Playboxのモーションエフェクトとオーディオエフェクトを使ってサウンドを変化させる方法を説明します。モジュレーション、マクロ、パフォーマンスコントロールを使って、サウンドに動きを生み出しましょう。
FXページでは、モーションエフェクトとオーディオエフェクトで構成されるエフェクトチェーンを詳細に編集でき、サウンドを完全に変化させることができます。豊富なモジュレーション、マクロ、パフォーマンスコントロールによって、サウンドに動きが生まれます。
FXページには以下の要素とコントロールがあります:

- エフェクトチェーン:エフェクトチェーンはモーションエフェクトとオーディオエフェクトで構成され、8つのエフェクトスロットに配置されており、さまざまな組み合わせで適用できます。詳しくはエフェクトチェーンを参照してください。
- モジュレーター:エフェクトのパラメーターに適用できるさまざまなモジュレーションソースと、サウンドの重要な要素に生命感を与えるHumanize機能で構成されます。詳しくはモジュレーターを参照してください。
- マクロとパフォーマンスコントロール:マクロのほか、モジュレーションホイールやXYパッドなどのパフォーマンスコントロールで構成されます。詳しくはマクロとパフォーマンスコントロールを参照してください。
- FX On/Off:FXページのすべてのエフェクトをオンまたはオフにします。オフにするとエフェクトはバイパスされ、サウンドに影響しません。
- FX Setセレクター:FX Setをすばやく読み込めます。左右の矢印ボタンでSetを切り替えるか、セレクターをクリックしてFX Setsブラウザを開きます。
- Randomize FX Set:FX Setsブラウザで選択されているカテゴリーからランダムなSetを読み込みます。デフォルトではAllカテゴリーが選択されており、すべてのSetがランダム化の対象になります。
- Lock FX Set:FX Setをロックし、MainページのRandomize Sets機能の対象から除外します。これにより、Setをランダム化してもFX Setは保持されます。
エフェクトチェーン
エフェクトチェーンはモーションエフェクトとオーディオエフェクトで構成され、8つのエフェクトスロットに配置されており、さまざまな組み合わせで適用できます。各エフェクトスロットでは、エフェクトのパラメーターを詳細に編集できます。
- 編集するエフェクトスロットを選択するには、エフェクトチェーンのヘッダーにある該当するタブをクリックします。
エフェクトチェーンには以下の主な要素とコントロールがあります:

- モーションエフェクト:Arp、Strum、Grainの3つのモーションエフェクトは、サウンドにリズムとアーティキュレーションを加えます。エフェクトチェーン内での位置は1番目のエフェクトスロットに固定されています。詳しくはモーションエフェクトを参照してください。
- Lofiオーディオエフェクト:この特別なオーディオエフェクトは、サウンドにざらつき、テクスチャー、アンビエンスを加えます。エフェクトチェーン内での位置は2番目のエフェクトスロットに固定されています。詳しくはLofiを参照してください。
- オーディオエフェクト:15種類のオーディオエフェクトから選んで、6つのエフェクトスロットに読み込めます。エフェクトチェーン内での位置は自由に変更できます。詳しくはオーディオエフェクトを参照してください。
- エフェクトプリセットセレクター:選択したエフェクトスロットに読み込まれているエフェクトの設定をすばやく読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。
- 順序変更:クリックして左右にドラッグすると、エフェクトチェーン内での該当するエフェクトスロットの位置を変更します。
- エフェクトOn/Off:該当するエフェクトスロットをオンまたはオフにします。オフにするとエフェクトはバイパスされ、サウンドに影響しません。
- エフェクトセレクター:該当するエフェクトスロットのオーディオエフェクトを選択するためのドロップダウンメニューを開きます。使用できるエフェクトについて詳しくはオーディオエフェクトを参照してください。
- Clear FX Mod:選択したエフェクトスロットからすべてのモジュレーションのアサインを削除します。詳しくはモジュレーションのアサインを参照してください。
- エフェクトエディター:選択したエフェクトスロットに読み込まれているエフェクトのパラメーターと設定を変更できます。
モーションエフェクト
Arp、Strum、Grainの3つのモーションエフェクトは、サウンドにリズムとアーティキュレーションを加えます。MIDIエフェクトとして、演奏したノートをリアルタイムで変化させ、表現力と高揚感を加えます。
Arp
Arpは、Chord Setに含まれるノートに適用される定番のアルペジエーターです。1つのキーを押してコードを演奏すると、Arpは該当するノートとそれに対応するサンプルのシーケンスを演奏します。シーケンスはキーを押している間ループ再生されます。
Arpには以下のパラメーターがあります:

- パターンセレクター:シーケンスのタイプを選択します。パターンごとにリズムと音程の連なりが異なります。
- Speed:シーケンスの再生レートを調整します。Syncがオンのときは、SpeedはDAWのテンポに対する音価で設定されます。
- Sync:SpeedをDAWのテンポに同期させます。
- Length:シーケンス内の個々のノートの長さを調整します。
- Swing:シーケンスのリズムに適用するスウィング、つまりシャッフルの量を調整します。
- Octave:ノートを分布させる範囲をオクターブ単位で調整します。
- Strike:シーケンス内の各ノートを連続して繰り返す回数を調整します。
Strum
Strumは、Chord Setに含まれるノートに適用される特別なアルペジエーターです。1つのキーを押してコードを演奏すると、Strumは該当するノートとそれに対応するサンプルのシーケンスを演奏します。アルペジエーターとは異なり、シーケンスはキーを押した後に1回だけ演奏され、弦楽器をストロークするサウンドを再現します。
