EP-133 K.O. II - 9. 再生と録音

EP-133 K.O. II - 9. 再生と録音

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9.1 ライブ録音(live record)

K.O.IIなら素早く簡単にライブ録音ができるので、アイデアをすぐに形にできます。


カウントインして録音する

K.O.IIが停止している状態で (RECORD) を押して離し、続けて (PLAY) を押すと4拍のカウントインが鳴り、録音が始まります。パッドを叩いてビートを録音しましょう!


録音を停止する

録音が終わったら、もう一度 (PLAY) を押すと録音を停止してビートを一時停止できます。ビートを鳴らしたまま録音だけを止めたい場合は (RECORD) を押してください。


カウントインなしで録音する

カウントインなしで録音を開始したい場合は、(RECORD) と (PLAY) を同時に押します。


パターンの先頭から録音する

現在の小節ではなくパターンの先頭から録音したい場合は、(RECORD) を押して録音待機状態にし、続けて (SHIFT) と (PLAY) を押します。


パターンの長さ

初期設定ではK.O.IIのパターンの長さは1小節です。より長いパターンを録音したい場合は (RECORD) を押してから (MINUS) または (PLUS) を押します。K.O.IIは1グループあたり最大99小節までのパターン長に対応しています。


パターンの長さを複製する

パターンの長さを複製するには (RECORD) を押して録音待機状態にし、(SHIFT) を押しながら (PLUS) を押します。既存パターンのノートが複製され、長さが2倍になります。


再生中にパターンの長さを変更する

再生中でも (RECORD) を押しながら (MINUS) または (PLUS) を押すことで、その場でパターンの長さを変更できます。


オーバーダブ

既存のパターンに重ねて録音するには、(PLAY) を押してパターンを再生し、(RECORD) を押しながらパッドを叩いてビートにノートを録音します。間違えても簡単に消去できます。詳しくは次のセクションをご覧ください。


上書き録音

既存の録音を上書きするには (RECORD)・(ERASE)・(PLUS) を押します。既存の録音は削除され、新しい録音で上書きされます。


9.2 ステップシーケンス(step sequence)

K.O.IIはステップ単位でシーケンスします。細かいノートインターバルを使えば非常に精密なシーケンスを作成でき、粗いノートインターバルでは基本的なシーケンスを素早く打ち込めます。


ステップ

K.O.IIが停止している状態で (MINUS) と (PLUS) を使うと、パターン内のステップを移動できます。


ステップに録音する

(RECORD) を押しながらパッドを押すと、選択したパッドをそのステップに録音できます。パッドが録音されたステップは点灯します。


ノートを消去する

(ERASE) を押しながら、消したいノートや音に対応するパッドを押すと、不要な音やノートを削除できます。


再生中にノートを消去する

再生中でも (ERASE) を押しながら該当パッドを押すことで、不要な音やノートを削除できます。


フリーナッジ

フリータイムモードでは、(SHIFT) と目的のパッドを押しながら (MINUS) または (PLUS) を押すと、録音済みノートをティック単位でずらせます。
Pro tip:ティックとはK.O.IIのシーケンサーが扱う最小の時間単位です。96 ppqn(1拍あたり96ティック)で動作するため、K.O.IIのステップ解像度は24ティックとなり、これはOP–Zと同じです。


クオンタイズ・ナッジ

クオンタイズモードでは、(SHIFT) と目的のパッドを押しながら (MINUS) または (PLUS) を押すと、録音済みノートをステップ単位でずらせます。


ノートベロシティ

(SHIFT) を押しながら (KNOB X) を回すと、選択したステップ内のすべてのノートのベロシティを変更できます。


ノートデュレーション

(SHIFT) を押しながら (KNOB Y) を回すと、選択したステップ内のすべてのノートの長さ(デュレーション)を変更できます。最大の長さは1小節、最小は1ティックです。


9.3 キーズ(keys)

お気に入りのサンプルをいつでも演奏したくなることがあります。KEYSモードを使うと、選択したサンプルをK.O.IIのパッド、または接続したMIDIキーボード上の12音の鍵盤として演奏できます。


