本機には (SOUND)、(MAIN)、(TEMPO) の3つの主要モードがあります。
SOUND は、各パッドに割り当てるサンプルを決めたり、不要なものを削除したり、音量やピッチといった基本的なパラメーターを調整したりするモードです。K.O.II は最大999個、または128 MBのいずれか早い方までサンプルを保存できます。
パッドにサンプルを読み込むには、グループ (GROUPA)〜(GROUPD) のいずれかを選び、続けてパッドを選択します。
(minus) または (plus) を押すと、そのパッドのサウンドを変更できます。
あるいは、(sound) を押しながらパッドで希望のサウンド番号を入力することもできます。
プロのヒント!サウンドモード中にパッドを長押しすると、サンプル名をプレビューできます。ただし名前が付くのは EP sample tool でインポートまたはリネームしたサンプルのみです。
(knob X) ノブで音量(AMP)を調整します。
(knob Y) ノブでピッチ(PTC)を調整します。
(SHIFT) を押しながら (minus)/(plus) を押すと、サンプル番号を1つずつではなく10単位で移動できます。
キックは1〜99、スネアは100〜199、ハイハットは200〜299、パーカッションは300〜399、ベースは400〜499、メロディサウンドは500〜599に格納されています。
工場出荷時の K.O.II には300以上のサンプルがあらかじめ収録されていますが、もちろん自分で録音したり、EP sample tool を使ってサンプルをデバイスにダウンロードしたりすることもできます!
SOUND モードではサウンドの編集も行えます。これらの編集は選択中のプロジェクト内のみに反映され、サンプル自体には書き戻されません。
編集したいサウンドを選択し、(SHIFT) + (SOUND) を押します。このメニュー内では6つの編集モードを切り替えられます。
(minus) と (plus) で編集モードを切り替えます。
(SHIFT) + (SOUND) を押すとサウンド編集に入ります。
(minus) と (plus) でサウンド編集モードを切り替えます。
(SHIFT) と (SOUND) を2秒間押し続けると、現在のサウンドに加えた編集内容が保存されます。
sound(サウンド)では、サンプルの再生方法やステレオミックス内での定位を調整できます。
(knob X) ノブで、サンプルの再生モードを oneshot・key・legato の間で切り替えます。
oneshot はモノフォニックで、サンプル全体を一度に1つずつ再生します。
key はポリフォニックで、同じサンプルを同時に複数再生できます。キーボードのように同じサンプルを演奏するのに最適です!
legato はモノフォニックで、サンプルを一度に1つずつ再生します。押さえたまま音程を変えると、直前に再生していた位置から続けて再生されます。
(knob Y) ノブでパンを調整します。パンはサンプルを左・右・中央のどのオーディオチャンネルで再生するかを段階的に調整します。
trim(トリム)は、サンプルの開始点と終了点を細かく調整し、必要な部分だけをすぐに再生できるようにする機能です!
(knob X) ノブでサンプルの開始点を、(knob Y) ノブでサンプルの長さを調整します。
トリムメニュー内で (shift) と (sound) を押し続けると、トリムした位置がサンプルに保存されます。これによりファイルが上書きされ、元に戻すことはできません。
envelope(エンベロープ)は、サンプルの再生時のフェードイン・フェードアウトを思いどおりに調整する機能です。柔らかいパッド音や、切れの良いスネアなどを作れます!
(knob X) ノブでアタックを調整します。アタックにより、サンプルをフェードインさせたり、録音時のまま再生させたりできます。
(knob Y) ノブでリリースを調整します。リリースにより、パッドを離した後もサンプルを鳴らし続けたり、即座に止めたりできます。
time(タイム)モードは、サンプルの BPM をプロジェクトの BPM に合わせられる強力な機能です!
(knob X) ノブでタイムストレッチモード(BPM、BAR、reverse)を設定します。
BPM は、サンプルをプロジェクトのテンポに合わせて伸縮させます。そのためにはサンプル自体の BPM を設定しておく必要があります。
BAR は、選択した小節数のプロジェクトのテンポに合わせてサンプルを自動的に伸縮させます。1小節を選べばサンプルは1小節分の長さに、2小節を選べば2小節分の長さに引き伸ばされます。
reverse はサンプルを逆再生します。
(knob Y) ノブでサンプルのテンポ(BPM)またはサンプルの長さ(BAR)を設定します。
プロのヒント!入力されたオーディオのテンポを検出するには (sample) と (tempo) を押し続けます。
MIDI は、K.O.II を他の楽器と接続できるプロトコルです。K.O.II 側、楽器側、あるいは両方をコントロールできます!
(knob X) ノブで、パッドが送受信する MIDI チャンネルを設定します。これにより複数の外部音楽機器を接続し、異なるパッドからそれぞれ個別にノートデータを送信できます!
