Objeq Delay 2 - 1. はじめに(Introduction)

Objeq Delay 2 - 1. はじめに(Introduction)

Objeq Delay 2は、ディレイ、アコースティック・レゾネーター、フィルターを組み合わせたクリエイティブなエフェクトプロセッサーです。入力信号はまず、リズミカルなパターンやモジュレーション効果、エコーに最適な、複数のトポロジーを持つ多機能ステレオディレイを通ります。続いて、ドラムヘッド、弦、プレート、バーなどをモデル化した物理モデリング・レゾネーター「Objeq」モジュールがサウンドにアコースティックな質感を加え、最後にフィルターモジュールで音色を仕上げます。2基のモジュレーターモジュールはLFO、エンベロープフォロワー、RMS、ピッチトラッキングを備え、エフェクトに動きと反応性をもたらします。


1.1 動作環境

Objeq Delay 2の動作には、以下の最小構成が必要です。

OS必要な構成
MacmacOS 10.13(High Sierra)以降
Intel Core i5(2015年頃のモデル)もしくは Apple M1 プロセッサ以降
64bit DAW
WindowsWindows 10(64bit版)以降
Intel Core i5(2015年頃のモデル)以降
64bit DAW

Objeq Delay 2が必要とする処理能力は、使用するサンプリングレートによって変わります。上記の構成であれば、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)での音楽制作においてファクトリーパッチを使用できますが、実際のパフォーマンスはお使いのコンピューターの構成によって異なります。


1.2 インストールと認証

Objeq Delay 2のインストールと認証は、すばやく簡単に行えます。AASの各製品のインストールには、プログラム本体とお客様のライセンス情報の両方を含んだ「カスタムインストーラー」を使用します。そのため、コンピューターがオンラインであれば、1つのファイルから1ステップでインストールと認証を自動的に完了できます。Objeq Delay 2をご購入済みの場合は、AASアカウントの「Registered Products」ページからインストーラーをダウンロードできます。

AAS製品は、独自のチャレンジ / レスポンス方式のキー交換に基づくコピープロテクションを採用しており、認証にサードパーティ製のソフトウェアやハードウェアを必要としません。

インストールを開始するには、ダウンロードしたインストーラーファイルをダブルクリックします。まずプログラムがインストールされ、続いてカスタムインストーラーに含まれるライセンス情報を使用してチャレンジ / レスポンスの手続きが自動的に行われます。

インストール完了後、プログラムを起動し、インターフェース左上のロゴ(原文表記:Multiphonics logo)をクリックすると、ライセンス情報を確認できます。表示されるウィンドウに、シリアル番号と、インストーラーファイルの取得に使用したメールアドレスが表示されます。なお、シリアル番号はカスタムインストーラーの作成時にメールでも送付されます。

インストーラー実行時にコンピューターがオフラインだった場合や、その他の理由で認証手続きが完了しなかった場合は、ダイアログにシリアル番号が表示されず、プログラムの認証を求められます。その場合は「Authorize」ボタンをクリックし、画面の指示に従ってください。認証手続きを完了する前でも15日間はプログラムを使用できます。この期間を過ぎると、認証しない限りプログラムは動作しなくなります。


1.3 導入手順

1.3.1 プラグインとして使用する

Objeq Delay 2は、主要なDAWにエフェクトプラグインとしてシームレスに統合されます。

Objeq Delay 2はこれらの環境で他のプラグインと同様に動作します。プラグインの動作に問題がある場合は、お使いのDAWのマニュアルもあわせてご確認ください。

エフェクトプラグイン名は「Objeq Delay 2」です。ステレオ、モノ、モノ→ステレオのいずれのトラックでも使用できます。インターフェース右側には、DAWからのオーディオ入力を扱うI/Oセクションがあります。エフェクトライブラリを試したり新しいプリセットを作成したりする際は、入力レベルを0 dB前後に調整すると最適な結果が得られます。

プラグインの入出力は常にステレオで表示されます。モノトラックで使用した場合は、同じ信号が両方の入力チャンネルに送られ、出力は2チャンネルをレベル調整したうえで合算したものになります。

I/Oセクションには、インサートとして使用する際に入力信号(ドライ)を出力にミックスするための「Balance」ノブがあります。センドエフェクトとして使用する場合は、Balanceを完全にウェット側に設定してください。


1.4 サポートについて

テクニカルサポートのお問い合わせ先は下記の通りです。

お問い合わせ - Media Integration KnowledgeBase

参照元情報:AAS Objeq Delay 2 Manual § Introduction
https://www.applied-acoustics.com/objeq-delay-2/manual/10-introduction/