アクティブキー

有効にしたいパッドを選択してから (KEYS) を押すと、選択したパッドが12個のパッドに半音階でトランスポーズされます。


オクターブ

(KEYS) を押しながら (MINUS) または (PLUS) を押すとオクターブを選択できます。最高オクターブを超えると、同じオクターブのノートが繰り返され、演奏を続けられます。


ルートノート

(KEYS) を押しながらパッドを選択すると、スケールがトランスポーズされます。


ノートを録音する

ステップにノートを録音するには、(RECORD) を押しながら、そのステップで鳴らしたいパッドを押します。


ノートを消去する

(ERASE) を押しながら、消したいノートや音に対応するパッドを押すと、不要な音やノートを削除できます。


ノートをライブ録音する

ノートをライブ録音するには、(RECORD) を押してから (PLAY) を押して録音を開始し、パターンにノートを打ち込んでいきます。


9.4 フェーダー(fader)

フェーダーを使うと、パターン内のさまざまなエフェクトやパラメーターをコントロールしたり録音したりできます。


フェーダーパラメーター

(FADER) を押しながらパッドを押すと、選択したグループのフェーダーパラメーターを変更できます。フェーダーのアサインはパッド上部に印刷されています。
Pro tip:(FADER) を押したままにすると、現在録音されているフェーダーオートメーションを確認できます。オートメーションが設定されているアサインは点滅します。


フェーダーの動きを録音する

フェーダーの動きも録音できます。(RECORD) を押しながらフェーダーを動かすと、その動きがビートに録音されます。
Pro tip:ステップシーケンス中に (RECORD) を押しながらフェーダーを動かすと、現在のステップにフェーダーの位置が録音されます。これはラッチ動作であり、モーメンタリではありません。


バーチャルフェーダーをリセットする

(SHIFT) と (FADER) を押すと、現在のグループのすべてのフェーダーアサインについて、フェーダーのバーチャル位置がデフォルト位置にリセットされます(画面に「RES」と表示)。同じ組み合わせをもう一度押すとリセットを取り消せます(画面に「SET」と表示)。


フェーダーオートメーションを消去する

K.O.IIが停止している状態で (ERASE) と (FADER) を2秒間押し続けると、選択したグループとパターンのすべてのフェーダーレベルがリセットされます(画面に「FDR」に続いて「DEL」が点滅表示)。


フェーダーの精密調整

(SHIFT) を押しながらフェーダーを動かすと、より精密にフェーダーの値を調整でき、ちょうど良いサウンドに追い込めます!


グループのプロジェクトボリューム

グループパッドを押しながらフェーダーを動かすと、そのグループのプロジェクトボリュームを変更できます。これはパターンのボリュームを制御するフェーダーの「LEVEL」アサインとは独立しています。グループのプロジェクトボリュームはオートメーションできませんが、パターンのレベルはオートメーション可能です。プロジェクトレベルへの変更は、現在のプロジェクト内のすべてのパターンとシーンに適用されます。


パッド単位のパターンのコピー&ペースト

パッドのパターンをコピーするには、パッドを押しながら (SHIFT) と (GROUP C) を押します。別のパッドにパターンを貼り付けるには、そのパッドを押しながら (SHIFT) と (GROUP D) を押します。


9.5 コピー/ペースト(copy / paste)

コピー機能を使えば、パターンや小節を別のセクションへ、あるいは音を別のパッドへ簡単に移すことができます!


