【Ivory II】Macで起動しない/DAWでプラグインとして読み込めない場合の対処方法

【Ivory II】Macで起動しない/DAWでプラグインとして読み込めない場合の対処方法

はじめに

本ページでは、Apple Silicon(M1以降)搭載Macを含むMac環境で、 Synthogy Ivory II が起動しない、または DAW(音楽制作ソフト)でプラグインとして表示されない・読み込めない 場合の確認ポイントと対処方法をご案内します。新しいMacへの移行後に発生するケースが多く報告されています。

Ivory II の動作環境を確認する

Ivory II は、ご利用のバージョンによりmacOSおよびApple Siliconへの対応状況が異なります。お使いのIvory IIのバージョンと動作環境をご確認ください。

Synthogy アップデータ ダウンロード:https://www.synthogy.com/support/updates

項目 Ivory II の対応状況
対応macOS macOS Catalina 10.15.2 / Big Sur 11 / Monterey 12
(v2.6.5:Mojave 10.14、v2.5.3:Mac OS X 10.8〜macOS 10.13)
Apple Silicon(M1以降)ネイティブ動作
Ivory II 2.6.6 以降でサポート(macOS Monterey 12環境)
ただしネイティブ対応はAUフォーマットのプラグインのみです
対応プラグイン形式
AU 64bit、VST(2.4)32/64bit、AAX(Pro Tools 11以降)
※VST3には対応していません(VST3対応はIvory 3のみ)
※GarageBand 6以降は非対応。
スタンドアロン Mac:Ivory Standalone
ライセンス認証 iLok License Manager による認証(OSシステムドライブ または iLok USBキー)が必要

バージョンごとのApple Silicon対応(重要)

  • Ivory II 2.6.6 以降:macOS Monterey 12環境で Apple Silicon/M1 Mac ネイティブ動作をサポート(AUフォーマット)。
  • Ivory II 2.6.5:Apple Silicon/M1 Mac では Rosetta 2 モードでの動作のみサポート。ネイティブ動作には未対応。
  • 2.6.5 より前のバージョン:Apple Silicon/M1 Mac には未対応です。

M4 Mac mini をはじめとするApple Silicon搭載Macでは、まず Ivory II を最新バージョン(2.6.6以降)にアップデートされているかをご確認ください。アップデータはSynthogyのダウンロードページから無償でご利用いただけます。



Ivoryスタンドアロン(Ivory Standalone)が起動しない場合

1. Ivory II のバージョン確認とアップデート

古いバージョンのIvory IIはApple Siliconにはネイティブ対応していません。動作環境に記載、2.6.6 以降にアップデートしてください。アップデータのインストール前に、Ivory本体がインストールされている必要があります。

Synthogy ダウンロードページ:https://www.synthogy.com/support/updates


2. macOS の「フルディスクアクセス」設定の確認

macOSのプライバシー設定により、Ivoryが正常に動作しない場合があります。

  1. 「システム設定(旧:システム環境設定)」>「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
  2. 「フルディスクアクセス」および「ファイルとフォルダ」の項目に 「Ivory Standalone」 が追加され、アクセスが許可(オン)になっていることを確認します。
  3. 追加されていない場合は、「+」ボタン(または鍵アイコンをクリックしてパスワードを入力)からアプリケーションを追加してください。

3. iLok ライセンスの確認

Ivory は iLok によるライセンス認証が必要です。

  • iLok USB Smart Key を使用している場合は、Macに接続されているかを確認します(USBキーは必須ではありません)。
  • iLok License Manager を開き、Ivory のライセンスが正しく認識・有効化されているかを確認します。
  • 「Not Authorized」と表示される場合は、iLok.com から最新の iLok License Manager(iLok Client)および iLok Driver をダウンロード・インストールのうえ、再度お試しください。


IvoryがDAWでプラグインとして表示されない・読み込めない


1. 対応プラグイン形式を確認する(VST3非対応に注意)

Ivory II が対応するプラグイン形式は AU・VST(2.4)・AAX です。VST3には対応していません。そのため、VST3のみを読み込むDAW(最新のCubase/Studio One をネイティブ動作で使用している場合など)では、Ivory II はプラグイン一覧に表示されません。


2. Apple Silicon(M1〜M4)でのネイティブ対応はAUのみ

Ivory II 2.6.6以降の Apple Silicon ネイティブ対応は AUフォーマットのプラグインのみです。VSTプラグインはネイティブ対応していません。DAWを Apple Silicon ネイティブで起動している場合、以下の点にご注意ください。

  • AU 対応DAW:Logic ProほかAU対応のDAWでは、Ivory II 2.6.6以降であればネイティブで読み込み、動作が可能です。初めにAU版での読み込みをお試しください。
  • VST/VST3 対応DAW:Ivory II の VST はネイティブ対応していないため、ネイティブ動作のDAWでは読み込めない場合があります。下記いずれかをお試しください。
    • DAWを Rosetta モードで起動する(アプリケーションを右クリック →「情報を見る」→「Rosettaを使用して開く」にチェック)。
    • AU対応DAWの場合は AU 版を使用する。
    • 最も確実な方法として、後述の Ivory 3 への移行(VST3/Apple Silicon ネイティブ対応)をご検討ください。
  • Pro Tools(AAX):Pro Tools 11以降に対応します。Apple Silicon環境ではDAW側の動作モード(ネイティブ/Rosetta)の対応状況もあわせてご確認ください。

3. DAW でプラグインを再スキャンする

プラグインを正しくインストールした後でも一覧に出てこない場合は、DAWのプラグインマネージャーから プラグインの再スキャン(リスキャン) を実行してください。AUの場合はキャッシュのリセットが有効なことがあります。


4. プラグインのインストール先フォルダを確認する

プラグインは、各DAWが参照する標準のプラグインフォルダにインストールされている必要があります。Macの標準的なプラグインフォルダは以下のとおりです。

  • AU:/ライブラリ/Audio/Plug-Ins/Components
  • VST:/ライブラリ/Audio/Plug-Ins/VST
  • AAX:/ライブラリ/Application Support/Avid/Audio/Plug-Ins

5. iLok ライセンスの確認

ケースAと同様に、iLok License Manager でライセンスが有効化されているかをご確認ください。認証されていないプラグインはDAW上で読み込めない、またはデモ表示となる場合があります。



Ivory 3ソフトウェア(無償) への移行

Ivory II ユーザーのお客様は、現在のIvory IIライセンスのまま Ivory 3 ソフトウェアをご利用いただけます。Ivory 3 ソフトウェアでは旧 Ivory II シリーズのライブラリ(Ivory Items)をそのまま使用できます。

Ivory 3 は VST3 および Apple Silicon にネイティブ対応しており、最新のmacOS環境(macOS Catalina 10.15.2以降)やApple Silicon搭載Macでも問題なく動作します。VST3ホストやApple Siliconネイティブ環境で安定して使用したい場合、Ivory 3 への移行が最も確実な解決策となります。

  • 対応フォーマット:AU 64bit、VST3、AAX(Pro Tools 11以降)、スタンドアロン
  • 対応Mac:macOS Catalina 10.15.2以降、8-Core Intel CPU以上 または Apple Silicon搭載Mac

参照元情報
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