Waves V14 以前のバージョンからアップデートするとプラグインが読み込まれない

Waves V14 以前のバージョンからアップデートするとプラグインが読み込まれない

Waves V14以前のバージョンからV15 以降にアップデートした後、以前のバージョンの Waves を使用して作成したセッションでプラグインが適正にロードされない、読み込まれないといった問題が発生する場合があります。

その際は、下記手順に沿って読み込みをお試しください。

Waves V15以降では、一部のプラグインのコンポーネント名が更新されています。

旧プラグイン名新プラグイン名
TG12345Abbey Road EMI TG12345
J37Abbey Road J37 Tape
REDD17Abbey Road REDD.17
REDD37-51Abbey Road REDD.37.51
Reel ADTAbbey Road Reel ADT
RS56Abbey Road RS56 Passive EQ
AR TG MasteringAbbey Road TG Mastering
The Kings MicrophonesAbbey Road The King’s Microphones
StudioRackStudioVerse Audio Effects

ほとんどの DAW は、既存のセッションにプラグインを新しい名前で自動的にロードしますが、一部の DAW では、V15 以降にアップデートした後、既存のセッションに新しい名前が自動的にロードされない場合があります。

アップデート後にこれらのプラグインが読み込まれない場合は、お使いの DAW に対応する手順に従って、アップデートされたプラグインを読み込んでください。

  1. Ableton Live – プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。
  2. Studio One – プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。
  3. FL Studio – プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。
  4. REAPER – プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。
  5. Adobe Audition / Premiere - プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。
  6. Reason - プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。
  7. Macshine - プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。
  8. Komplete Kontrol - プラグインを再スキャンした後、セッションを再度開いてください。

Bitwig Studio には、古いプラグインの名称を新しい名称にリンクする機能はありません。以下の手順に従って、プラグインの設定を保存し、新しいバージョンで読み込んでください。
  1. Waves プラグインを V14 にロールバックします。
  2. Bitwig を開き、既存のセッションをロードします。
  3. セッションにインサートされている Waves プラグインのいずれかを開きます。
  4. プラグインインターフェースで、Wave System ツールバーを使用してプリセットメニューを開き、Saveをクリックしてプラグインの設定をプリセットファイルに保存します。
  5. 上記のプラグインのすべてのインスタンスについて、この操作を繰り返します。
  6. これらのプラグインのいずれかを使用しているすべてのセッションについて、この手順を繰り返します。
  7. 完了後、プラグインの新しいバージョンを再インストールします。
  8. Bitwig を開き、プラグインを再スキャンします。
  9. 既存のセッションのいずれかを開きます。
  10. 古いプラグインのインスタンスを、新しい名前で新しいインスタンスに置き換えます。
  11. Wave System ツールバーを使用してプリセットメニューを開きます。Load をクリックし、保存した .xps プリセットファイルに移動して選択し、その内容を読み込みます。

参照元情報
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