コピー

MAIN画面で (SHIFT) と (GROUP C) を押すとコピーできます(1回押すと小節、2回押すとパターンをコピー)。現在の小節がコピーされます。
Pro tip:(SHIFT) と (MINUS)/(PLUS) を使うと小節間を移動できます。

ペースト

(SHIFT) と (GROUP D) を押すとペーストできます。


サウンドをコピーする

サウンドもコピーできます!SOUNDモードでは、(SHIFT) と (GROUP C) を押して現在選択中のパッドから音をコピーし、貼り付け先のパッドを選んでから (SHIFT) と (GROUP D) を押すことで、そのパッドに音を貼り付けられます。


グループ単位のサウンドのコピー&ペースト

SOUNDモードで (SHIFT) と (GROUP C) を2回押すと、グループ内のすべての音をコピーできます。貼り付け先のグループを選んでから (SHIFT) と (GROUP D) を押すと、そのグループに音を貼り付けられます。


9.6 消去/取り消し(erase / undo)

ERASEを使えば、録音してしまった失敗、フェーダーのミス、プロジェクト全体、シーン、パターン、サンプル、あるいはこれまで録音したすべてを削除できます。


再生中の消去

再生中に (ERASE) と消去したいパッドを押し続けると、パターン再生中に鳴っているノートやパッドを削除できます。
Pro tip:複数のパッドを押さえたまま (ERASE) を押すと、まとめて消去できます。これはKEYSモードで録音したノートでも可能です!

ノートを消去する

K.O.IIが停止している状態で (ERASE) とパッドを、画面に「TRK」が点滅するまで押し続けると、そのパッドにパターン内で録音されたすべてのノートが消去されます。


パターンを消去する

(ERASE) とグループパッド (GROUP A)〜(GROUP D) を、画面に「PTN」が点滅するまで押し続けると、現在のパターンが消去されます。

シーンを消去する

(ERASE) と (MAIN) を2秒間押し続けます。現在のシーンが空でソングリストに含まれていない場合は削除され、画面に「DEL」が点滅します。それ以外の場合は内容がクリアされ、代わりに「CLR」が表示されます。


サウンドを消去する

(ERASE) と (SOUND) を、画面に「SND」が点滅するまで押し続けると、現在選択中のサンプルがデバイスのメモリから完全に削除されます。

システム設定

(SHIFT) と (ERASE) を押すとシステム設定が開きます。(MINUS)/(PLUS) と ENTER で設定項目のツリーを移動し、ENTER でオプションを設定します。ナンバーパッドでコードを直接入力し、ENTER で確定することもできます。


取り消し(アンドゥ)

(SHIFT) と (GROUP B) を押すと操作を取り消せます。取り消しが可能なときは、傘のアイコンが点灯してお知らせします。


フェーダーオートメーションを消去する

K.O.IIが停止している状態で (ERASE) と (FADER) を、画面に「FDR」が点滅するまで押し続けると、すべてのアサインのフェーダーオートメーションが消去され、フェーダー位置がその時点の位置に設定されます(画面に「FDR」に続いて「DEL」が点滅)。


再生中にフェーダーの動きを消去する

再生中に (ERASE) と (FADER) を押し続けると、すべてのフェーダーアサインの動きが削除されます。フェーダー位置は、(ERASE) と (FADER) を最初に押した時点の位置に設定されます。


個別のフェーダーオートメーションを消去する

特定のフェーダーアサインの動きだけを消去したい場合は、(ERASE) と (FADER) に加えて、そのアサインに対応するパッドを押し続けます。


9.7 ノートのオフセット(offset notes)

ビートにもう少し表現力を加えたいとき、あるいは単に変わったことをしたいときもあるでしょう。ノートのオフセット機能を使えば、ノートをちょうど良いタイミングに動かすことができます!


ノートオフセット

K.O.IIが停止している状態で (SHIFT) と目的のパッドを押しながら (MINUS) または (PLUS) を押すと、ノートをずらせます。クオンタイズモードでは、ノートインターバルに対応して移動します。フリータイムモードでは、ノートインターバルの間、グリッドの外側で移動します。


すべてのノートをオフセットする

パッドのすべてのノートをずらすには、(SHIFT) と (TIMING) を押してタイミング補正モードに入る必要があります。

その後、パッドを押しながら (MINUS) または (PLUS) を押すと、そのパッドに録音されたすべてのノートを前後に移動できます。

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参照元情報:EP–133 guide: play and record - teenage engineering
https://teenage.engineering/guides/ep-133/play-and-record