ヴィンテージ・ハモンドB3オルガンの魂を、あなたの指先に。
Waterfall B3 Organは、伝説的なハモンドB3オルガンと、その相棒であるレスリー147ロータリースピーカーキャビネットを世界で最も緻密にエミュレートしたプラグインです*。数々の名盤で聴かれてきた、豊かなトーンと立体的なサウンドを、あなたの楽曲にもたらします。
※すべての商標はそれぞれの所有者に帰属し、UAD Sparkソフトウェアの一部としてモデリングされた楽器を示す目的でのみ使用されています。
真空管パワーアンプのサチュレーション、トランス特有の「パンピング」、豊かな上音同士のドローバー・インタラクションまで、このクラシックオルガンのあらゆるディテールを緻密にエミュレートすることで、Waterfall B3はR&B、ソウル、ロック、ヒップホップ、ゴスペルの数々のヒット曲で聴かれてきたような、アルバム収録レベルのサウンドを実現します。
Waterfall B3だけが、伝説の「Type 147」ロータリースピーカーキャビネットの立体的な動き、スピーカーのブレイクアップ、そして幅広いトーナルレンジを、絶妙に配置されたヴィンテージマイクセッティングによってその魅力そのままに再現します。
Waterfall B3は、これまでDAWに搭載されたオルガンエミュレーションの中で最も「即戦力」なプラグインです。70種類を超える手作りのプリセットにより、あらゆるジャンルでアルバム収録レベルの仕上がりを瞬時に得られます。
主な特徴:
※すべての商標はそれぞれの所有者に帰属し、UAD Sparkソフトウェアの一部としてモデリングされた楽器を示す目的でのみ使用されています。
Universal Audioは、オリジナルハードウェアのあらゆるディテール、ニュアンス、そして個性までを緻密に再現することで、この象徴的なトーンホイールオルガンの本質と魂を捉え、比類のない没入感のある演奏体験を実現しました。
Waterfall B3は、ドローバーのレジストレーションや演奏する音によって変化する、個々のトーンホイールのレベル変化や「ヘア」(インハーモニックな倍音や高域のドローバー間クロストーク)をモデリングしています。こうした微妙な音量・音色の変化が、オルガンのサウンドと演奏性に生命感と圧倒的な躍動感を与えます。
特徴的な音量低下現象(複数のキー接点が同じトーンホイールに接続した際に生じるトーンホイールの音量低下)とパンピング(複数の鍵盤を弾いた際のインピーダンス変化やトランスのサチュレーションに起因する全体音量の低下)が、実機さながらのダイナミックで反応の良いフィーリングをWaterfall B3にもたらしています。
Waterfall B3は、ロータリースピーカーキャビネットの緻密なエミュレーションによってさらに磨きがかけられています。Type 147ロータリースピーカーは、絶妙に配置されたヴィンテージマイクによって反射音や共鳴をキャプチャし、各マイク構成につき1度未満の間隔で数百ものアングルからテスト信号を収録することでモデリングされ、回転するスピーカーの時間変化するサウンドを精密に再現するモデルとなっています。
さらに、147のパワーアンプは本物さながらの非線形サチュレーションとディストーションを忠実に再現するようエミュレートされています。スピーカーコンポーネントと真空管アンプモデリングが一体となることで、オリジナルユニットならではの立体的なうねり、グラインド、グリットを、これまでにない忠実さで再現しています。
詳細に入る前に、まずはWaterfall B3を軽く試してみましょう。UADxインストゥルメントがロードされ、トラックがInput-enabledになっている状態で(お使いのDAWのドキュメントを参照してください):
これはWaterfall B3が実現できることのほんの一部に過ぎませんが、そのサウンドと機能性のイメージをつかむ助けになれば幸いです。続けて、このオルガンとロータリースピーカーの各セクション、そしてそれらがどのように連携するかを見ていきましょう。
Waterfall B3にはすぐに使い始められるよう、数多くのプリセットが同梱されています。プリセットにアクセスするには:
Waterfall B3には、ORGAN、ROTARY、SETTINGSの3つの主要なビューがあります。各ビューには、関連するコントロール群が収められています。
Current Viewセレクターボタンで、表示するビューを切り替えられます。現在選択されているビューが点灯します。
Waterfall B3を最初に開いたときに表示されるのがOrgan Viewです。Organ Viewには、オルガンのサウンドを変化させるトーンホイールのコントロールやその他の設定が収められています。
