teenage engineering EP-133 K.O. II - 8. モード

teenage engineering EP-133 K.O. II - 8. モード

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8. モード(modes)

本機には (SOUND)、(MAIN)、(TEMPO) の3つの主要モードがあります。


8.1 サウンド(sound)

SOUND は、各パッドに割り当てるサンプルを決めたり、不要なものを削除したり、音量やピッチといった基本的なパラメーターを調整したりするモードです。K.O.II は最大999個、または128 MBのいずれか早い方までサンプルを保存できます。

サンプルを読み込む

パッドにサンプルを読み込むには、グループ (GROUPA)〜(GROUPD) のいずれかを選び、続けてパッドを選択します。

サウンドを変更する

(minus) または (plus) を押すと、そのパッドのサウンドを変更できます。

サウンドを入力する

あるいは、(sound) を押しながらパッドで希望のサウンド番号を入力することもできます。
プロのヒント!サウンドモード中にパッドを長押しすると、サンプル名をプレビューできます。ただし名前が付くのは EP sample tool でインポートまたはリネームしたサンプルのみです。

音量

(knob X) ノブで音量(AMP)を調整します。

ピッチ

(knob Y) ノブでピッチ(PTC)を調整します。

10単位で移動する

(SHIFT) を押しながら (minus)/(plus) を押すと、サンプル番号を1つずつではなく10単位で移動できます。

デフォルトのサンプル配置

キックは1〜99、スネアは100〜199、ハイハットは200〜299、パーカッションは300〜399、ベースは400〜499、メロディサウンドは500〜599に格納されています。
工場出荷時の K.O.II には300以上のサンプルがあらかじめ収録されていますが、もちろん自分で録音したり、EP sample tool を使ってサンプルをデバイスにダウンロードしたりすることもできます!
SOUND モードではサウンドの編集も行えます。これらの編集は選択中のプロジェクト内のみに反映され、サンプル自体には書き戻されません。


8.2 サウンド編集(sound edit)

編集したいサウンドを選択し、(SHIFT) + (SOUND) を押します。このメニュー内では6つの編集モードを切り替えられます。
(minus) と (plus) で編集モードを切り替えます。

サウンド編集に入る

(SHIFT) + (SOUND) を押すとサウンド編集に入ります。

編集モードを変更する

(minus) と (plus) でサウンド編集モードを切り替えます。

サウンド編集を保存する

(SHIFT) と (SOUND) を2秒間押し続けると、現在のサウンドに加えた編集内容が保存されます。

8.2.1 サウンド(sound)モード

sound(サウンド)では、サンプルの再生方法やステレオミックス内での定位を調整できます。

再生モード

(knob X) ノブで、サンプルの再生モードを oneshot・key・legato の間で切り替えます。

oneshot

oneshot はモノフォニックで、サンプル全体を一度に1つずつ再生します。

key

key はポリフォニックで、同じサンプルを同時に複数再生できます。キーボードのように同じサンプルを演奏するのに最適です!

legato

legato はモノフォニックで、サンプルを一度に1つずつ再生します。押さえたまま音程を変えると、直前に再生していた位置から続けて再生されます。

パン

(knob Y) ノブでパンを調整します。パンはサンプルを左・右・中央のどのオーディオチャンネルで再生するかを段階的に調整します。

8.2.2 トリム(trim)

trim(トリム)は、サンプルの開始点と終了点を細かく調整し、必要な部分だけをすぐに再生できるようにする機能です!

開始点と終了点

(knob X) ノブでサンプルの開始点を、(knob Y) ノブでサンプルの長さを調整します。

サンプルをクロップする

トリムメニュー内で (shift) と (sound) を押し続けると、トリムした位置がサンプルに保存されます。これによりファイルが上書きされ、元に戻すことはできません。

8.2.3 エンベロープ(envelope)

envelope(エンベロープ)は、サンプルの再生時のフェードイン・フェードアウトを思いどおりに調整する機能です。柔らかいパッド音や、切れの良いスネアなどを作れます!