Strumには以下のパラメーターがあります:

- パターンセレクター:シーケンスのタイプを選択します。パターンごとにリズムと音程の連なりが異なります。
- Speed:シーケンスの再生レートを調整します。Syncがオンのときは、SpeedはDAWのテンポに対する音価で設定されます。
- Sync:SpeedをDAWのテンポに同期させます。
- Length:シーケンス内の個々のノートの長さを調整します。
- Swing:シーケンスのリズムに適用するスウィング、つまりシャッフルの量を調整します。
- Octave:ノートを分布させる範囲をオクターブ単位で調整します。
Grain
Grainは、コードの演奏方法を根本的に変える特別なMIDIエフェクトです。グラニュラーシンセシスに着想を得たもので、膨大な数のMIDIイベントを生成し、ノートとサンプルを刺激的な新しい方法でトリガーします。MIDIイベントによって、サウンドは事実上小さな断片、いわゆるグレインに分割されます。グレインの再生は速度、サイズ、その他さまざまなパラメーターで変化させることができ、幅広いリズミカルなエフェクトやテクスチャーのエフェクトを作り出せます。
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Grainが生成したMIDIイベントは、新しいMIDIトラックの入力としてKontaktのプラグインMIDI出力を選択すれば、DAWで録音できます。
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Grainには以下のパラメーターがあります:

- Speed:グレインを生成するレートを調整します。Syncがオンのときは、SpeedはDAWのテンポに対する音価で設定されます。
- Sync:SpeedをDAWのテンポに同期させます。
- Start:グレインのサンプル開始位置を調整します。
- Size:グレインの長さを調整します。
- Shape:グレイン間に適用するクロスフェードのカーブを調整します。コントロールを左から右に回すと、サウンドがパーカッシブでざらついたものから、持続的で滑らかなものへと変わります。
- Random Start:各グレインのサンプル開始位置に適用するランダム化の量を調整します。
- Random Velocity:各グレインのノートベロシティ、つまりレベルに適用するランダム化の量を調整します。
- Random Pan:各グレインのステレオ位置に適用するランダム化の量を調整します。
- Pitch:グレインが異なる音程で再生される確率を調整します。コントロールを右に回すと、ピッチの変化量が増えます。
- Octave:グレインが異なるオクターブで再生される確率を調整します。コントロールを右に回すと、オクターブの変化量が増えます。
オーディオエフェクト
オーディオエフェクトは15種類のエフェクトで構成され、6つのエフェクトスロットに読み込めます。追加のLofiエフェクトは、サウンドにざらつき、テクスチャー、ピッチシフトによるアーティファクトを加えます。
Lofi
Lofiは、サウンドにざらつき、テクスチャー、アンビエンスを加えるために使用できる特別なオーディオエフェクトです。
Lofiエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- Crush:サウンドに適用するビットリダクション、つまりビットクラッシュの量を調整します。
- Degrade:サウンドに適用するサンプルレートリダクションの量を調整します。
- Detune:Rangeボタンの設定に応じて、-12〜+12半音または-1000〜+1000セントの範囲で、ピッチシフトによってサウンドをデチューンします。
- Range(音叉のシンボル):Detuneコントロールの範囲を、-12〜+12半音から-1000〜+1000セントに切り替えます。
- Ambience:テクスチャーや環境ノイズを含むサンプルをサウンドに重ねます。
- Ambience On/Off:エフェクトをオンまたはオフにします。
- Post-FX:オーディオのルーティングを変更し、事実上Ambienceエフェクトをエフェクトチェーンの最後に移動します。
- Restart:各ノートの開始時にサンプルを最初から再生し直します。オフのときは、サンプルの再生は最後の位置から続きます。
- Ambienceセレクター:テクスチャーや環境ノイズのタイプを選択します。
- Sample Import:独自のサンプルをインポートします。サンプルをグレーのエリアにドラッグ&ドロップしてインポートできます。
- Level:サンプルの音量レベルを調整します。
- Pitch:サンプルのピッチを調整します。
- LP/HP:サンプルの音色を暗いものから明るいものまで調整します。コントロールを左に回すと、サウンドにローパスフィルターがかかります。コントロールを右に回すと、サウンドにハイパスフィルターがかかります。
- Output:Lofiエフェクトの出力レベルを調整します。
Delay
Delayエフェクトは、Replika XTディレイプラグインをベースにしています。5つの異なるモード(Modern、Analog、Tape、Vintage、Diffusion)のプリセットを備え、サウンドに独特のカラーを加えます。Amount、Time、Feedback、Low CutとHigh Cutのフィルター、Ping Pongのコントロールを備えています。
Delayエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Amount:入力信号とエフェクト信号をブレンドします。
- Time:ディレイタイムをミリ秒単位で調整します。
- Sync(四分音符のシンボル):Timeをホストのテンポに同期させます。四分音符のシンボルをクリックしてディレイタイムを同期させ、ノブを回して音価を選択します。
- Feedback:ディレイの入力にフィードバックする信号のレベルを調整します。Feedbackを上げると、ディレイの繰り返しが増えます。100%を超えるレベルでは、自己発振に至るまで膨れ上がるエコーの繰り返しが生まれます。