Rotary Viewには、Waterfall B3のロータリースピーカーに関するコントロールが収められています。
Settings Viewには、インストゥルメント全体のチューニングやMIDIチャンネルの選択など、各種グローバルパラメーターが収められています。
Waterfall B3を起動したときに表示されるのがOrgan Viewです。Organ Viewには、このセクションで解説するさまざまな重要なコントロールが含まれています。
このスイッチはオルガンの出力レベルを設定します。NORM設定はフルボリュームで再生し、SOFT設定は出力を減衰させます。実機同様、SOFT設定は中域を低域・高域よりも大きく減衰させます。その結果生まれる「スマイリーフェイス」型の周波数特性により、レベルを下げてもインパクトと存在感を保つことができます。
このスイッチはアッパー鍵盤(上側の鍵盤)のビブラートのオン/オフを切り替えます。
このスイッチはロワー鍵盤(下側の鍵盤)のビブラートのオン/オフを切り替えます。
この6ポジションのノブで、オルガン内のビブラートまたはコーラスエフェクトを選択できます。「C」または「V」の文字がエフェクトの種類(コーラスまたはビブラート)を示し、数字がエフェクトの強さを表します(1は控えめ、3は強め)。
トーンホイールオルガンのドローバーは、ミキシングコンソールのフェーダーのようなものです。各ドローバーは、演奏した音の基音・倍音・下音の音量レベルを設定します。これらの周波数を独立して調整できるため、オルガニストは幅広いサウンドを自在に操ることができます。
すべてのドローバーを押し込む(自分から見て奥へ)と、トーンホイールから音が一切発生しなくなります。これはミキシングコンソールのフェーダーを下げるのと同じことです。逆にドローバーをすべて手前まで引き出すと、サウンドを構成するすべての要素が最大音量で鳴るため、大きな出力になります。
Waterfall B3オルガンを左から右へ見ていくと、Upper、Pedals、Lowerという3つの異なるドローバー群があることがわかります。Upper群は9本のドローバーで構成され、アッパー鍵盤のサウンドをコントロールします。Pedals群は2本のドローバーで構成され、ペダルボードのトーンをコントロールします。Lower群は9本のドローバー(アッパー用と同一)で構成され、ロワー鍵盤のコントロールに使用されます。
ドローバーには白・黒・茶の3色があることに気づくでしょう。白いドローバーは基音(8'ドローバー)とその相対的なオクターブ上音の音量をコントロールします。黒いドローバーは、演奏した音より上の倍音をコントロールします。例えば、Cを弾きながら2 2/3'ドローバーを引き出すと、演奏した音の1オクターブ上のGが鳴ります。茶色のドローバーは、演奏した音の下音(サブハーモニック)をコントロールします。
上記のイラストは、ドローバーが演奏した音(この例ではC)にどのようにマッピングされるかを示しており、これらのドローバーはさまざまな組み合わせで設定することで、インストゥルメント全体の「音色」を調整できます。
一部のトーンホイールオルガンには、オルガニストがサウンドをさらに甘くできるよう、アフターマーケットのスプリングリバーブが後付けされていました。Waterfall B3には、これを再現した時代考証に基づくスプリングリバーブが搭載されています。このノブを時計回りに回すと、出力に加わるリバーブの量が増加します。
このノブは、ロータリースピーカーのアンプ内でモデリングされたチューブのゲインを設定します。このノブはRotary ViewのDriveノブと連動しており、ここでノブを調整するとRotary View内のノブも変化します(その逆も同様です)。このコントロールの詳細については、Rotary ViewのDriveノブの説明を参照してください。
このノブは、Waterfall B3全体の出力レベルを設定します。
これらのインジケーターは、インストゥルメントの出力レベルを表示します。出力レベルが上がるほど、インジケーターは明るくなり、色も緑から黄、そして赤へと変化します。赤色は信号が利用可能なデジタルヘッドルームを超えており、出力信号のピークがクリップしていることを示します(これは耳障りなデジタルディストーションの原因となるため避けるべきです)。
DIRECTに設定すると、オルガンの出力はロータリースピーカーを経由せず「ダイレクト」に収録されます。多くのオルガニストはロータリースピーカーを通したクラシックなトーンホイールオルガンのサウンドを好みますが、中にはギターアンプを通して演奏することを選ぶオルガニストもいます。Waterfall B3のDIRECT出力を、UADのギターアンププラグインのいずれかに通すことで、DAW上で簡単にこれを試すことができます。