アタックとリリース

(knob X) ノブでアタックを調整します。アタックにより、サンプルをフェードインさせたり、録音時のまま再生させたりできます。
(knob Y) ノブでリリースを調整します。リリースにより、パッドを離した後もサンプルを鳴らし続けたり、即座に止めたりできます。

8.2.4 タイム(time)

time(タイム)モードは、サンプルの BPM をプロジェクトの BPM に合わせられる強力な機能です!

タイムストレッチモード

(knob X) ノブでタイムストレッチモード(BPM、BAR、reverse)を設定します。

BPM

BPM は、サンプルをプロジェクトのテンポに合わせて伸縮させます。そのためにはサンプル自体の BPM を設定しておく必要があります。

BAR

BAR は、選択した小節数のプロジェクトのテンポに合わせてサンプルを自動的に伸縮させます。1小節を選べばサンプルは1小節分の長さに、2小節を選べば2小節分の長さに引き伸ばされます。

reverse

reverse はサンプルを逆再生します。

テンポ

(knob Y) ノブでサンプルのテンポ(BPM)またはサンプルの長さ(BAR)を設定します。

サンプルテンポ

プロのヒント!入力されたオーディオのテンポを検出するには (sample) と (tempo) を押し続けます。

8.2.5 MIDI

MIDI は、K.O.II を他の楽器と接続できるプロトコルです。K.O.II 側、楽器側、あるいは両方をコントロールできます!

MIDIチャンネル

(knob X) ノブで、パッドが送受信する MIDI チャンネルを設定します。これにより複数の外部音楽機器を接続し、異なるパッドからそれぞれ個別にノートデータを送信できます!

ルートノート

(knob Y) ノブで MIDI ルートノートを設定します。これによりサンプルの MIDI ルートノートを設定し、デバイス側のルートノートとサンプル側のルートノートを一致させることができます。
MIDI の設定方法や送受信される MIDI メッセージの詳細については、MIDI チャートをご覧ください。

8.2.6 ミュートグループ(mute group)

ミュートグループを使うと、同時に鳴らしたくないサンプルをまとめてグループ化できます。ミュートグループ内のサンプルを再生すると、最後に押した音だけが鳴り、それ以前に鳴っていた音はすべてカットされます。

ミュートグループ内のパッド

パッドが選択されていない状態では、すべてのパッドが点滅します。パッドを押すとミュートグループに追加されます。ミュートグループに含まれるパッドは点灯します。


8.3 メイン(main)

main はホーム画面のようなもので、常に立ち返る場所です。ここでプロジェクト、シーン、パターンを管理します。また曲の構成を組んだり、録音したり、ライブ演奏したりする場もここです。
K.O.II はステップ単位でシーケンスします。ステップを移動するには (minus) と (plus) を押します。

シーンを選択する

(MAIN) を押しながら (minus) と (plus) で シーン 01〜99 を選択します。
プロのヒント!(main) を押しながらテンキーで番号を入力すると、特定のシーンに直接切り替えられます。

パターンを選択する

グループ (GROUPA)〜(GROUPD) のいずれかを押しながら (minus) と (plus) を押す、またはパッドで番号を入力してパターンを選択します。
プロのヒント!複数のグループを同時に押すと、それらのパターンをまとめて変更できます。

フェーダー

デフォルトではフェーダーはグループレベルを制御しますが、(FADER) を押しながらパッド上部に印字されたオプションを選ぶことで、別の機能に割り当て直せます。

新規パターン

(shift) + (GROUPA) を押すと、次に使用できる空のパターンが見つかります。

アンドゥ

(SHIFT) + (GROUPB) を押すと元に戻せます。アンドゥが可能なときは、傘のアイコンが点灯して知らせてくれます。

コピー

(SHIFT) + (GROUPC) を押すとコピーできます。1回押すと小節(BAR)単位、2回押すとパターン単位でコピーされ、現在の小節がコピーされます。
プロのヒント!(SHIFT) と (minus)/(plus) で小節間を移動できます。

ペースト

(SHIFT) + (GROUPD) を押すと貼り付けできます。

コミット

(SHIFT) + (MAIN) を押すとコミットできます。これにより現在のシーンが複製され、次に進む前にアイデアを保存しておけます!