- Low Cut:レゾナンスのないフィルターで、ディレイのフィードバック経路の低域成分をカットします。反時計回りいっぱいに回すと、フィルターはオフになります。
- High Cut:レゾナンスのないフィルターで、ディレイのフィードバック経路の高域成分をカットします。時計回りいっぱいに回すと、フィルターはオフになります。
- Ping Pong:Ping Pongエフェクトをオン/オフします。オンのときは、ディレイの繰り返しが左右交互に振り切ってパンニングされます。
Reverb
このアルゴリズミックなReverbエフェクトには、RoomとHallのプリセットがあります。Roomのサウンドは、強い初期反射と速い減衰を持つ自然なリバーブを生成します。これを使って、小さな音響空間の自然なサウンドをシミュレートできます。残響時間が短いため、特にドラムやギターに適しています。
Hallのプリセットは、大きなホール空間の広大さを再現し、暖かく豊かな響きのリバーブを生み出します。広大で自然な空間の再現に使用できます。大きな残響と長い減衰時間により、さまざまなサウンドで試すのに最適なツールです。
Reverbエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Amount:信号に適用するリバーブの量を調整します。
- Size:リバーブエフェクトがシミュレートする部屋の大きさを調整します。値を大きくするほど、大きな部屋を再現します。
- Time:リバーブエフェクトの長さを調整します。
- Low Shelf:リバーブ信号の低域成分を減衰または増幅します。
- High Cut:リバーブ信号の高域成分をカットします。
Shaper
Shaperは、シェイプを描いて独自のモジュレーション信号を作り出せるモジュレーションエフェクトです。ShaperにはAmount、Speed、Gainのコントロールのほか、さらに幅広い使い方を可能にするPendulumボタンとRandomizeボタンがあります。
Shaperには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Amount:信号に適用するShaperエフェクトの量を調整します。ノブを右に回すと、0%〜100%の範囲でエフェクトの量が増えます。
- Speed:モジュレーションの周波数を調整します。Syncがオンのときは、SpeedはDAWのテンポに対する音価で設定されます。
- Sync(四分音符ボタン):Speedをホストのテンポに同期させます。四分音符ボタンをクリックしてモジュレーションの速度を同期させ、ノブを回して音価を選択します。
- Gain:信号に適用する増幅または減衰の値をdB単位で調整します。
- Pendulum:Shaperの再生のPendulumモードをオンにします。オンにすると、Shaperは前方向と後ろ方向に交互に進みます。
- Shaperエディター:Shaperの内容を表示・編集します。Shaperエディター内で右クリックして上下にドラッグすると、ステップを調整できます。左右にドラッグすると、複数のステップを同時に調整できます。
- Randomize:ランダム化したShaperの設定をShaperエディターに読み込みます。
Choral
Choralは、70年代から80年代初頭のシンセサイザーやスタジオラックプロセッサーに着想を得たエフェクトで、最小限の手間でエフェクトをカスタマイズできる強化されたパラメーターコントロールを備えています。コーラスエフェクトは、空間的な動きを加えてアンサンブルのような質感を与えることで、サウンドを豊かにするために使われます。複数の音源から同時に演奏されているかのように、サウンドに広がりと厚みを加えることができます。その効果は、音色のわずかな変化から、広いステレオイメージを持つ非常に生き生きとしたテクスチャーまで多岐にわたります。
Choralエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Amount:イコールパワーのクロスフェードによって、入力信号とエフェクト信号をブレンドします。
- Speed:ゆっくりとしたピッチの変化から速いビブラートまで、モジュレーションの速度を調整します。Amountを上げるほど効果が顕著になります。
- Modulation:Delayに適用するモジュレーションの量を調整し、コーラスボイスのディレイタイムを変化させます。ディレイの構成上、これによってコーラスボイスのピッチも変化し、典型的なコーラス効果が生まれます。
- Width:コーラスボイスを互いに逆方向にパンニングし、ステレオイメージを広げます。Widthを0に設定すると、入力のステレオイメージが維持されます。
- Delay:コーラスボイスのディレイタイムを調整し、サウンドの空間的な奥行きを変化させます。このパラメーターはFeedbackと強く相互作用します。
- Feedback:コーラスボイスの出力から入力へのフィードバック信号のレベルを調整し、より持続感があり広がりのあるサウンドを作り出します。
Flair
Flairはフランジャーエフェクトに新たなアプローチを取り入れたもので、一般的なフランジャーよりも洗練された過激なサウンドを可能にする追加機能を備えています。フランジャーは、サウンドを完全に変えてしまうほどの独特な倍音効果を加えて、サウンドを豊かにするために使われます。フランジャーはコムフィルターをベースにしており、コムフィルターの周波数に対するモジュレーションが組み込まれています。コムフィルターは、フィードバックを伴う極めて短いディレイで構成され、周波数スペクトルに倍音関係のピークとノッチを生み出します。こうしてフランジャーは、劇的なフィルター効果とレゾナンスをサウンドに加えます。その効果は、金属的なテクスチャーから、ジェットエンジンの始動音のような歪んだサウンドまで多岐にわたります。
Phasisエフェクトには以下のコントロールがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Amount:入力信号とエフェクト信号をブレンドします。コントロールを左いっぱいに回すと、ドライの入力信号だけが聞こえます。