このスイッチをONにすると、Waterfall B3のパーカッション回路が有効になり、アッパー鍵盤を弾いた際に短いディケイを伴う倍音アタックが聴こえます。この倍音アタックには「レガート・トリガリング」機能があり、レガートで演奏した場合、アタックは最初に弾いた音(複数可)でのみ鳴り、保持している音がすべて離されるまで再トリガーされません。パーカッション回路の音量レベル、ディケイタイム、倍音構成は、近くのPERC VOLUME、PERC DECAY、HARMスイッチで設定します。
メモ: PERCがONに切り替えられている間は、アッパー鍵盤の1'ドローバーが無効になります。これは実機同様、パーカッション回路がサウンドを生成するためにこのトーンホイールを使用するためです。さらに、PERCがONの場合、実機と同様にアッパー鍵盤の音量が下がります。
このスイッチは、パーカッション回路の音量レベルを持続するトーンホイールに対して相対的に設定します。NORM設定はアタックをフルボリュームで、サステインをやや控えめに提供します。SOFT設定はアタックを減衰させ(音量を下げ)、サステインはフルレベルのままにします。
このスイッチは、パーカッシブなアタックのディケイタイムを設定します。FAST設定は倍音のディケイを速くし、SLOW設定はより長く響くディケイを生み出します。
このスイッチはパーカッシブなアタックの倍音構成を設定します。2NDに設定すると、パーカッシブなアタックは第2倍音(演奏した音の1オクターブ上)にチューニングされます。3RDに設定すると、第3倍音(演奏した音の1オクターブ+完全5度上)になります。
このアッパー鍵盤は主にリードの演奏に使用され、そのサウンドは左側のドローバー群によって形作られます。この鍵盤は、PERCスイッチがONの場合、パーカッシブなアタックを伴って演奏できます。デフォルトでは、この鍵盤はMIDIチャンネル1で受信するノートデータに反応しますが、Settings Viewで変更できます。
ロワー鍵盤は主にコードの演奏に使用され、そのサウンドは右側のドローバー群によって形作られます。実機のトーンホイールオルガンと同様に、ロワー鍵盤はパーカッシブなアタックサウンドをトリガーしません(パーカッション回路はアッパー鍵盤にのみ存在します)。デフォルトでは、ロワー鍵盤はMIDIチャンネル2で受信するノートデータに反応しますが、Settings Viewで変更できます。
トーンホイールオルガンはベロシティセンシティブではなく、鍵盤を弾く強さは音量に影響しません。その代わり、こうしたオルガンには音量コントロールと演奏表現を加えるための「Swell」ペダルが備わっています。Waterfall B3のSwellペダルは、MIDIコントローラーに接続したエクスプレッションペダル、あるいはノブやスライダーでコントロールできます。SwellペダルはMIDI CC#11に反応します。
メモ: Swellペダルは単なるボリュームコントロールではありません。Swellペダルでオルガンの音量を下げると、「スマイリーフェイス」型のEQのように、低域・高域よりも中域が大きく減衰します。これにより、レベルを下げてもインパクトと存在感を保つことができます。
ペダルボードは主にベースラインの演奏に使用され、そのサウンドは中央のドローバー群によって形作られます。デフォルトでは、ペダルボードはMIDIチャンネル3で受信するノートデータに反応しますが、Settings Viewで変更できます。
Keyboard Splitモードでは、1台のMIDIコントローラー鍵盤でトーンホイールオルガンのアッパー鍵盤とロワー鍵盤の両方を演奏できます。この機能を使うには、SPLITボタンをクリックしてオンにし(スプリットモードが有効になるとボタンが点灯します)、近くのノート値をドラッグしてスプリットポイントを設定します。アッパーとロワーの鍵盤の上にある緑色のKEYBOARD SPLIT INDICATORSが、スプリットポイントを表示します。鍵盤のマッピングを反転させる(スプリットポイントより上の鍵を弾くとロワー鍵盤の音がトリガーされ、その逆も同様になる)には、二重矢印ボタンをクリックします。
KEYBOARD SPLIT(前述)がオンに切り替えられると、鍵の上に緑色のLEDが点灯し、鍵盤のスプリットポイントを示します。KEYBOARD SPLITがOFFに切り替えられている場合、これらのインジケーターは消灯します。
