iZotope RX 12 - バッチプロセッサー(Batch Processor)

iZotope RX 12 - バッチプロセッサー(Batch Processor)

概要(Overview)

Batch Processor(バッチプロセッサー)を使うと、カスタムのモジュールチェーンで複数のファイルを一括処理でき、時間のかかる作業を効率化できます。Batch Processor は RX Audio Editor と同時に実行できるため、RX で作業しながら一括処理を行えます。

Batch Processor ウィンドウは次の方法で開けます。

  • RX Audio Editor の Window メニューから Batch Processor を選択します。

  • デフォルトのキーボードショートカット Cmd+B(Mac)/Ctrl+B(Windows)で開きます。

Batch Processor のプリセット(Batch Processor Presets)

ここをクリックすると、Batch Processor のプリセットの保存・読み込み・更新ができます。出力オプションとモジュールチェーンの内容をまとめてプリセットとして保存できます。

プリセットの保存についての詳細は、「RX モジュール共通コントロール(Common RX Module Controls)」の章で説明しています。

入力(Input)

Input セクションでは、処理するファイルを追加できます。追加したファイルには、チャンネル数、ビット深度、サンプルレート、ファイル長が表示されます。

ファイルの追加(Adding Files)

ファイルは次のいずれかの方法で Batch Processor ウィンドウに追加できます。Input セクション上部の Add files ボタンをクリックする。Finder(Mac)または Windows エクスプローラー(Windows)からファイルやフォルダーを Batch Processor ウィンドウの Input files セクションにドラッグ&ドロップする。追加したフォルダーは、出力ディレクトリでもフォルダー構造が保持されます。

ヒント:Finder や Windows エクスプローラーのダイアログでファイルを選択する際、Command キー(Mac)または Ctrl キー(Windows)を押しながら選択すると、同じフォルダーから複数のファイルを追加できます。

ファイルの削除(Removing files)

ファイルにカーソルを合わせたときに表示される「X」をクリックすると、個々のファイルを Batch Processor から削除できます。上部の Remove all files ボタンをクリックすると、Input セクションのすべてのファイルがクリアされます。

モジュールチェーン(Module Chain)

処理ステップは、Batch Processor ウィンドウの Module Chain エリアで設定できます。新しい Module Chain を作成するか、ドロップダウンメニューから Module Chain プリセットを呼び出せます。

Module Chain で使用できるコントロールの詳細は、「モジュールチェーン(Module Chain)」の章を参照してください。

注:Wow & Flutter は Batch Processor では使用できません。

出力(Output)

Output セクションには、処理済みファイルの保存先の選択、ファイル名の変更、出力ファイルフォーマットの設定のオプションがあります。

「Choose folder…」ボタンを使うと、表示されるシステムダイアログから処理済みファイルの保存先を選択できます。元のファイルと同じフォルダーに出力するには、Output パネルの省略記号(…)ボタンをクリックして「Same as Original Location」を選択します。

入力のフォルダー構造は、選択した出力先にそのまま保持されます。

ネーミング(Naming)

ファイル名を変更するには、ネーミングフィールドに任意のテキストを入力し、前に付ける「|<-」または後に付ける「->|」のアイコンを選択します。

ファイルフォーマット(File Format)

出力ファイルフォーマットを選択し、選択したフォーマットに関連するオプション(ビットレート、品質など)を設定します。使用できるファイルフォーマット:

  • WAVE

  • AIFF

  • FLAC

  • Ogg Vorbis

  • MP3


参照元情報:Batch Processor
https://docs.izotope.com/rx12/en/batch-processor.html

    • Related Articles

    • iZotope RX 12 - アプリケーションメニュー(Application Menus)

      ファイルメニュー(File menu) File メニューには、ファイルの新規作成・読み込み・書き出しに関するオプションがあります。RX Audio Editor のファイル管理については、「ファイルの操作(Working with Files)」の章を参照してください。 編集メニュー(Edit menu) Edit メニューには以下のオプションがあります。 Undo [Ctrl/Cmd-Z]:直前の操作を取り消します。 Redo [Ctrl/Cmd-Shift-Z; ...
    • iZotope RX 12 - RX の概要(RX Overview)

      iZotope の数々の賞を受賞した RX ソフトウェアは、オーディオの修復・復元・補正における業界標準です。RX は、一般的なものから複雑なものまで、さまざまなオーディオの問題を解消することに特化した包括的なツール群を備えています。ポストプロダクションのプロフェッショナル、オーディオエンジニア、音楽プロデューサー、映像編集者まで、幅広いユーザーが RX を使って、問題のある録音を納品可能なオーディオへと変えています。 RX には Elements、Standard、Advanced ...
    • iZotope RX 12 - 環境設定(Preferences)

      オーディオタブ(Audio tab) Driver Type:オーディオデバイスのドライバータイプ(例:ASIO、CoreAudio、RX Monitor)を選択します。 注:一部のハードウェアデバイスは、RX Connect 経由で RX にオーディオクリップを送る際にオーディオドライバーを占有します。DAW から RX Connect で RX に送ったオーディオが聴こえない場合は、セッションのトラックに RX Monitor をインスタンスし、Driver type ...
    • iZotope RX 12 - RX Audio Editor での録音(Recording in the RX Audio Editor)

      概要(Overview) RX は一度に最大2チャンネルまでの録音に対応しています。 RX Audio Editor で録音するには: 新規ファイルを作成します。詳細は Creating New Files をご覧ください。 Transport controls で Record ボタンを一度押して録音をアーム(待機)します。RX が録音待機状態になると Record ボタンが赤く点滅します。録音待機中は、トランスポートコントロール右側のメーターが入力信号に応じて更新されます。 ...
    • iZotope製品 RX 11 動作環境

      RX 11 動作環境(2026/03/10更新) システム要件 対応OS: Mac: macOS Sonoma (14.7), macOS Sequoia (15.7), macOS Tahoe (26.2)* Windows: Windows 10 (22H2), Windows 11 (24H2) *Supported on Intel Macs and Apple silicon M-series Macs (in native & Rosetta). RX Elements ...