- Speed:エフェクトに適用するモジュレーションの周波数を調整します。Amountを上げるほど、モジュレーションが顕著になります。Speed Syncがオンのときは、モジュレーションはホストとSpeedノブに同期します。
- Sync(四分音符ボタン):Speedをホストのテンポに同期させます。四分音符ボタンをクリックしてモジュレーションの速度を同期させ、ノブを回して音価を選択します。
- Modulation:適用するモジュレーションの量を調整します。ノブを右に回すと、フランジング効果のモジュレーションと動きの量が増えます。
- Width:フランジャーボイスを内部で複製し、互いに逆方向にパンニングします。左右のステレオチャンネル間で適用されるモジュレーションに位相オフセットを加えることで、広く生き生きとしたステレオイメージが生まれます。さらに、特殊なタイプのクロスフィードバックが導入され、Feedbackを上げるにつれてステレオイメージがさらに動きを増します。
- Damping:フランジャーボイスの出力から入力へのフィードバック信号の高域成分を減衰させ、Feedbackの設定が高くてもソフトなサウンドを実現します。
- Feedback:フランジャーボイスの出力から入力へのフィードバック信号のレベルを調整し、よりレゾナンスの強い金属的なサウンドを作り出します。
Phasis
フェイザーは、スペクトルの動きと複雑なフィルタリングを加えてサウンドを豊かにするために使われます。フェイザーは一連のオールパスフィルターをベースにしており、フィルターの周波数に対するモジュレーションが組み込まれています。オールパスフィルターは周波数スペクトルにピークとノッチを生み出し、それを時間とともに変化させることで、サウンドの倍音構造を変形させ、動きを与えます。
Phasisはこのコンセプトに新たなアプローチを取り入れたもので、一般的なフェイザーよりも洗練された過激なサウンドを可能にするよう厳選された追加機能を備えながら、こうした機器ならではの使いやすさも保っています。
Phasisエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Amount:CenterとSpreadに適用するモジュレーションの量を調整し、フェイジング効果に動きを加えます。
- Speed:エフェクトに適用するモジュレーションの周波数を調整します。Amountを上げるほど、モジュレーションが顕著になります。Speed Syncがオンのときは、モジュレーションはホストとSpeedノブに同期します。
- Sync(四分音符ボタン):Speedをホストのテンポに同期させます。四分音符ボタンをクリックしてモジュレーションの速度を同期させ、ノブを回して音価を選択します。
- Mix:入力信号とエフェクト信号をブレンドします。ノブを左いっぱいに回すと、ドライの入力信号だけが聞こえます。
- Notches:周波数スペクトルのピークとノッチの数を設定します。
- Feedback:フェイジング効果を生み出すオールパスフィルターに適用するフィードバック、つまりレゾナンスの量を調整します。ノブを右に回すとFeedbackが増え、周波数スペクトルのピークとノッチがより顕著になります。
- Center:フェイジング効果を生み出すオールパスフィルターの周波数を変えることで、周波数スペクトルのピークとノッチをシフトします(Center周波数に対して相対的に)。
- Spread:周波数スペクトルのピークとノッチの密度を調整します。ノブを左に回すと、ピークとノッチが互いに近づきます。ノブを右に回すと、ピークとノッチが互いに離れます。
Filter I
フィルターは、通過する信号の周波数成分を変化させる信号プロセッサーです。Filter IエフェクトにはLow Pass、High Pass、Band Pass、Formant、Vowelのプリセットがあります。
Filter Iには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Cutoff:フィルターのカットオフ周波数を調整します。
- Reso(Resonance):0より大きい値を選択すると、カットオフ周波数付近の狭い周波数範囲をブーストします。
Filter II
フィルターは、通過する信号の周波数成分を変化させる信号プロセッサーです。Filter IエフェクトにはLow Pass、High Pass、Band Pass、Formant、Vowelのプリセットがあります。
Filter IIには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Cutoff:フィルターのカットオフ周波数を調整します。
- Reso(Resonance):0より大きい値に設定すると、カットオフ周波数付近の狭い周波数範囲をブーストします。
EQ
EQエフェクトは完全パラメトリックのピーキングイコライザーで、幅広い音色の変更や補正が可能です。モジュールごとに最大3つのEQバンドを使用して、スペクトル全体のあらゆる周波数範囲を最大18 dBブーストまたはカットできます。調整可能なWidthパラメーターにより、穏やかな補正のためのなだらかな変化から、ピンポイントの編集のための急峻なスロープまで選択できます。
EQには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:名前をクリックするとプリセットメニューが開き、矢印をクリックすると前/次のプリセットが読み込まれます。
- Freq(Frequency):ブーストまたはカットを行う中心周波数を調整します。
- Width(Bandwidth):影響を受ける周波数範囲の幅をオクターブ単位で調整します。
- Gain:中心周波数でのブースト量(正の値)またはカット量(負の値)を調整します。
Punch
