iConnectivity デバイスのファームウェアを手動アップデートする

iConnectivity デバイスのファームウェアを手動アップデートする

iConnectivity デバイスのファームウェアは、通常コントロールソフトウェアにてアップデートの通知、インストールが可能です。まれにソフトウェアからのオンラインアップデートが失敗したり完了できない場合、下記手順にてファームウェアの手動アップデートをお願いいたします。

最新のコントロールソフトウェアをダウンロードする

はじめに、下記ページよりご利用のOSバージョンおよびiConnectivityデバイスに対応する最新のコントロールソフウェアをダウンロード、インストールします。

Auracle for X-Series

  1. Windows 8.1,10 (64-bit)
  2. Mac OS X 10.11以降
  3. mioXM, mioXL, iConnectMIDI2+, iConnectMIDI4+, mio2, mio4, mio10, PlayAUDIO12

Auracle

  1. Windows 8.1,10 (64-bit)
  2. Mac OS X 10.11以降
  3. iConnectAUDIO シリーズ、iConnectMIDI シリーズ、mio シリーズ (mioX-シリーズを除く)

iConfig

  1. Windows 8、7、Mac OS X 10.10
  2. iConnectAUDIO シリーズ、iConnectMIDI シリーズ、mio シリーズ (mioX-シリーズを除く)

ソフトウェアのOS、デバイス対応の詳細については下記ページにてご確認ください。

ファームウェアをダウンロードする

下記ページよりご利用のiConnectivityデバイスに応じたファームウェアをダウンロードします。


デバイスをブートローダーモードで起動する

ファームウェアアップデートを手動で行う際、iConnectivity デバイスをブートローダーモードで起動する必要があります。

mioまたはMIDIシリーズ: 本体の電源がオンの場合は、フロントパネルの電源ボタンを押し続け、オフにします。電源がオフの状態から電源ボタンを押し続けると、デバイスがブートローダーモードで起動し、電源ランプのすぐ右にあるライトが交互に点滅します。



Audioシリーズ:  本体の電源がオンの場合は、フロントパネルのノブを押し続け、オフにします。電源がオフの状態からノブを押し続け、メーター上部が赤く点灯したら離します。デバイスがブートローダーモードで起動し、インターフェイス前面タッチパネルのメーターで2つの黄色いランプが交互に点滅します。




ブートローダーモードの起動を確認後、次の手順にお進みください。

ファームウェアアップデートポートでコンピューターと接続する

ファームウェアアップデートでは、特定のUSBポートでMac、Windowsコンピューターと接続する必要があります。下記を参考に指定のUSBポートにて接続してください。

PlayAUDIO12 - USB Device Jack 1 (フロント)

mio4 - USB Device Port 2 (リア)

mioXM - USB-DAW Port (フロント)

mio10 -USB Device Port 1 (リア)

mioXL - USB-DAW Port (フロント)


他のデバイスのポートについては下記ページにてご確認ください。
  1. mio2 - USB Device Port 2(フロント)
  2. MIDI2+ - USB Device Port 2 (フロント)
  3. MIDI4+ - USB Device Port 3 (リア)
  4. ConnectAUDIO2|4 - USB Device Port 1(リア)
  5. AUDIO2+ - USB Device Port 1 "power"( リア)
  6. AUDIO4+ - USB Device Port 1 

デバイスを接続後、AuracleまたはiConfigコントロールソフトウェアよりファームウェアのアップデートを実行します。

Auracle/Auracle for X-Seriesでファームウェアをアップデートする

Windows 10(64-bit)、Mac OS X 10.11以降の環境では、Auracle/Auracle for X-Seriesにてファームウェアアップデートを行なってください。

デバイスを接続後、コンピューターにてAuracle/Auracle for X-Seriesを起動します。

Auracle/Auracle for X-Seriesでは、ブートローダーモードのインターフェイスを接続した状態でソフトウェアを起動すると、自動的にファームウェアアップデートモードとなり、ファームウェアファイルの場所の指定を促します。



ファームウェアを選択するとアップデートが実行されます。


Updating firmwareのメッセージが表示されます。デバイスが再起動しAuracleに表示されるまでお待ちください。




以上でファームウェアアップデートは完了です。

iConfigでファームウェアをアップデートする

Windows 7、Mac OS X 10.10の環境では、iConfigにてファームウェアアップデートを行なってください。

デバイスを接続後、コンピューターにてiConfig を起動します。

メニューからDevice -> Load Firmware From Local Drive を選択します。

表示されるウィンドウから、ファームウェアファイルを選択します。

ファームウェアのアップデートが完了するとインターフェイス本体が再起動します。
iConfigにデバイスが認識、表示されるまでお待ちください。

以上でファームウェアップデートは完了です。

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