1.02 Sonarworks SoundID Reference Virtual Monitoring - Virtual Monitoring Add-on

1.02 Sonarworks SoundID Reference Virtual Monitoring - Virtual Monitoring Add-on


Virtual Monitoring Add-on

SoundID Reference 用の Virtual Monitoring Add-on(VM Add-on)は、ヘッドフォン上で空間的なスピーカーリスニング体験をシミュレートし、適切に音響処理されたコントロールルームのプロ用ステレオスピーカーで再生しているかのように音楽を聴くことができます。VM Add-on に含まれるシミュレーションは次のとおりです。

  • スピーカーシミュレーション 3 種:near-field、mid-field、far-field。
  • カーシミュレーション 3 種:エントリークラスのカーオーディオ、Executive Sedan、Luxury SUV。
  • ラップトップシミュレーション 3 種:Latt 14"、MB Airy 13"、MB Professional 15"。
  • スマートフォンシミュレーション 1 種:Smartphone Average。
  • TV シミュレーション 3 種:Japanese 46" TV、Korean 90" TV、TV Average。

VM Add-on はバイノーラルオーディオレンダリング技術(特定の機器や環境のクロスフィードと空間的なルームシミュレーションの組み合わせ)を使用します。ヘッドフォンで VM Add-on を使う際のワークフローは、ステレオモニターやその他のシミュレーションを扱う場合と同様です。このツールを使うことで、ヘッドフォン上でもより良いミックスを作成でき、さまざまな機器間でより一貫した音の再現性を確保できます。

注意:VM Add-on は SoundID Reference の有料アドオンです。詳しくはこちらをご覧ください。


動作環境とライセンス要件

SoundID Reference Virtual Monitoring Add-on を使用するには、次の動作環境を満たしていることを確認してください。

  • SoundID Reference 製品ライセンス(バージョン不問)。
  • Virtual Monitoring Add-on 製品ライセンス。
  • Sonarworks がサポートするヘッドフォン。500 機種以上のサポートモデル一覧はこちら。
  • 対応コンピューター:
    • macOS 11 Big Sur 以上。
    • Windows 10 以上。
    • 定期的なライセンス認証のためのインターネット接続(完全なオフライン使用およびオフラインアクティベーションには対応していません)。
  • SoundID Reference ソフトウェアのインストール(ダウンロードはこちら)。

ライセンス登録・アクティベーション・無料体験版

Virtual Monitoring Add-on ライセンスを既に購入済みの場合は、次の手順で登録・アクティベーションを行います。

  1. Sonarworks Account にログインします。
  2. 「Register a new license」をクリックします。
  3. ライセンスアクティベーションキーを入力します。
  4. 「Activate on this device」をクリックします。

注意:SoundID Reference と Virtual Monitoring Add-on で別々のライセンス/キーをお持ちの場合は、各キーを個別に登録・アクティベーションしてください。

SoundID Reference と VM Add-on の無料体験版を開始するには、次の手順を行います。

  1. Sonarworks Account にログインします。
  2. 「SoundID Reference for Multichannel with Add-ons | Trial」へ移動します。
  3. 「Activate on this device」をクリックします。

注意:この無料体験版には、最上位バージョンの SoundID Reference(Multichannel)と、利用可能なすべてのアドオンが含まれます。


Virtual Monitoring Add-on プロファイルの読み込み

VM Add-on 機能は、SoundID Reference のスタンドアロンアプリと DAW プラグインで有効にできます。VM Add-on はヘッドフォン専用の機能のため、ヘッドフォンプロファイルが読み込まれているときにのみ表示されます。

  1. Output Panel(左サイドバー)で Add new output > New preset を選びます。
  2. 「What do you want to do?」メニューをクリックします。
  3. Virtual Monitoring > Load Virtual Monitoring factory profile をクリックします。

注意:[WIN]Windows 版の SoundID Reference スタンドアロンアプリでは、VM は Virtual Windows audio driver と Virtual Windows audio to ASIO driver の 2 つのドライバーモードでのみサポートされます。詳しくは [WIN] Audio driver types in the SoundID Reference standalone app をご覧ください。


VM Add-on のスピーカーシミュレーションと Translation Check ターゲット

Virtual Monitoring を読み込むと、Flat Target、Dolby Atmos Music、Custom Target、Translation Check などのターゲットモードを選択できます。

スピーカーシミュレーション

  • Near-field モニターは近接リスニングに最適で、ディテールと精度を強調した親密でダイレクトなサウンドが得られます。個々のトラックの追い込みに適しており、デスクトップスピーカーのような一般的なリスニング環境を再現します。
  • Mid-field モニターは near-field と far-field の中間のバランスを持ち、より豊かなサウンドと、ミックスにおける奥行きや空間の感覚が得られます。ディテールと空間的なダイナミクスの両方を捉えます。
  • Far-field モニターは周波数スペクトル全体を俯瞰できます。大型システムでのミックスの再現性を確認するのに最適で、迫力あるリスニング体験が得られます。

VM Add-on の Translation Check ターゲット

Translation Check には、ヘッドフォン上の Virtual Monitoring Add-on 専用に開発された 10 種類の空間シミュレーションターゲット(Cars、Laptops、Smartphones、TVs)も用意されており、Virtual Monitoring Add-on(VM)の能力を最大限に引き出します。通常の Translation Check ターゲットが特定機器の周波数特性のみをシミュレートするのに対し、VM ターゲットは追加データを含み、対象機器をヘッドフォン上で完全に空間的にシミュレートします。

たとえば VM を有効にした状態で Smartphone や Car ターゲットを有効にすると、ヘッドフォンでモニターしながら、目の前にスマートフォンを持っている感覚や、実際に車内に座っている感覚をシミュレートします。VM の詳細は Virtual Monitoring Add-on をご覧ください。

注意:VM プロファイルが読み込まれている間、Translation Check には 10 種類の空間シミュレーションターゲット(VM Add-on 専用の空間ターゲット)のみが表示されます。その他の Translation Check ターゲットを再び表示するには、通常のヘッドフォンキャリブレーションプロファイル用の出力プリセットをもう 1 つ作成してください。


参照元情報:Setting up with SoundID Reference Virtual Monitoring
https://support.sonarworks.com/hc/en-us/articles/30245565586578