Punchは、サウンドのアタックとサステインをコントロールするために設計された使いやすいコンプレッサーです。従来のコンプレッサーのようにサウンドの振幅を追従するのではなく、全体的なエンベロープを追従するため、入力ゲインの変化の影響を受けにくくなっています。Punchエフェクトは主に、ドラム、パーカッション、ピアノ、ギターなど、アタックの速いサウンド向けに設計されています。
Punchエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Input:エフェクトへの入力ゲインをコントロールします。
- Attack:入力信号の音量エンベロープのアタック部分のスケーリングを調整します。ノブを右に回す(0%〜100%)とパンチが増し、左に回す(0%〜-100%)と鋭いアタックが抑えられます。
- Sustain:入力信号の音量エンベロープのサステイン部分のスケーリングをコントロールします。このパラメーターを上げるとサウンドに厚みが加わり、下げるとサウンドの余韻が短くなります。
- Output:エフェクトの出力レベルをdB単位で設定します。コンプレッサーのようなダイナミクス系エフェクトでは、これが非常に重要です。
Comp
コンプレッサーは、信号の大きなパッセージのレベルを下げることで、信号のダイナミックレンジに作用するダイナミクスツールです。レベルのピークを抑え、それによって信号の平均音量を上げることができるため、多くの一般的な作業に欠かせません。アタックタイムとリリースタイムを慎重に調整すれば、コンプレッサーで信号のトランジェントを変化させることもでき、弱々しいドラムにパンチを加えたり、パーカッションサウンドの誇張されたクリック音を抑えたりできます。コンプレッションをかけすぎると、かなり窮屈で弱々しいサウンドになることがあります。
コンプレッサーエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Thresh.:コンプレッサーが動作を始めるスレッショルドレベルを設定します。このスレッショルドを超えるレベルだけがコンプレッションによって下げられ、下回ったままの信号は処理されません。
- Attack:入力信号がThresholdレベルを超えてから、コンプレッサーが最大のコンプレッションに達するまでの時間を調整します。主に自然なダイナミクスの抑制のためにコンプレッションを使う場合は、5〜10 msの値から始めるとよいでしょう。アタックタイムを長くすると、トランジェントを強調して信号にパンチを加えるのに役立ちます。
- Release:入力信号がスレッショルドを下回ってから、コンプレッサーがコンプレッションのない状態に戻るまでの時間を調整します。一般的な値は50〜250 msです。
- Ratio:コンプレッションの量をコントロールします。これは入力レベルの変化と出力レベルの変化の比率で表されます。Ratioが1:1ではコンプレッションはかかりません。Ratioが2:1の場合、入力でレベルが2 dB上がっても、出力レベルは1 dBしか上がりません。4:1のRatioではより強いコンプレッションがかかり、入力でレベルが4 dB上がると出力は1 dB上がります。
- Makeup:エフェクトによるゲインリダクションを補正します。メイクアップゲインのコントロールを使って、コンプレッション後の出力信号を入力信号と同じピークレベルまで引き上げます。コンプレッションの設定が決まったら、入力信号と出力信号が同程度のレベルになるように調整します。
- Mix:コンプレッサーのドライ/ウェットのミックスをコントロールします。これを使ってパラレルコンプレッションのようなルーティングを作ることができ、大きな信号を下げるのではなく小さな信号を持ち上げます。100%に設定するとコンプレッションされた信号だけが聞こえ、0%に設定すると処理されていない入力信号だけが聞こえます。
- Output:エフェクトの出力レベルをコントロールします。
Limiter
Limiterを使うと、信号全体の音量を下げることなく、本来なら出力をオーバーロードさせてしまう信号のピークを抑えられます。リミッターは、レシオが1対無限大、スレッショルドが最大レベルのすぐ下、アタックタイムが非常に短い、特殊なコンプレッサーと考えることができます。コンプレッサーにはさまざまな芸術的用途がありますが、リミッターは一般的に技術的な理由で使用されます。
Limiterには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Threshold:リミッターが入力信号に作用し始めるスレッショルドを設定します。信号のクリッピングを防ぐには、Thresholdを0 dBのままにします。信号を大きくするには、コントロールを左に回してThresholdの値を下げます。Thresholdは-40.0 dB〜0.0 dBの範囲で設定できます。
- Release:リリースフェーズの長さを調整します。これは、入力信号がThresholdレベルを下回ってからリミッターが動作を止めるまでの時間を決めます。Releaseは1.0 ms〜500.0 msの範囲で設定できます。
- Ceiling:リミッターの最大出力レベルをdB単位で設定します。Ceilingは-40.0 dB〜-0.3 dBの範囲で設定できます。
Tape
テープサチュレーションは、テープへの録音で生じるソフトなコンプレッションと歪みを再現します。Tapeエフェクトを使うと、サウンドにさりげない暖かみや色付けを加えたり、重く攻撃的な歪みを加えたりできます。
Tapeエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Gain:エフェクトの入力ゲインをコントロールします。これによって、テープの歪みとコンプレッションの量が増えます。
- Warmth:エフェクトの低域のブースト/カットをコントロールします。
- HF Rolloff:高域ロールオフの開始周波数をコントロールします。この周波数より上の帯域が減衰されます。
- Output:エフェクトの出力レベルをコントロールします。
Charge
Chargeエフェクトは、ブティック系ハードウェアに着想を得た、ハイエンドの真空管コンプレッションのエミュレーションです。特に音楽的なコンプレッサーで、さりげない倍音と空間の強調から、重く攻撃的な真空管ドライブまで加えることができます。