プロジェクトを切り替える

(MAIN) を押しながらパッド1〜9を選ぶと、プロジェクトを切り替えられます。

入力ゲイン

(KNOB X) ノブを回して入力音量を調整します。

センドレベル

(KNOB Y) ノブを回して内蔵FXへのセンドレベルを調整します。

8.3.1 ソングモード(song mode)

曲を自動で再生させたいときに便利なのが song mode(ソングモード)です!曲の長さは最大99シーンまで設定できます。

ソングリストエディターに入る

(main) を押しながら (enter) パッドを押すと、ソングリストエディターに入ります。

ソングポジション

ソングリストエディター内では、画面に現在のソングポジションが表示されます。

次のソングポジション

次のソングポジションに進むには (plus)、前のソングポジションに戻るには (minus) を押します。

ソングリストに追加する

(shift) を押しながら (GROUPA) を押すと、ソングリストに新しいシーンを追加できます。曲の構成を作り始めた時点では、ソングリストにはシーンが1つだけ入っています。

シーンを変更する

(shift) を押しながら (minus) または (plus) を押すと、現在のソングポジションで再生されるシーンを切り替えられます。

シーンを切り取る

ソングリストエディター内で (shift) を押しながら (C) を押すと、現在のシーンをクリップボードに切り取れます。

シーンを挿入する

(shift) を押しながら (D) を押すと、選択したソングポジションにシーンを挿入できます。

再生する

(play) を押すと、現在選択しているソングポジションから曲が再生されます。

最初から再生する

(shift) + (play) を押すと、曲の最初から再生されます。


8.4 テンポ(tempo)

Basement Jaxx は「思っているテンポよも3 BPM上げるとヒット曲になる」と言いました。このボタンで曲のテンポを設定して試してみましょう。

テンポ

(tempo) ボタンを押すとテンポモードに入ります。
プロのヒント!(tempo) をタップするとタップテンポで設定できます。

BPM

(knob X) ノブで BPM を調整します。テンポの範囲は最低40 BPMから最高399 BPMです。
プロのヒント!(knob X) ノブでの調整範囲は60〜180 BPMですが、数値を直接入力すれば40〜399 BPMまでフルレンジで設定できます!

メトロノーム音量

(knob Y) ノブで録音時のメトロノーム音量を調整します。
プロのヒント!再生中にもメトロノームを鳴らしたい場合は、システム設定から有効にできます。

BPMを直接入力する

(TEMPO) を押しながらテンキーで希望のテンポ値を入力します。
プロのヒント!( . ) を使うと、120.51 BPM のように小数点以下のテンポも設定できます。

8.4.1 拍子(time signature)

拍子は 4/4 のようなシンプルなものから、変わった拍子まで自由に設定できます。

拍子を変更する

(MAIN) + (TEMPO) を押すと、現在のパターンの拍子を変更できます。

拍子を調整する

(knob X) と (knob Y) ノブで拍子を調整します。

8.4.2 テンポマッチ(tempo match)

気に入った音源のテンポに曲を合わせたいときは、ライン入力や内蔵マイクから入力したオーディオのテンポを検出できます!

テンポを検出する

(SAMPLE) と (TEMPO) を押し続けると、入力オーディオの検出が始まります。ライン入力またはマイクに向けて音源を再生してください。K.O.II が音を検出してテンポを見つけ、画面に表示した上でプロジェクトのテンポをそれに合わせて設定します。


参照元情報:EP–133 guide: modes - teenage engineering
https://teenage.engineering/guides/ep-133/modes

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