがコントローラーからMIDIを受信しない場合は、View > Edit Window Viewsを選択し、Instrumentsビューを有効にします。MIDIルーティングがトラックのインストゥルメントに適切にマッピングされていることを確認してください。MIDIルーティングはインストゥルメントを立ち上げた際にデフォルトで割り当てられますが、トラックのインストゥルメントが変更・再割り当てされると、このルーティングも変わることがあります。

オーディオトラック

MIDI Learnをクリックする前に:

  • MIDIトラックとオーディオトラックを作成します。
  • オーディオトラックにUADプラグインを追加します。
  • Mixビューで、MIDIトラックのI/Oに移動し、Outputドロップメニューから、プラグインを含むオーディオトラックを選択します。
  • プラグイン名を選択し、MIDIチャンネル1に割り当てます。
  • MIDIトラックを録音待機(レコードアーム)します。

Studio One

コントローラーが認識されていることを確認します。Studio Oneの起動時にMIDIデバイスが自動的にスキャンされます。起動後にデバイスを追加するには、Preferences > External Devicesで行います。

インストゥルメントトラック

UADインストゥルメントでMIDI Learnをクリックする前に:

  • インストゥルメントトラックにUADインストゥルメントを立ち上げます。
  • トラックのInputメニューで、使用したいデバイスを選択するか、All Inputsを使用します。
  • トラックをアームします。

オーディオトラック(VST3プラグインの場合)

プラグインでMIDI Learnをクリックする前に:

  • インストゥルメントトラックを作成します。
  • トラックのInputメニューで、使用したいデバイス(またはAll Ins)を選択します。
  • オーディオトラックまたはFX SendにUADプラグインを立ち上げます。
  • インストゥルメントトラックのOutputメニューで、コントロールしたいプラグインを選択します。
  • インストゥルメントトラックをアームします。

注:Studio Oneでは、すべてのAudio Unitsエフェクトが MIDI入力に対応しているわけではありません。完全なMIDIラーン対応のためには、VST3のUADプラグインを使用してください。


参照元情報:Using MIDI Learn in UAD Plug-Ins
https://help.uaudio.com/hc/en-us/articles/38338846512276-Using-MIDI-Learn-in-UAD-Plug-Ins

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