Kontakt Factory Library 2ユーザーマニュアル 10 - FXページ(FX Page)

Kontakt Factory Library 2ユーザーマニュアル 10 - FXページ(FX Page)

Kontakt Factory Library 2のFXページでは、EQ、テープサチュレーション、空間系エフェクト、モジュレーション系エフェクト、リミッターなど、さまざまなエフェクトを追加して調整できます。

FXページでは、EQ、テープサチュレーション、空間系エフェクト、モジュレーション系エフェクト、リミッターなど、さまざまなエフェクトを追加して調整できます。

FXページは、次のエフェクトで構成されています。

  • EQ:周波数成分を整えてバランスを取ることができます。詳しくはEQを参照してください。
  • Tape:テープ録音特有の緩やかなコンプレッションとディストーションをエミュレートします。詳しくはTapeを参照してください。
  • Delay:ホストのテンポに同期できるさまざまなエコー効果を作り出します。詳しくはDelayを参照してください。
  • Chorus:信号にデチューンしたコピーを重ねることで、オーディオ信号に深みと豊かさを加えます。詳しくはChorusを参照してください。
  • Phaser:一部の周波数を減衰させ、ほかの周波数をブーストするコムフィルタリング効果を作り出します。詳しくはPhaserを参照してください。
  • Cabinet:マイクで収録したギターキャビネットのサウンドをシミュレートします。詳しくはCabinetを参照してください。
  • Convolution:さまざまなソースから収録したインパルスレスポンスを使って、リバーブ効果を作り出します。詳しくはConvolutionを参照してください。
  • Limiter:信号のピークを抑えてクリッピングを防ぎ、さらに信号全体のラウドネスを上げます。詳しくはLimiterを参照してください。

EQ

EQは、周波数成分を整えてバランスを取ることができる基本的な3バンドイコライザーです。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Effect On/Off:エフェクトのオン/オフを切り替えます(電源ボタンアイコン)。
  • Bass:低域の周波数成分に対するカットまたはブーストの量を-18〜+18 dBの範囲で調整します。
  • Mid:中域の周波数成分に対するカットまたはブーストの量を-18〜+18 dBの範囲で調整します。
  • Treble:高域の周波数成分に対するカットまたはブーストの量を-18〜+18 dBの範囲で調整します。

Tape

Tape Saturatorは、テープ録音特有の緩やかなコンプレッションとディストーションをエミュレートします。軽くかけてサウンドに温かみと色付けを加えることもできますし、深くかけて攻撃的なディストーションを加えることもできます。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Effect On/Off:エフェクトのオン/オフを切り替えます(電源ボタンアイコン)。
  • Gain:エフェクトの入力ゲインを調整します。値を上げるとテープディストーションとコンプレッションの量が増えます。
  • Warmth:エフェクトの低域のブースト/カットを調整します。
  • Output:エフェクトの出力ゲインを調整します。

Delay

Delayは、ホストのテンポに同期できるさまざまなエコー効果を作り出すステレオディレイエフェクトです。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Effect On/Off:エフェクトのオン/オフを切り替えます(電源ボタンアイコン)。
  • HQ:NIのReplikaプラグインから受け継いだ高音質モードのオン/オフを切り替えます。
  • Feedback:フィードバックの量を調整します。Feedbackを右に回すと、ディレイの繰り返しの量が増えます。
  • Rate:ディレイタイム、つまりエコーの繰り返しが発生する速さを調整します。Rateはミリ秒単位(ms)で調整することも、Rateコントロールの上にあるドロップダウンメニューの選択に応じてホストテンポに対する音価で調整することもできます。
  • Mix:入力信号とエフェクト信号をブレンドします。

Chorus

Chorusは、元の信号にデチューンしたコピーを重ねることで、オーディオ信号に深みと豊かさを加えます。位相関係を調整できる独立したLFOが、ステレオの各チャンネルを個別にデチューンし、広がりのあるパノラマ効果を作り出します。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Effect On/Off:エフェクトのオン/オフを切り替えます(電源ボタンアイコン)。
  • HQ:NIのChoralプラグインから受け継いだ高音質モードのオン/オフを切り替えます。
  • Depth:モジュレーションによるデチューンの幅を調整します。値を大きくすると、コーラス効果がより強くなります。
  • Rate:LFOのモジュレーション速度、つまりエフェクトが時間とともに変化する速さを調整します。
  • Mix:入力信号とエフェクト信号をブレンドします。

Phaser

このエフェクトは、オールパスフィルターを使って信号の位相関係を連続的に変化させます。その結果、一部の周波数を減衰させ、ほかの周波数をブーストするコムフィルタリング効果が得られます。サウンドはフランジャーに似ていますが、より控えめなかかり方になります。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Effect On/Off:エフェクトのオン/オフを切り替えます(電源ボタンアイコン)。
  • HQ:NIのPhasisプラグインから受け継いだ高音質モードのオン/オフを切り替えます。
  • Depth:LFOモジュレーションの量です。値を大きくすると、Phaser効果がより広い周波数範囲をスイープします。
  • Rate:LFOのモジュレーション速度、つまりエフェクトが時間とともに変化する速さを調整します。Rateはミリ秒単位(ms)で調整することも、Rateコントロールの上にあるドロップダウンメニューの選択に応じてホストテンポに対する音価で調整することもできます。
  • Mix:入力信号とエフェクト信号をブレンドします。

Cabinet

Cabinetは、マイクで収録したギターキャビネットのサウンドをシミュレートします。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Effect On/Off:エフェクトのオン/オフを切り替えます(電源ボタンアイコン)。
  • Cabinetセレクター:シミュレートするキャビネットの種類を選択します。名前の部分をクリックするとドロップダウンメニューが開き、リストの中から項目を選択できます。また、左右にある矢印ボタンを使って、それぞれ前の項目または次の項目を選択することもできます。
  • Output:エフェクトの出力ゲインを調整します。

Convolution

Convolutionは、ハイエンドのリバーブ機器、実際の音響空間、特殊な加工を施したインパルスレスポンスなど、さまざまなソースのインパルスレスポンスを収めたコンボリューションリバーブです。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Impulse Responseセレクター:コンボリューション効果を作るために使うインパルスレスポンスを選択します。名前をクリックするとドロップダウンメニューが開き、メニュー右側のリストから項目を選択できます。さまざまなカテゴリーはメニュー左側で選択できます。また、左右にある矢印ボタンを使って、それぞれ前の項目または次の項目を選択することもできます。
  • Mix:入力信号とエフェクト信号をブレンドします。

Limiter

Limiterは、信号のピークを抑えてクリッピングを防ぐと同時に、出力レベルをそれに応じて上げることで信号全体のラウドネスを高める、特殊なタイプのコンプレッサーです。

このエフェクトには次のパラメーターとコントロールがあります。

  • Effect On/Off:エフェクトのオン/オフを切り替えます(電源ボタンアイコン)。
  • Gain:入力信号のゲインを調整します。Limiterのスレッショルドは固定されているため、入力ゲインを上げると、実質的に信号に適用されるゲインリダクション、つまりリミッティングの量が増えます。
  • Release:入力信号がスレッショルドを下回ってから、ゲインリダクションが0に戻るまでにかかる時間を調整します。リリースタイムを短くするとラウドネスをさらに上げられますが、信号が歪むこともあります。リリースタイムを長くすると歪みは防げますが、ポンピング効果につながることがあります。
  • Output:エフェクトの出力ゲインを調整します。

参照元情報:FX Page
https://docs.native-instruments.com/online-guides/kontakt-factory-library-manual/en/fx-page