コンプレッサーツールは、信号のダイナミックレンジと色付けの両方に作用します。レベルのピークを抑えるのに使えるだけでなく、信号に色付け、キャラクター、暖かみを加えることもできます。これは特に真空管スタイルのコンプレッサーに固有の特性です。
Chargeエフェクトには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Input:コンプレッサーへの入力ゲインをdB単位で調整します。Inputの理想的な設定は、Inputレベルメーターで示されます。
- Saturation:信号にサチュレーションを適用します。コントロールを右に回すと、より多くのサチュレーションがかかります。
- Compress:入力信号に適用するコンプレッションの量を決めます。値が大きいほど、入力信号に強いコンプレッションがかかります。
- Character:信号にイコライゼーションを適用することで、コンプレッション効果のサウンド特性を変化させます。
- Mix:コンプレッサーのドライ/ウェットのミックスをコントロールします。これを使ってパラレルコンプレッションのようなルーティングを作ることができ、大きな信号を下げるのではなく小さな信号を持ち上げます。Mixコントロールを0%に設定するとコンプレッションされていない(ドライの)信号だけが聞こえ、100%ではコンプレッションされた信号だけが聞こえます。0%と100%の間の設定では、両方の信号がミックスされます。
- Output:エフェクトの出力レベルをコントロールします。
Stereo
Stereoモデラーエフェクトを使うと、信号のステレオベースの幅をコントロールし、パンニングを変更し、モノラルのソースから疑似ステレオ信号を作り出すことができます。
Stereoには以下のパラメーターがあります:

- プリセットセレクター:プリセットをすばやくブラウズして読み込めます。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。現在読み込まれているプリセットの名前が表示されます。
- Spread:信号のステレオベースを狭めたり広げたりします。ノブを左いっぱいに回すと、ステレオ信号がモノラルにまとめられます。ノブを右に回して正の値にすると、ステレオソースが人工的に広がります。
- Pan:このコントロールで、ステレオフィールド内の信号の位置を決めます。AmplifierモジュールのPanコントロールとまったく同じように動作します。
モジュレーター
モジュレーターは、エフェクトのパラメーターに適用できるさまざまなモジュレーションソースで構成されます。モジュレーションは、パラメーターを時間とともに変化させることでサウンドに動きを加えます。各モジュレーターはそれぞれ異なるタイプのモジュレーションを提供し、周期的な変化(LFO)から、複雑なシーケンス(MODSTEP)、ノートイベントに追従するカーブ(AMPおよびMODエンベロープ)まであります。さらに、HUMANIZEは各音符の重要な要素に生命感を与えます。
以下のモジュレーターとコントロールがあります:

- LFO 1とLFO 2:サウンドに動きを加えることができる低周波オシレーターです。詳しくはLFO 1とLFO 2を参照してください。
- Modstep:ステップシーケンスから複雑なシェイプまで、入り組んだモジュレーション信号を作成できるモジュレーションシーケンサーです。詳しくはModstepを参照してください。
- Ampエンベロープ:サウンドの音量のカーブを調整できる基本的なADSR(Attack、Decay、Sustain、Release)エンベロープです。詳しくはAmpエンベロープを参照してください。
- Modエンベロープ:エフェクトのパラメーターにカーブを加えることができる拡張版のADSR(Attack、Decay、Sustain、Release)エンベロープです。詳しくはModエンベロープを参照してください。
- Humanize:予測できない変化を取り入れることで、各音符の重要な要素に生命感を与えます。詳しくはHumanizeを参照してください。
- Clear Mod Assignments:すべてのモジュレーター、または特定のモジュレーターのモジュレーションのアサインを削除します。詳しくはモジュレーションのアサインを参照してください。
LFO 1とLFO 2
LFO 1とLFO 2は、サウンドに動きを加えることができる低周波オシレーター(LFO)です。LFOは、パラメーターの値を時間とともに変化させる周期的なモジュレーションを生成します。
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このモジュレーターは、任意のエフェクトパラメーターや、他のモジュレーターのパラメーターにアサインできます。詳しくはモジュレーションのアサインを参照してください。
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LFO 1とLFO 2には、どちらも以下のパラメーターがあります:
- 波形タイプ:モジュレーションのシェイプを決める8種類の波形タイプ(Sine、Triangle、Square、Sawtooth、Random、Smooth Random)から1つを選択します。
- Speed:モジュレーションの周波数を調整します。Syncがオンのときは、SpeedはDAWのテンポに対する音価で設定されます。
- Sync:SpeedをDAWのテンポに同期させます。
- U/B:ユニポーラー(U)とバイポーラー(B)のモジュレーションを切り替えます。ユニポーラーモジュレーションは(基準値に対して)正方向のパラメーター変化を生み、バイポーラーモジュレーションは正方向と負方向のパラメーター変化を生みます。
- ResetとPhase:各ノートの開始時にLFOをリセットします。波形内のリセットポイントは、Resetボタンの下にあるPhaseスライダーで調整できます。
Modstep