これらのコントロールは、KEYBOARD SPLITがオンに切り替えられているとき、アッパーおよびロワー鍵盤の左側に表示されます。オクターブ単位でアッパーおよびロワー鍵盤の演奏可能な音域をシフトできるため、必要な音域にアクセスできます。例えば、スプリットモードをオンにした状態でアッパー鍵盤をより低いキーレンジで演奏したい場合は、アッパー鍵盤の「-」ボタンを押します。これによりアッパー鍵盤が1オクターブ下にシフトします。ロワー鍵盤には影響しません。
メモ: オクターブシフトは、アッパーおよびロワー鍵盤で異なるキーレンジに簡単にアクセスできるようにするものです。ただし、実機のトーンホイールオルガンの音域を超えて演奏できるようになるわけではありません。例えば、アッパー鍵盤を2オクターブ上にシフトし、MIDIコントローラーの最高音を弾いても、音は鳴りません。これは実機のトーンホイールオルガンがそれらの音を生成できないための、想定どおりの挙動です。
この3ポジションスイッチは、ロータリースピーカーの速度を設定します。SLOW(左)、FAST(右)、BRAKE(中央)に設定できます。プーリー位置やベルトテンションを含む、このコントロールに関する各種パラメーターは、Rotary ViewのHidden Compartmentで調整できます。
Rotary Viewには、Waterfall B3のロータリースピーカーに関するコントロールが含まれています。このページは、Current Viewコントロール(画面左上)でROTARYが選択されたときに表示されます。
このスイッチは、ORGAN Viewに表示されるROTARY BYPASSコントロールと連動しています。ROTARYが選択されると、Waterfall B3のスピーカーエミュレーションが有効になり、このページのすべてのコントロールが操作可能になります。DIRECTが選択されると、スピーカーエミュレーションは無効になり、このページはグレーアウトし、オルガンの出力はDAWへ直接送られます。
メモ: DIRECTが選択されている場合、Rotary View内のコントロールは操作できず、オーディオへの反応や処理も行われません。この状態では、スタジオの画像が暗くなり、マイクが取り外され、HornおよびDrumのドロップメニューには「DIRECT」と表示されます。
このスイッチはORGAN Viewに表示されるROTARY SPEEDコントロールと連動しており、ROTARY Viewで作業する際にSLOW、FAST、BRAKEの各オプションへ簡単にアクセスできます。このコントロールについては、ORGAN Viewの説明を参照してください。
ヒント: BRAKEが選択されている場合、各スピーカーコンポーネントをドラッグすることでHornまたはDrumを手動で回転させることができます。これは、マイクがコンポーネントから発する音をどのように捉えるかを精密に調整し、インストゥルメント全体のトーナルバランスに影響を与える際に役立ちます。
このノブは、オルガンの信号がロータリースピーカーのプリアンプに到達する際の入力レベルを設定します。大きな信号でクリーンなトーンを得たい場合は、このノブを低めに設定し、LEVELノブを上げます。よりサチュレーションやディストーションのかかったサウンドが欲しい場合は、VOLUMEノブを上げてロータリースピーカーに「熱い」信号を送り込みつつ、LEVELノブを下げて出力のクリップを防ぎます。なお、サチュレーションやディストーションのかかり具合は、このVOLUMEノブの設定だけで単純に決まるわけではありません。VOLUMEノブとDRIVEノブ、そしてドローバーの設定や演奏する音との間に相互作用があるためです。詳細は下記のメモを参照してください。
このノブは、ロータリースピーカーのアンプのゲインレベルを変化させます。デフォルト設定の1では、多くの音楽ジャンルに適した心地よいサチュレーションが得られます。ディストーションは概ね5以上のレベルから、特にドローバーを複数エンゲージしている場合に顕著に聴こえるようになります。このノブを10に設定すると、特にフルなドローバー設定(888、フルオルガンなど)でかなり強いディストーションが得られます。
