16x16SE モジュールと互換性のあるSymphony I/O MkⅡのファームウェアバージョンについて
このページでは、Symphony I/O MkⅡ専用I/Oモジュールである16x16SEモジュールをご利用いただくためのシステム要件についてご案内します。
はじめに - オプションカードとの互換性について
16x16SEモジュールをご利用いただくためには、こちらをお使いのシャーシへ搭載する前に本体のファームウェアバージョンをご確認いただく必要があります。
まずはお使いのシャーシにどのオプションカードが搭載されているか、下の表からご確認ください。
互換性のあるファームウェアバージョンについて
ファームウェアバージョンの確認方法
Symphony I/O MkⅡのファームウェアバージョンは本体フロントパネルから確認することができます。
フロントパネル右下の歯車のアイコンをタップして設定メニューを開き、"About"を選択すると下記画像のようなメニューが表示されます。
こちらにて、ファームウェアバージョンが下記より新しいことを確認してください。
本体基板
Main Board:
PSoC: 0.9.AD.21
FPGA: 0.51
オプションカード
PTHD option card:
Firmware: 0.10
FPGA: F
Dante+PTHD option card:
Firmware: 0.31
FPGA: 0.FF
PTHD Plus option card:
Firmware: 0.31
FPGC: 0.FF
ファームウェアのアップデート方法について
Thunderbolt カードのみを搭載している場合
お使いのSymphony I/O MkIIシャーシににTBカードのみがインストールされている場合、Apogeeのウェブサイトから最新のソフトウェアを使用してお客様自身でファームウェアをアップデートすることができます。
16x16SEモジュールを搭載する前にかならず、ファームウェアのアップデートを行ってください。
1. まずは下記URLよりインストーラの請求を行ってください。お名前と製品（"Symphony I/O MkⅡ Thunderbolt"を選択してください）、メールアドレスをご入力いただくと、お使いのメールアドレスへダウンロードリンクが届きます。
16x16SEモジュールをご利用いただくためには、Release 3.9以降のインストーラを用いてインストールを行ってください。
2. ダウンロードが完了したら、インストーラを含むディスクイメージファイル（Release 3.9の場合: SymphonyIOMkII_Thunderbolt_Release.3.9.dmg）を開いてください。その中に含まれる"Symphony IO MkⅡ Installer.pkg"をダブルクリックし、最新バージョンのSymphony Controlのインストールを行ってください。
macOS側のセキュリティによって機能拡張がブロックされてしまう場合は、下記ページを参考に機能拡張の許可をお願いします。
実行許可を行ったら、お使いのMac PCを再起動してください。
M1/M2チップを始めとしたApple Sillicon搭載型Mac PCをお使いの場合、PC側のセキュリティレベルを調整しなければ機能拡張をインストールできない仕様となっております。その場合はインストールを開始する前にこちらの手順を必ず実行してください。
3. Symphony Controlのインストールおよび機能拡張の許可が完了したら、Symphony IO MkⅡ Firmware Updater.app を起動してお使いのシャーシのファームウェアアップデートを行ってください。Symphony IO MkⅡ Firmware Updater.app は下記フォルダに設置されています。
Mac: Macintosh HD/Applications/Utilities
ファームウェアのアップデートが完了したら、本体の再起動を行ってください。起動後、上記ファームウェアバージョンとなっていることを改めてご確認いただけますようお願いいたします。
4. ファームウェアのアップデートが完了していることを確認したら本体を終了し、電源ケーブルを取り外してモジュールの搭載を行ってください。
Pro Tools HD、Dante + Pro Tools HD、Pro Tools HD Plusカードを搭載している場合
弊社にてお預かりしアップデートのご対応を行わせていただきますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
本ページは下記記事を参考に作成しました: 16x16SE Module Card Compatibility Guide for Symphony I/O MkII
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