Modstepは、ステップシーケンスから複雑なシェイプまで、入り組んだモジュレーション信号を作成できるモジュレーションシーケンサーです。
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このモジュレーターは、任意のエフェクトパラメーターや、他のモジュレーターのパラメーターにアサインできます。詳しくはモジュレーションのアサインを参照してください。
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Modstepには以下のパラメーターがあります:
- Speed:モジュレーションの周波数を調整します。Syncがオンのときは、SpeedはDAWのテンポに対する音価で設定されます。
- U/B:ユニポーラー(U)とバイポーラー(B)のモジュレーションを切り替えます。ユニポーラーモジュレーションは(基準値に対して)正方向のパラメーター変化を生み、バイポーラーモジュレーションは正方向と負方向のパラメーター変化を生みます。
- Sync:SpeedをDAWのテンポに同期させます。
- シーケンスプリセットセレクター:さまざまなパターンやシェイプを持つシーケンスをすばやく読み込めます。読み込んだプリセットによって、シーケンスのステップ数が決まります。左右の矢印ボタンでプリセットを切り替えるか、セレクターをクリックしてドロップダウンメニューを開きます。
- Pendulum:シーケンス再生のPendulumモードをオンにします。オンにすると、シーケンスは前方向と後ろ方向に交互に進みます。
- Reset:各ノートの開始時にシーケンスを先頭にリセットします。
- Randomize Sequence:シーケンスのステップをランダム化します。シーケンスのステップ数はランダム化されません。ステップ数は、シーケンスプリセットセレクターで別のプリセットを選択することで変更できます。
- シーケンスエディター:シーケンスの内容を表示・編集します。シーケンスエディター内で右クリックして上下にドラッグすると、ステップを調整できます。左右にドラッグすると、複数のステップを同時に調整できます。
Ampエンベロープ
Ampエンベロープは、サウンドの音量のカーブを調整できる基本的なADSR(Attack、Decay、Sustain、Release)エンベロープです。4つの基本的なエンベロープステージは、それぞれ個別に調整できます。
Ampエンベロープには以下のパラメーターがあります:
- Attack(A):エンベロープのアタックステージの長さを調整します。これは、エンベロープがゼロからピークレベルまで上昇するのにかかる時間です。
- Decay(D):エンベロープのディケイステージの長さを調整します。これは、エンベロープがピークからサステインレベルまで下降するのにかかる時間です。
- Sustain(S):エンベロープのサステインステージのレベルを調整します。ノートが押されている間、エンベロープはこのレベルにとどまります。
- Release(R):エンベロープのリリースステージの長さを調整します。これは、エンベロープがサステインレベルからゼロまで下降するのにかかる時間です。
Modエンベロープ
Modエンベロープは、エフェクトのパラメーターにカーブを加えることができる拡張版のADSR(Attack、Decay、Sustain、Release)エンベロープです。4つの基本的なエンベロープステージに加えて、DAWのテンポへの同期、調整可能なアタックカーブ、ユニポーラーまたはバイポーラーの動作を備えています。
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このモジュレーターは、任意のエフェクトパラメーターや、他のモジュレーターのパラメーターにアサインできます。詳しくはモジュレーションのアサインを参照してください。
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Modエンベロープには以下のパラメーターがあります:
- Attack(A):エンベロープのアタックステージの長さを調整します。これは、エンベロープがゼロからピークレベルまで上昇するのにかかる時間です。
- Decay(D):エンベロープのディケイステージの長さを調整します。これは、エンベロープがピークからサステインレベルまで下降するのにかかる時間です。
- Sustain(S):エンベロープのサステインステージのレベルを調整します。ノートが押されている間、エンベロープはこのレベルにとどまります。
- Release(R):エンベロープのリリースステージの長さを調整します。これは、エンベロープがサステインレベルからゼロまで下降するのにかかる時間です。
- Sync:該当するエンベロープステージをDAWのテンポに同期させます。Syncがオンのときは、エンベロープステージの長さはDAWのテンポに対する音価で設定されます。
- Attack Curve:エンベロープのアタックステージの形状を、立ち上がりの遅い指数カーブ(-100%)から立ち上がりの速い対数カーブ(100%)まで調整します。中央の位置(0%)ではカーブは直線になり、アタックステージは全体にわたって均等に上昇します。
- U/B:ユニポーラー(U)とバイポーラー(B)のモジュレーションを切り替えます。ユニポーラーモジュレーションは(基準値に対して)正方向のパラメーター変化を生み、バイポーラーモジュレーションは正方向と負方向のパラメーター変化を生みます。
Humanize
Humanizeは、予測できない変化を取り入れることで、各音符の重要な要素に生命感を与えます。ノートベロシティ(Vel)、サンプル開始位置(Start)、ステレオ位置(Pan)、リズムのタイミング(Time)にランダムな変化を加えます。変化の量は、これらのパラメーターごとに個別に設定できます。
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Grainモーションエフェクトを使用しているときは、Humanizeはサウンドに影響しません。Grainについて詳しくはGrainを参照してください。