サチュレーションとディストーションについてのメモ: 聴こえるサチュレーションやディストーションの量は、DRIVEノブ、ドローバーの構成、演奏する音の数、そしてVOLUMEノブとの相互作用によって決まります。例えば、1本のドローバーをエンゲージした状態で1音を弾き、VOLUMEノブを5に設定した場合、DRIVEノブが7に達するまで大きなディストーションは聴こえません。しかし、同じ音をVOLUMEノブ5のまま、すべてのドローバーを最大にして弾くと、DRIVEノブが3あたりでもすでにディストーションが聴こえます。逆に、VOLUMEとDRIVEの両方をかなり低く設定していても、厚いコードを弾くとクリーミーなサチュレーションやディストーションが得られる場合があります。音、ドローバー、ドライブ、ボリュームのこうした相互作用こそが、トーンホイールオルガンに幅広いサウンドの幅を与えているので、ぜひ色々と試してみてください。
このドロップメニューでは、ロータリースピーカーのHornを収録するマイクを選択できます。メニューには7種類のクラシックなマイクオプションが用意されています。選択したマイクは、近くのMIC POSITIONボタンを使って、モノまたは2種類のステレオ構成のいずれかに配置できます。
これらのボタンは、Hornのマイキング構成を3種類の中から選択します。左上のオプションは、Hornの開口部の中心に1本のマイクを直接向けたモノ構成です。右上のオプションは、Hornの開口部に対して斜めにオフアクシスで向けた、間隔を空けた2本のマイクによるステレオ構成です。右下のオプションは、ロータリースピーカー両側のルーバー(小さなスリット)から音を拾う、ステレオ構成です。
このドロップメニューでは、ロータリースピーカーのDrumを収録するために使用する、5種類のクラシックなマイクから選択できます。マイクの選択は、近くのMIC POSITIONボタンを使って2つのポジションのいずれかに配置できます。
これらのボタンは、ロータリースピーカーのDrumを収録するマイクの位置を選択します。左のボタンはマイクをオンアクシスに配置し、Drumの開口部の中心に直接向けます。右のボタンはマイクをオフアクシスに配置し、Drumの開口部に対して斜めに向けます。
このノブは、ロータリースピーカーを収録するアッパー(Horn)とロワー(Drum)のマイク間のミックスを設定します。近くのライトは、Horn・Drum両方のマイクからの信号がブレンドされた後の音量レベルを示します。
このノブは、ブレンドされたマイクの出力レベルを設定し、出力のトリムに使用できます。例えば、DriveやVolumeが大きく上げられている場合、このノブを下げることで出力の増加を補正できます。逆に、Drive・Volumeがクリーンなトーンのために低く設定されている場合(あるいはドローバーのごく一部しか使用していない場合)、Levelを上げてメイクアップゲインを与えることができます。
ロータリーキャビネットを可能な限り忠実にエミュレートするため、Waterfall B3にはROTARY/DIRECTおよびROTARY SPEED CONTROLスイッチの下にある隠しコンパートメントに、特別な機能が搭載されています。このコンパートメントを開閉するには、ROTARY SPEED CONTROLスイッチ右側の丸いネジまたは矢印アイコンをクリックします。
このノブは、回転するHornを駆動するベルトのテンションを調整します。BRAKEからSLOWまたはFAST設定へ移行する際など、Hornが加速・減速するのに必要な時間を決定します。
このノブは、回転するDrumを駆動するベルトのテンションを調整します。BRAKEからSLOWまたはFAST設定へ移行する際など、Drumが加速・減速するのに必要な時間を決定します。
ロータリースピーカーの上部Hornモーターには、Hornの回転速度を設定する3つのプーリーポジションがあります。中央のポジション(「2」)がデフォルトです。Hornをよりゆっくり回転させたい場合は「1」を選択します。より速く回転させたい場合は「3」を選択します。プーリーの変更は微妙な効果である点に注意してください。
Settings Viewには、好みに応じて調整できるオルガンおよびロータリースピーカーの各種パラメーターが含まれています。このビューには、Current Viewコントロール(画面左上)の歯車アイコンをクリックすることでアクセスできます。
このパラメーターは、Waterfall B3インストゥルメント全体のマスターチューニングを設定します。デフォルトの0設定は標準的なA440チューニング(中央Cの上のAを440Hzに設定)を提供します。このフィールドを上下にドラッグすることで、マスターチューニングを±50セントの範囲で調整できます。
このドロップメニューは、アッパー鍵盤のMIDIチャンネル、あるいはSPLITモードがオンの場合はアッパーとロワー両方の鍵盤のMIDIチャンネルを設定します。
このドロップメニューは、ロワー鍵盤のMIDIチャンネルを設定します。
