Objeq Delay 2 - 3. 構成と信号経路(Architecture and Signal Flow)

Objeq Delay 2 - 3. 構成と信号経路(Architecture and Signal Flow)

Objeq Delay 2内部の信号の流れと、各モジュールの役割を概観する章です。


3.1 シグナルフローの基本的な流れ

下図は、ユーザーインターフェースの全体的なレイアウトに沿った一般的な信号の流れを示しています。

Objeq Delay 2 信号の流れ

パッチの入口と出口にある1組のVCAは、モジュレーター(上図のMOD 1とMOD 2)によって信号の振幅を制御します。

Modulator 1およびModulator 2モジュールは、他のモジュールのパラメーターを自動制御するための各種コントロール信号(LFO、RMS、エンベロープフォロワー、ピッチ)を提供します。利用できるオプションの詳細は、第5章 Modulator 1/2を参照してください。

最初のVCAを通過した信号は、Delayモジュールに入ります。Delayモジュールには、One-Tap、Two-Tap、Four-Tap、Splitの4種類の内部構成があります。これらのトポロジーの詳細は、第6章 Delayを参照してください。

Delayの後、信号はObjeqモジュールに入ります。Objeqモジュールは、弦、プレート、ドラムヘッド、ビーム(梁)、マリンバなど、さまざまなアコースティック物体をモデル化したレゾナントフィルターとして働きます。これらの物体と、簡単に調整できるパラメーターの組み合わせにより、幅広い音色が得られます。

続いて信号はFilterモジュールを通ります。Filterモジュールは、ローパスフィルターとハイパスフィルターによって音色の仕上げを行います。

最後に、I/Oモジュールが、プラグインに入出力される入力信号およびウェット信号のメータリング、ドライ / ウェットのミックス、ゲイン調整を行います。


参照元情報:AAS Objeq Delay 2 Manual § Architecture and signal flow
https://www.applied-acoustics.com/objeq-delay-2/manual/30-architecture-and-signal-flow/