このセクションでは、Traktor X1 MK3のハードウェアについて概要を説明します。主にTraktor Proのエフェクトの創造的な可能性を引き出すために設計されていますが、トラックのブラウズやミキシング、Hotcueの使用、Pattern Playerの操作なども行えます。
トップパネルは、左右対称のレイアウトを持つ4つの機能セクションに分かれています。
1. エフェクト・ミキサーセクション(Effects and Mixer Section)
このセクションでは、左右2つのFXユニットを直接コントロールできます。それぞれの側には、視覚的なフィードバックを直接提供する専用のFXディスプレイ、エフェクトをデッキに割り当てるアサインボタン、そしてエフェクトを操作するための4つのボタンとノブがあります。中央のModeディスプレイには現在のモードの情報が表示され、その上のボタンでモードを切り替えます。ミキサーモードでは、このセクションはEQとボリュームをコントロールする専用のミキサーになります。また、このセクションを使用してPattern Playerをコントロールすることもできます。
関連セクション:エフェクトコントロール(Effect Control)、パターンプレイヤーの使用(Using the Pattern Player)、ミキサーコントロール(Mixer Control)
2. ループ・ブラウズセクション(Loop and Browse Section)
このセクションでは、ループの設定や長さ・位置の変更、Traktorのトラックコレクションのブラウズを行えます。各デッキ専用のディスプレイには、ループの状態やトラックの残り時間などの重要な情報が表示されます。SHIFTボタンは多くのコントロールと組み合わせることで、デバイス全体のセカンダリ機能にアクセスできます。
3. Hotcueボタン(Hotcue Buttons)
デフォルトでは、4つの多機能ボタンによってHotcueの設定とジャンプが行えます。これらのボタンは、Traktor Proソフトウェアの環境設定でさまざまな機能にカスタマイズできます。
4. トランスポートセクション(Transport Section)
デバイス下部には、専用のCue、Start、Stop、Syncボタンがあります。

リアパネルは、コントローラーとコンピューターを接続する部分で、パワードUSBハブを内蔵しています。

コントローラーのボトムパネルには、左右それぞれに独立したLEDライトが備わっており、各デッキの視覚的なフィードバックをさらに提供します。デフォルトでは、ループがアクティブな場合に緑色のライトが点灯します。トラックの終わりが近づくと、赤色のライトが点滅します。この機能は、Traktor Proソフトウェアの環境設定でオン・オフを切り替えられます。
参照元情報:Hardware Overview
https://www.native-instruments.com/ni-tech-manuals/traktor-x1-mk3-manual/en/hardware-overview