このドロップメニューは、ペダルボードのMIDIチャンネルを設定します。
メモ: 上記のMIDIチャンネルパラメーターは、受信するMIDIノートデータにのみ適用されます。MIDI CCコマンドは、受信したチャンネルに関わらず処理されます。これにより、例えばMIDIコントローラーがペダルボード(チャンネル3)をコントロールするよう設定されていても、アッパー鍵盤(チャンネル1)のストップを調整することができます。
このドロップメニューは、MIDIコントローラーのサステインペダル(またはMIDI CC#64に接続された任意のコントローラー)の機能を決定します。デフォルトのSUSTAIN設定では、ペダルを標準的なサステインペダルとして使用できます。SPEED設定では、サステインペダルをタップすることでRotary Speed ControlをSLOWとFASTの間で切り替えることができます。OFFが選択されている場合、MIDI CC#64経由で届くメッセージは無視されます。
MIDIコントローラーのモジュレーションホイールでもRotary Speed Controlを設定できることに注意してください。モジュレーションホイールとサステインペダルの両方からMIDIメッセージを受信した場合、Rotary Speed Controlは常に最後に受信したメッセージに反応します。
ヒント: サステインペダルは、Rotary Speed Controlの現在の状態を単純にトグルするだけであり、そのスイッチの現在位置は考慮しません。ライブパフォーマンス中は、演奏している音を耳で確認しながら使えるため、サステインペダルでロータリー速度を切り替えることをお勧めします。DAWでMIDIシーケンスを録音・編集する場合は、モジュレーションホイールを使ってロータリー速度を設定することをお勧めします。モジュレーションホイールはRotary Speed Controlの絶対位置をキャプチャするため(127に近い高いCC値は常に速度コントロールをFASTに設定します)、MIDIシーケンスへの編集によって、トラックの残りの部分のfast/slow設定が意図せず反転してしまうような状況を防げます。
トーンホイールオルガンには、中~高域の信号を緩やかにロールオフさせるシングルポールのローパスフィルターが搭載されています。このノブは、このフィルターのコーナー(カットオフ)周波数を調整します。
ヒント: このトーンフィルターは中域まで及ぶため、オルガンとロータリーの組み合わせ全体のトーンに大きな影響を与えることがあります。
このスライダーは、マイクによって収録される、ロータリースピーカー内部のメカニカルサウンドの音量を調整します。これには、アッパーローターの風切り音、ロワーバッフルの風切り音、リレークリック音が含まれます。
このスライダーは、トーンホイールオルガンを演奏することで生じるメカニカルサウンド(ドローバーを引く音やオルガンの各種スイッチを切り替える音など)の音量を調整します。これらの音は、オルガンのトランスによって拾われるため、Swellペダルを下げても音量が下がらない点に注意してください。
このスライダーは、アッパー・ロワー鍵盤やフットペダルの鍵を押したり離したりする際に聴こえる、低域の「ドスッ」というサウンドの音量を調整します。こうしたウッディで空洞感のあるサウンドは実機オルガンのサウンドの一部であり、インパクトと低域の存在感を高めますが、よりクリーンなサウンドにしたい場合は下げることもできます。これらの音も、オルガンのトランスによって拾われるため、Swellペダルを下げても音量が下がらない点に注意してください。
ロータリーとオルガンのメカニカルサウンドについて: Organ Mechanicalsは、オルガンのトランスによって拾われる物理的な振動です。Waterfall B3をロータリースピーカー経由で演奏する場合、これらのオルガンのメカニカルサウンドはロータリースピーカーを通過し、ロータリースピーカー自体のメカニカルサウンドとともにマイクによって収録されます。Rotary BypassがDIRECTに設定されている場合、ロータリースピーカーのメカニカルサウンドは聴こえなくなりますが、オルガンのメカニカルサウンドとキーサッド音は引き続き聴こえます。これは、実機のトーンホイールオルガンのサウンドと一致する、想定どおりの挙動です。
トーンホイールオルガン内部の電気的要素は、何も演奏していなくてもオルガンの電源が入っている間、自然に低レベルのサウンドを発生させます。このボックスがデフォルトのチェック済みの状態のままの場合、これらの音が聴こえます。このボックスをオフに切り替えると、これらの音は抑制され、非常にクリーンな出力がDAWに送られます。