(knob Y) ノブで MIDI ルートノートを設定します。これによりサンプルの MIDI ルートノートを設定し、デバイス側のルートノートとサンプル側のルートノートを一致させることができます。
MIDI の設定方法や送受信される MIDI メッセージの詳細については、MIDI チャートをご覧ください。
ミュートグループを使うと、同時に鳴らしたくないサンプルをまとめてグループ化できます。ミュートグループ内のサンプルを再生すると、最後に押した音だけが鳴り、それ以前に鳴っていた音はすべてカットされます。
パッドが選択されていない状態では、すべてのパッドが点滅します。パッドを押すとミュートグループに追加されます。ミュートグループに含まれるパッドは点灯します。
main はホーム画面のようなもので、常に立ち返る場所です。ここでプロジェクト、シーン、パターンを管理します。また曲の構成を組んだり、録音したり、ライブ演奏したりする場もここです。
K.O.II はステップ単位でシーケンスします。ステップを移動するには (minus) と (plus) を押します。
(MAIN) を押しながら (minus) と (plus) で シーン 01〜99 を選択します。
プロのヒント!(main) を押しながらテンキーで番号を入力すると、特定のシーンに直接切り替えられます。
グループ (GROUPA)〜(GROUPD) のいずれかを押しながら (minus) と (plus) を押す、またはパッドで番号を入力してパターンを選択します。
プロのヒント!複数のグループを同時に押すと、それらのパターンをまとめて変更できます。
デフォルトではフェーダーはグループレベルを制御しますが、(FADER) を押しながらパッド上部に印字されたオプションを選ぶことで、別の機能に割り当て直せます。
(shift) + (GROUPA) を押すと、次に使用できる空のパターンが見つかります。
(SHIFT) + (GROUPB) を押すと元に戻せます。アンドゥが可能なときは、傘のアイコンが点灯して知らせてくれます。
(SHIFT) + (GROUPC) を押すとコピーできます。1回押すと小節(BAR)単位、2回押すとパターン単位でコピーされ、現在の小節がコピーされます。
プロのヒント!(SHIFT) と (minus)/(plus) で小節間を移動できます。
(SHIFT) + (GROUPD) を押すと貼り付けできます。
(SHIFT) + (MAIN) を押すとコミットできます。これにより現在のシーンが複製され、次に進む前にアイデアを保存しておけます!
(MAIN) を押しながらパッド1〜9を選ぶと、プロジェクトを切り替えられます。
(KNOB X) ノブを回して入力音量を調整します。
(KNOB Y) ノブを回して内蔵FXへのセンドレベルを調整します。
曲を自動で再生させたいときに便利なのが song mode(ソングモード)です!曲の長さは最大99シーンまで設定できます。
(main) を押しながら (enter) パッドを押すと、ソングリストエディターに入ります。
ソングリストエディター内では、画面に現在のソングポジションが表示されます。
次のソングポジションに進むには (plus)、前のソングポジションに戻るには (minus) を押します。
(shift) を押しながら (GROUPA) を押すと、ソングリストに新しいシーンを追加できます。曲の構成を作り始めた時点では、ソングリストにはシーンが1つだけ入っています。
(shift) を押しながら (minus) または (plus) を押すと、現在のソングポジションで再生されるシーンを切り替えられます。
ソングリストエディター内で (shift) を押しながら (C) を押すと、現在のシーンをクリップボードに切り取れます。
(shift) を押しながら (D) を押すと、選択したソングポジションにシーンを挿入できます。
(play) を押すと、現在選択しているソングポジションから曲が再生されます。
(shift) + (play) を押すと、曲の最初から再生されます。
Basement Jaxx は「思っているテンポよも3 BPM上げるとヒット曲になる」と言いました。このボタンで曲のテンポを設定して試してみましょう。
(tempo) ボタンを押すとテンポモードに入ります。
プロのヒント!(tempo) をタップするとタップテンポで設定できます。
(knob X) ノブで BPM を調整します。テンポの範囲は最低40 BPMから最高399 BPMです。
プロのヒント!(knob X) ノブでの調整範囲は60〜180 BPMですが、数値を直接入力すれば40〜399 BPMまでフルレンジで設定できます!
(knob Y) ノブで録音時のメトロノーム音量を調整します。
プロのヒント!再生中にもメトロノームを鳴らしたい場合は、システム設定から有効にできます。
(TEMPO) を押しながらテンキーで希望のテンポ値を入力します。
プロのヒント!( . ) を使うと、120.51 BPM のように小数点以下のテンポも設定できます。
拍子は 4/4 のようなシンプルなものから、変わった拍子まで自由に設定できます。
(MAIN) + (TEMPO) を押すと、現在のパターンの拍子を変更できます。
(knob X) と (knob Y) ノブで拍子を調整します。
気に入った音源のテンポに曲を合わせたいときは、ライン入力や内蔵マイクから入力したオーディオのテンポを検出できます!
(SAMPLE) と (TEMPO) を押し続けると、入力オーディオの検出が始まります。ライン入力またはマイクに向けて音源を再生してください。K.O.II が音を検出してテンポを見つけ、画面に表示した上でプロジェクトのテンポをそれに合わせて設定します。
参照元情報:EP–133 guide: modes - teenage engineering
https://teenage.engineering/guides/ep-133/modes