SoundID Reference 用の Virtual Monitoring PRO(VM PRO)は、スタジオ(スタジオモニター)、車、リビングルームなど、ご自身のルーム(またはアクセスできる任意のルーム)をヘッドフォン上で限りなくリアルにシミュレートするためのもので、どこにいても自分のスタジオを持ち運べるようになります。
SoundID Reference Virtual Monitoring PRO を使用するには、次の動作環境を満たしていることを確認してください。
注意:Virtual Monitoring PRO 製品ライセンスには Virtual Monitoring Add-on の機能も含まれます。Virtual Monitoring Add-on の動作環境もあわせてご確認ください。
Virtual Monitoring PRO ソフトウェアを使用するには、Virtual Monitoring PRO 製品ライセンスをユーザーアカウントに追加する必要があります。
注意:SoundID Reference と Virtual Monitoring PRO で別々のライセンス/キーをお持ちの場合は、各キーを個別に登録・アクティベーションしてください。
Virtual Monitoring PRO へのアップグレードを購入済みの場合は、How to upgrade a Sonarworks product license のアップグレード手順に従ってください。
Virtual Monitoring PRO の測定プロセスは、専用の SoundID Virtual Monitoring PRO Measure アプリで行う 6 つの段階で構成されます。
このプロセスでは、EREF バイノーラルマイクがコンピューターに接続されていることを確認し、使用可能にする前にソフトウェアがマイクの検出を行います。バイノーラルマイクが検出されると、信号の確認プロセスが始まります。ソフトウェアが入力信号を確認できるよう、各バイノーラルマイクを軽くタップしてください。このプロセス中、バイノーラルマイクは常に両耳に装着したままにします。
注意:Windows では、EREF In-ear マイクの Audio enhancements が Off に設定されていることを確認してください。
このセットアップ段階では、使用するオーディオインターフェースを指定し、スピーカーとヘッドフォンの出力チャンネルを確認します。テストトーンを使って、正しいデバイスが選択されていること、各スピーカーからテストトーンが聞こえることを確認できます。スピーカーは SoundID Reference キャリブレーションの有無のいずれでも測定できます。
次に、ヘッドフォン出力を指定します。手順は上記と同様で、オーディオインターフェースを選択し、L-R チャンネルの出力をテストして正しいことを確認します。
測定プロセスは 2 つの段階で構成されます。
プロファイルが作成できたら、次はプロファイルのリアルさを調整します。fine-tuning のプロセスでは、最良の結果を得るために A/B 比較を行います。
Virtual Monitoring PRO プロファイルが完成して保存できる状態になると、ソフトウェアが画像プリセットを提示します。使用するカスタム画像をアップロードすることもできます。この画像は、キャリブレーションプロファイルを読み込んだときに SoundID Reference 内で使用されます。最後に、わかりやすいようにプロファイルに名前を付けます。
VM PRO キャリブレーションプロファイルを保存した状態で SoundID Reference アプリを開くと、キャリブレーションプロファイルが自動的に読み込まれます。SoundID Reference Measure アプリを閉じてしまった場合は、次の手順で新しく作成したプロファイルを読み込みます。
注意:さらにカスタマイズするための Custom Target 機能は、Virtual Monitoring PRO プロファイルでも利用できます。
Virtual Monitoring PRO の Listening Spot 機能は、測定プロセス中のリスニング位置の非対称を補正してバランスを取り、リスナーの位置がわずかに中心からずれていた場合でもファントムセンターが正確に再現されるようにします。この機能を有効にする方法は下図のとおりです(既定で有効になっています)。
SoundID Reference のスタンドアロンアプリまたは DAW プラグイン内で、リバーブの設定を調整できます。この機能を使うと、Virtual Monitoring PRO プロファイルのリバーブを減らすことができます。既定値は 100 で、測定時にルームを取り込んだときのリバーブ量と一致します。
VM PRO プロファイルで左右(L/R)チャンネルの偏りに気づく場合があります。この場合、ステレオイメージがずれ、ファントムセンターが片寄って聞こえます。一部の特殊なケースでは、Listening Spot 機能ではこのずれを補正しきれません。
次の手順で修正します。
Windows では、マイクの Voice Clarity システム設定(Audio Enhancements)が VM PRO の測定に影響したり、VM PRO Measure アプリに「Failed to check loudness check」という警告ダイアログが表示されて測定ができなくなったりすることがあります。
この設定は、ユーザーが気づかないうちに既定で有効になっていることがよくあります。測定が影響を受けないように、システム設定でバイノーラルマイクの Audio Enhancements を無効にしてください。
参照元情報:Setting up with SoundID Reference Virtual Monitoring
https://support.sonarworks.com/hc/en-us/articles/30245565586578