すべてのUADネイティブプラグイン・インストゥルメントはNKS対応であり、Native InstrumentsのKOMPLETE KONTROLおよびMASCHINEシリーズのハードウェア・ソフトウェアと緊密に連携します。プリセットとサウンドプレビューはNIの強力なタグベースブラウザに表示され、すべてのパラメーターは対応するNKSハードウェアのコントロールノブに自動的にインテリジェントマッピングされます。
詳細については、こちらの記事を参照してください。
外部MIDIコンティニュアスコントロール(MIDI CC)は、例えばハードウェアMIDIコントローラーでシンセの設定を調整するなど、ライブパフォーマンスを強化します。ほとんどのパラメーターはDAWによって自動化することもでき、再生・ミックス時にクリエイティブなサウンドデザインの可能性を広げます。
一部のUADインストゥルメントパラメーターは、デフォルトで外部MIDIコントロールに対応しています。これらのデフォルトのアサインは、UAD MIDI Learnによって上書きできます。
以下の表は、デフォルトで外部MIDI CCに対応しているパラメーターとコントロールナンバーの一覧です。
| Control | MIDI CC | Range |
|---|---|---|
| Rotary Speed | 1 | SLOW = 0-53 / BRAKE = 54-73 / FAST = 74-127 |
| Swell Pedal | 11 | 0-127 |
| Rotary Drive | 76 | 0-127 |
| Reverb Mix | 91 | 0-127 |
| Master Volume | 7 | 0-127 |
| Rotary Enable Switch | 85 | Direct (Bypass) = 0-63 / Rotary = 64-127 |
| Vib Upper On/Off | 31 | Off = 0-63 / On = 64-127 |
| Vib Lower On/Off | 30 | Off = 0-63 / On = 64-127 |
| Vibrato-Chorus Knob | 73 | V-1: 0-14 / C-1: 15-39 / V-2: 40-64 / C-2: 65-89 / V-3: 90-114 / C-3: 115-127 |
| Perc On/Off | 74 | Off = 0-63 / On = 64-127 |
| Perc Vol | 70 | NORMAL = 0-63 / SOFT = 64-127 |
| Perc Decay | 71 | SLOW = 0-63 / FAST = 64-127 |
| Perc Harm | 72 | 2nd = 0-63 / 3rd = 64-127 |
| Upper 16 | 12 | 0~8(8段階) |
| Upper 5 1/3 | 13 | 0~8(8段階) |
| Upper 8 | 14 | 0~8(8段階) |
| Upper 4 | 15 | 0~8(8段階) |
| Upper 2 2/3 | 16 | 0~8(8段階) |
| Upper 2 | 17 | 0~8(8段階) |
| Upper 1 3/5 | 18 | 0~8(8段階) |
| Upper 1 1/3 | 19 | 0~8(8段階) |
| Upper 1 | 20 | 0~8(8段階) |
| Lower 16 | 21 | 0~8(8段階) |
| Lower 5 1/3 | 22 | 0~8(8段階) |
| Lower 8 | 23 | 0~8(8段階) |
| Lower 4 | 24 | 0~8(8段階) |
| Lower 2 2/3 | 25 | 0~8(8段階) |
| Lower 2 | 26 | 0~8(8段階) |
| Lower 1 3/5 | 27 | 0~8(8段階) |
| Lower 1 1/3 | 28 | 0~8(8段階) |
| Lower 1 | 29 | 0~8(8段階) |
| Pedals 16 | 33 | 0~8(8段階) |
| Pedals 8 | 35 | 0~8(8段階) |
| All Notes Off / MIDI Panic | 123 | 0より大きいすべての値で「オールノートオフ」を送信 |
参照元情報:Waterfall B3 Organ Manual
https://help.uaudio.com/hc/en-us/articles/4421163858836