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Humanizeには以下のパラメーターがあります:
- Vel:各ノートのベロシティに適用するランダムな変化の量を調整します。
- Start:各ノートのサンプル開始位置に適用するランダムな変化の量を調整します。
- Pan:各ノートのステレオ位置に適用するランダムな変化の量を調整します。
- Time:各ノートのリズムのタイミングに適用するランダムな変化の量を調整します。
マクロとパフォーマンスコントロールを使うと、重要なパラメーターを直感的に演奏・調整できます。モジュレーションホイール、XYパッド、マクロは、FXページのパラメーターに自由にアサインできます。さらに、コントロールの名前を変更したり、動作をユニポーラーとバイポーラーで切り替えたりできます。
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マクロとパフォーマンスコントロールをパラメーターにアサインする方法については、モジュレーションのアサインを参照してください。
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以下のマクロとパフォーマンスコントロールがあります:

- コントロールラベル:マクロまたはパフォーマンスコントロールの名前を表示します。名前をクリックして新しい名前を入力すると、名前を変更できます。
- Vol:インストゥルメントのメイン出力音量を調整します。
- Half-Time:すべてのサンプルの再生速度を一時的に50%に下げるハーフタイムエフェクトをオンにします。
- マクロ:各コントロールで重要なエフェクトパラメーターを調整し、サウンドをすぐに微調整できます。
- XYパッド:XY平面上でボールを動かすことで、エフェクトパラメーターを2次元で表現豊かにコントロールできます。専用のXコントロールとYコントロールを使って、各次元を個別にコントロールすることもできます。
- モジュレーションホイール:モジュレーションホイールのパラメーターアサインを表示します。モジュレーションホイールはMIDIキーボードで演奏できます。ユーザーインターフェース上で直接モジュレーションホイールを調整することもできます。
- U/B:ユニポーラー(U)とバイポーラー(B)のモジュレーションを切り替えます。ユニポーラーモジュレーションは(基準値に対して)正方向のパラメーター変化を生み、バイポーラーモジュレーションは正方向と負方向のパラメーター変化を生みます。
モジュレーションのアサイン
モジュレーションのアサインは、モジュレーターとマクロの両方を含むモジュレーションソースに、どのパラメーターが反応するかを決めます。モジュレーターとマクロはどちらも、任意のエフェクトパラメーターにアサインできます。さらに、モジュレーターとマクロを他のモジュレーターのパラメーターにアサインしたり、モジュレーターをマクロにアサインしたりできます。モジュレーションのアサインを削除するオプションには、単一のアサイン、エフェクトスロットで作成したすべてのアサイン、特定のモジュレーションソースのすべてのアサインがあります。
モジュレーションスロット
モジュレーションスロットは、モジュレーションのアサインを作成するために使います。各モジュレーションスロットには、モジュレーターまたはマクロからの接続を1つだけ割り当てられます。モジュレーションスロットは、該当するパラメーターまたはマクロの下にあります。エフェクトパラメーターには2つのモジュレーションスロットがあり、マクロには1つのモジュレーションスロットがあります:
モジュレーションのアサインの作成
モジュレーションのアサインを作成するには:
- アサインを作成したいパラメーターまたはマクロの下にある、空きモジュレーションスロットをクリックします。
- ドロップダウンメニューからモジュレーションソースを選択します。使用できるモジュレーションソースは、エフェクト、モジュレーター、マクロのどれにモジュレーションをアサインするかによって異なります。
- モジュレーション量のコントロールをクリックして上下にドラッグし、モジュレーションの深さを調整します。
選択したモジュレーションソースがパラメーターにアサインされ、該当するシンボルで示されます。パラメーターのコントロールの周囲のリングはモジュレーションの深さを示し、ドットは現在のパラメーター値を表します。
モジュレーションのアサインの削除
モジュレーションのアサインを削除するには:
- アサインを削除したいパラメーターまたはマクロの下にある、モジュレーションソースのシンボルをクリックします。
- ドロップダウンメニューからNoneを選択します。
モジュレーションのアサインが削除され、モジュレーションスロットが空になります。
エフェクトスロットからすべてのモジュレーションのアサインを削除
エフェクトスロットからすべてのモジュレーションのアサインを削除するには:
- エフェクトチェーンで該当するタブをクリックして、エフェクトスロットを選択します。
- エフェクトエディターの右上にある消しゴムアイコンをクリックします。
- ドロップダウンメニューからClear FX Modを選択します。
選択したエフェクトスロットからすべてのモジュレーションのアサインが削除されます。
すべてまたは特定のモジュレーションソースのモジュレーションのアサインを削除
すべてのモジュレーションソース、または特定のモジュレーションソースのすべてのモジュレーションのアサインを削除するには:
- モジュレーターの右上にある消しゴムアイコンをクリックします。
- すべてのモジュレーションのアサインを削除したいモジュレーションソースを選択します。すべてのモジュレーションソースのすべてのモジュレーションのアサインを削除したい場合は、ALLを選択します。
選択したモジュレーションソース、またはすべてのモジュレーションソースのモジュレーションのアサインが削除されます。
参照元情報:FX page
https://docs.native-instruments.com/online-guides/playbox-manual/en/fx-page