症状

Appleシリコン/MシリーズコンピュータでNative Accessをバージョン 3.3.0以降にアップデートした後、以下の製品がデモバージョンとなってしまう:

  • GUITAR RIG 5
  • SUPER 8 R2
  • KONTAKT 5
  • KONTAKT 6(バージョン6.6以下のみ)

注意:SUPER 8 R2は開発終了となったスタンドアロンバージョンです。REAKTOR (Player) で動作する現行のSUPER 8は影響を受けません。

原因

影響を受ける製品は開発終了となり、長い間更新されていないため、依然としてRosetta2が必要です。

一方、Native Accessバージョン3.3.0では、NTKDaemonサービスがシリコン/Mシステムにおいてネイティブに実行されます。その結果、これらアプリケーションはアクティベーションが無効であると見なされてしまいます。

解決策

重要事項:この回避策により、影響を受ける製品がアクティベートされ、Native Access自体がアップデートされなくなります。

ただし、Apple社がRosetta 2のサポートを終了した場合、この回避策は機能しなくなりますのでご注意ください。

ご自身のプロジェクトを将来にわたって使用できるようにするには、現在のメジャーバージョンを使用して上記の開発終了となった旧製品を含むトラックを再作成するか、トラックをオーディオトラックとしてバウンスすることをお勧めします。

開発終了となった旧製品に依存しなくなった時点で最新バージョンのNative Access をインストールしてセルフアップデート機能を再度有効にし、新機能のメリットを活用することをお勧めします。


以下の手順に従ってください:

1. Native Access 3.2.3をダウンロードしてインストールしてください。インストール中にプロンプトが表示された場合は、置き換えるを選択します:

Replace.png

2. Native Accessを起動し、右上のリフレッシュボタンをクリックします:

Refresh.png

これでNative Access自体はアップデートされ無くなり影響を受ける製品はアクティベートされたままとなります。