Earthworks 製品の保証・仕様について
Earthworks 製品の保証・仕様について
このページでは、Earthworks社製品についてよくある質問やメーカーページに記載されている内容などを掲載しております。
製品の保証・修理について
保証期間内または期間終了後の修理については、どこに連絡すればよいですか?
ページ右上にある"お問い合わせ"より、弊社までご連絡ください。
カスタマーケア お問い合わせフォーム
なお弊社でのご対応は、弊社および旧代理店より出荷されたユニットのみが対象となります。
並行輸入品の修理ご依頼については、ご購入元となる販売店様までご連絡ください。
ユニットを送付する際の送料規定はどのようになっていますか?
弊社では初期不良期間を除き、原則として元払いでの発送をお願いしております。
詳細については、弊社製品保証規定をご確認ください。
株式会社メディア・インテグレーション MI事業部 製品修理保証規定
修理作業費の見積もりをもらうことは可能ですか?
弊社およびメーカーでは、発生している症状を下に動作検証をおこなっております。
作業品のご案内は検証結果に基づいて価格帯をご案内する形となるため、弊社にてお預かりする前に具体的な見積もりをご案内することが難しいことを予めご了承ください。
修理のご依頼については、下記ページを合わせてご参照ください。
Earthworks製品修理について
保証の対象範囲はどのようになっているでしょうか?
一般的なご利用の範囲内であれば、弊社製品保証規定の対象となっております。
対象外となる内容の詳細については、弊社製品保証規定をご確認ください。
株式会社メディア・インテグレーション MI事業部 製品修理保証規定
また、メーカーでは材質および製造上の欠陥を製品保証の対象としております。
ただし製品の乱用・改造、および不適切な取り扱い等は製品保証の対象外となっていることをご留意ください。
製品の保証期間が切れている場合はどうすればよいですか?
まずはページ右上にある"お問い合わせ"より、弊社までご連絡ください。
カスタマーケア お問い合わせフォーム
お知らせいただいた内容を元に、メーカーへ対応内容の確認をおこないます。
ただしご購入日からの日数や製品の状態によって、有償での新規ユニットとの交換となるケースやメーカーでの修理をご案内するケースがあることを予めご了承ください。
技術仕様について
ファンタム電源マイクの最小供給電圧はどれくらいですか?また、低い電圧の電源供給によってマイクの性能はどのように変化しますか?
Earthworks社製品において、推奨される最小電圧は24V~48Vです。電圧がさらに低下すると、出力のダイナミックレンジも低下します。
なぜ 推奨環境として供給電流: 10mA が設定されているのでしょうか?
この設計では、非常に高速なインパルスに応答するマイクの能力は、このレベルの供給電流が利用可能かどうかに左右されます。
なおSR25Gen2 やDM20 Gen2など一部製品では、推奨される供給電流が 7mAに変更となっております。
なぜ電子キャリブレーションファイル(ECF)は770Hzでカットオフするのでしょうか?
Earthworks社における長年のテストを通して、低周波におけるレスポンスは驚くほど安定しており、特定のマイクの仕様に応じて予測可能であることがわかりました。
なぜEarthworks社では20kHzを超えるマイクを製造しているのですか?
Earthworksは、50kHzまでの周波数帯域で音色が聞こえると考えているため、50kHzまでのマイクは製造していません。
長年の研究により、反響環境における音には複数の圧力波が存在し、それらがほぼ同時にリスナーに収束することが判明しています。
これらの波面は、中心周波数と帯域幅が低いkHzにしか設定できない場合もありますが、時間的に非常に狭い間隔で配置されているため、人間の耳は波面到達時間の関係を約20マイクロ秒の分解能で感知します。
この時間関係は50kHzの周波数に相当します。
50kHzのマイクで得られるのは純粋な音色ではなく、収録した音が発生した空間を正確に再現するものです。
これにより、従来の20kHz帯域制限のマイクに比べて、はるかに優れた、よりリアルなサウンドが得られます。
実際に聴いてみなければ、その効果は信じられないほどです。
Earthworksマイクロフォンはトランス結合型プリアンプと連携できますか?
はい、動作します。
Neveなどに代表されるほとんどのトランス結合型プリアンプには、300Ωから1200Ωまで入力インピーダンスを選択できるスイッチが付いています。
高音圧時の歪みを避けるため、スイッチは使用可能な最大インピーダンスに設定することをお勧めします。
製品仕様について
オンオフスイッチ付きのマイクはありますか?
答えは「いいえ」です。
これは、常に最小限の信号経路を維持し、純粋なオーディオパスを維持するという当社の理念に基づいています。
なおEarthworks社ではご要望に応じて、50%の頭金をお支払いいただくことで、カスタムメイドの製品も提供を行っております。
ただし弊社でのカスタムメイドの取扱は行っておらず、ご希望の際はEarthworks社まで直接お問い合わせください。
URL:
https://earthworksaudio.com/support/contact/
オンオフスイッチ付きのマイクは、複数のインラインデバイスで見つけることができます。
XLRコネクタのピン2と3を短絡するだけで、ファンタム電圧はそのままでマイクをミュートできます。
PM40 / PM40T はハープシコードでも使えますか?
可能です。
ただし取り付けに多少の制約があり、マイクバーを完全に折りたたんで斜めに設置するなどにてご対応ください。
PM40 / PM40T はアップライトピアノでも使えますか?
可能です。
Earthworks社ではツアー中のアーティスト数名から、PM40をピアノケースの天板に設置した際に良好な結果が得られたという報告をいただいています。
その他のご対応方法として、QTC40を2本使用し、ピアノケースの奥深くに設置することがEarthworks社より推奨されております。
合唱団に必要なFlexwandの数はいくつになりますか?
一般的に、Earthworks社のカーディオイド指向特性を持つFlexwandマイク (FWシリーズ)は、従来のカーディオイドマイクの約3倍のエリアを正確にカバーし、ゲインも確保できます。例えばFW730 1台で、最大40人の声を強力なエリアカバレッジで拾えることが分かっています。
また、FWシリーズの指向特性により、最大ゲインが必要でより近い位置での収録やソリストを際立たせるようなサウンドのミックスが必要な場合、FWシリーズと合わせてSRシリーズやChoirMicを合唱団のかなり近くに設置することも有効です。
Earthworks マイクは極端な温度や湿度の範囲でも動作しますか?
極端な温度や湿度は Earthworks マイクの性能に影響を与えないとさせています。
Measure シリーズマイクロフォンの動作温度範囲はどのくらいですか?
動作可能な温度範囲として、-20℃(-4°F)から +60℃ (~140°F) が設定されております。
製品を保管する際は、温度範囲が -40℃(-40°F)から +80℃(176°F) の範囲内であることをご確認ください。
参考元記事:
https://earthworksaudio.com/support/faq/
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Earthworks製品修理について
弊社では正規日本代理店(メディア・インテグレーション)を経由したEarthworks社製品の修理を承っております。 海外からのご購入、並行輸入品は対象外となりますのでご了承ください。 保証内修理 Earthworks製品の当社保証期間は新品でのご購入後2年間です。(中古でのご購入品は対象外です) 保証期間内での故障につきましては、保証書に規定された内容に従い、無償にて対応致します。物理的な破損、水ぬれ、ほこり、汚れ等に起因する故障などは、保証書記載の内容に準拠し保証対象外となります。 保証外修理 ...