Waveform の Plugin(プラグイン)オブジェクトには、プラグインを扱う際に便利なオプションがあります。右クリックすると「ビジュアル・プラグイン・セレクター」が開きます。本章では、ビジュアル・プラグイン・セレクターの使い方を一通り解説します。
ビジュアル・プラグイン・セレクターのウィンドウを開くには、Plugin オブジェクトを右クリックします。サムネイル画像と名称で、すべてのプラグインが一覧表示されます。
図1:右クリックでビジュアル・プラグイン・セレクターを開く
注:クエスチョンマーク(?)ばかりが表示される場合は、このまま読み進めてください。サムネイルを取り込むためにプラグインをスキャンする方法を、後ほど説明します。
図2:ビジュアル・プラグイン・セレクター
ここからすべてのプラグインをスクロールして閲覧できます。使いたいものが見つかったらドラッグすると、ウィンドウは閉じますがドラッグは継続されます。あとは通常どおりトラックにドロップします。ビジュアル・プラグイン・セレクターのウィンドウには、目的のプラグインを簡単に見つけるためのコントロールがいくつか用意されています。
図3:ビジュアル・プラグイン・セレクターのコントロール
1. ビジュアル・プラグイン・セレクターを開いたら、検索文字を入力するとリストを絞り込めます。
2. 右側のスライダーでサムネイル画像のサイズを調整します。3. プラグインを選ばない場合は、左上の X をクリックするか ESC キーを押すとウィンドウが閉じます。4. プラグインをドラッグするとウィンドウが閉じ、半透明のプラグイン画像をドラッグした状態になります。これを使いたい場所にドロップできます。
図4:プラグインをドラッグする
サムネイルの上にマウスポインターを重ねると、左上にアイコンが表示されます。これは、そのプラグインが使用しているインターフェース技術(AU、VST、VST3)を示します。見た目が似ているプラグインのサムネイルを選び分けるのに役立ちます。
図5:Audio Units(AU)アイコン
図6:VST アイコン
図7:VST3 アイコン
これらは、プラグインの技術を区別するためにブラウザの検索(Search)タブで使われているアイコンと同じです。
Waveform で任意のプラグインを開くと、右上に新しいカメラアイコンがあります。このカメラをクリックすると、プラグインウィンドウのスナップショットを撮影してサムネイル画像を更新します。より分かりやすいサムネイルにしたい場合は、メーターが動いている様子や特徴的な EQ カーブなど、プラグインが動作している状態を撮影するとよいでしょう。
図8:プラグインのサムネイルをカスタマイズする
Waveform を使い始めた当初は、ビジュアル・プラグイン・セレクターのサムネイルは空のクエスチョンマークとして表示されます。プラグインを初めて開くと、Waveform がそのサムネイル画像を取得します。時間の経過とともにサムネイルは埋まっていきます。すぐにすべてを画像で埋めたい場合は、それも可能です。設定(Settings)タブのプラグイン(Plugins)ページにある「Scan for plugin thumbnails(プラグインのサムネイルをスキャン)」オプションを探してください。
図9:サムネイル取り込みのオプション
3つのオプションがあります。すべてのプラグインをスキャン(scan all plugins)、新規プラグインのみスキャン(サムネイルがないもの)、またはインストール済みプラグイン一覧で選択したものをスキャン、の3つです。新規インストール直後は、おそらく「Scan for all plugins(すべてのプラグインをスキャン)」を使うのがよいでしょう。
図10:サムネイルのスキャン進行状況
ビジュアル・プラグイン・セレクターを開く新しいマクロアクションがあります。使うには、新しいマクロを作成し、設定(Settings)タブのキーボードショートカット(Keyboard Shortcuts)ページでスクリプトエディタを右クリックします。「Advanced Actions > Plugins > Show or hide the plugin selector page(プラグインセレクターページの表示/非表示)」へ進みます。
図11:セレクターを開くアクション
これでマクロに必要なコードが追加されます。
図12:完成したマクロ
分かりやすいキーの組み合わせを割り当てます。この例では Option + F11 / Alt + F11 を使用しています。
出典:Waveform User Guide 2021版 39