Arpeggiatorの新機能
- 新しい「Strum」モディファイア: ギターのストラミングをシミュレートするステップ・モディファイア。当初Sonic Extensionの「Nylon Sky」用として搭載されたものですが他のOmnisphereパッチでも利用できます。
- 新しい「Humanity」ノブ: 個別のノートのスタートタイムに適用されるランダマイズ量をコントロール。
- 新しい「Life」ノブ: 個別のノートのベロシティに適用されるランダム化の量をコントロール。
- 新しいModulation Target: 上記コントロール、Arp Humanity および Arp Lifeを追加
- macOS Montereyでのグラフィックパフォーマンスの問題を修正。
- Modulation Matrix Target Parameterのスライダが正しく機能しない問題を修正。
- 音源の初回再生時に発生するクラッシュの修正。
- パッチを切り替えるとオーディオの不具合が発生することがある問題を修正。
- ポリフォニー(ボイス数)を64に設定するとノートオンのイベントに反応しなくなることがある問題を修正。
- パッチのロード後Harmonia Mixパラメータの値がおかしくなることがある問題を修正。
- パート・エフェクト・ラックの Aux リターン・パラメーターのジッパー・アーティファクトを修正。
- 2つ以上のレイヤーのSoundsource "Reverse "パラメーターを同時に変更すると読み込みに失敗することがある問題を修正。
- SoloモードがOnの場合、キー・トラッキングや他のソースが機能しない問題を修正。
- SoloモードでFilter Key Trackingがリリースイベントを適切に処理できない問題を修正。
- Master Filterのカットオフとレゾナンスを同時に変更すると音声出力が乱れることがある問題を修正。
- ホストのサンプルレートが44.1kHz以上の場合にMaster Filterが可聴域にもローパスフィルタリングを追加していた問題を修正。
- サンプルレートを変更した後LFOレートが正しくない問題を修正。
- 一部のパッチでエンベロープのパラメーターデータが正しく読み込まれない問題を修正。
- ArpeggiatorでChordモードと連動したStep Dividerが正しく再生されない問題を修正。
- Arpeggiatorのプリセットメニューの問題を修正。
- Live モードのペインでパーツを再配置したときに起こるクラッシュを修正。
- パッチブラウザの同期において、パッチの変更時にカテゴリーフィルターが誤って「すべて」にリセットされることがある問題を修正。
- Sound Matchモードを終了しても、ブラウザ上で以前の正しいパッチライブラリに戻らない問題を修正。
- フルサイズのMulti Browser閉じた後に誤ったミニブラウザが表示されることがある問題を修正。
Trilian 1.5
新機能と概要
バージョン1.5の主な追加変更点は下記の通りです。全ての新機能・改善のリストは
こちらからご覧ください。
- 200以上の新しいTrilianパッチ
- Omnisphereユーザーのための新しいTrilian Creative Library
- 新しいデザイン:高解像度、サイズ変更可能なインターフェイス
- 拡張されたシンセシス機能
⁃ 新しいフィルタタイプの追加
⁃ ポリフォニックウェーブシェイピング
⁃リングモジュレーション
⁃ FMの強化
⁃ Harmoniaボイス数を倍増
⁃ フルFXモジュレーション
⁃ Modマトリックス数を倍増
- ブラウジングの強化
⁃ 常時表示できる新しいミニブラウザ
⁃ 新しいフルブラウザ:よりすっきりとしたレイアウトを採用
⁃ Sound Match™機能:ライブラリ内で関連するサウンドを即座に検索可能。
⁃ Sound Lock™機能:サウンドの傾向を固定しながらブラウズ、無限のバリエーションを可能に。
- 新しいアルペジエイター機能
⁃ 新しいファンクションメニュー(Duplicate, Rotate, Reverse, Shuffle)
⁃ 新しいノートパターン(Join, Spread, Stairs Up, Stairs Down + 4)
⁃ 新しいプレイモード(Loop, Chaos, Once)
⁃ 新しいステップモディファイア (Transpose, Slide, Chords, Hi-Low, Step Dividers)
⁃ 新しいキャプチャー機能:アルペジエイターの出力を記録、MIDIファイルとしてエクスポート。
- カスタムサウンドを簡単に共有・追加できる新しい共有機能
- Windowsでのマルチタッチのサポート
- アンドゥ/リドゥ機能
- ...その他細かな調整と修正
- アップデートは全てのTrilianユーザーの方は無償で利用可能

* ご注意:Trilian 1.5で保存されたパッチ、マルチは、それ以前のバージョンとは互換性がありません。
Trilian 1.5リリースノート
バージョン1.5ではアルペジエイター機能が大幅に強化。シンセシス機能の拡張、インターフェイスも一新されました。200以上の新しいパッチも追加されています。
-インターフェイスの大幅なアップデート
⁃ 新しい高解像度GUI、HiDPIディスプレイをサポート
⁃ 新しいインターフェイスデザインでより使いやすく
⁃ 最大2倍のGUI拡大オプション
⁃ Windowsでのマルチタッチのサポート
⁃ 新しいLive Modeインターフェイスタッチスクリーン用の
⁃ 新しい Show Modulation:モジュレーションルーティング/ソースを左側パネルに表示。
⁃ 新しいLayerレベルメーター
⁃ 新しいStereo Partレベルメーター
- 新しいシンセシスの拡張
⁃ 11種類の新しいフィルタータイプ
⁃ ステートバリアブルフィルター 12dbと24db
⁃ LPFパワー12dbと24db
⁃ HPFパワー12dbと24db
⁃ バンドパスパワー12dbと24db
⁃ フォルマント
⁃ レゾネーター-
⁃ レゾネーター+
⁃ Filter Variantコントロール:ユニークなパンニングエフェクトを作成したり、フィルタータイプに応じてトーンを調整できます。
⁃ Waveshaper:Crusher, Shaper, Reducerセクションを備え、多彩で音楽的なポリフォニック・ディストーションを実現します。
⁃ Timbre CrushモードをPolyphonic Bit-Crushing(ディストーション)とフィルターに追加
⁃ Soundsourceの反転機能
⁃ リングモジュレーション
⁃ Boostスイッチにより、より深いFM/RM機能の活用とアグレッシブな音色変化が可能に
⁃ FMとRMにShape, Symmetry, Sync機能を追加
⁃ Harmoniaボイス数を倍増
⁃ Modマトリックス数を倍増
⁃ 新しいMod Matrix All Layers機能:全てのレイヤーの関連パラメータにモジュレーションを適用。
⁃ 新しいModulationソース: Bias, 3-Step, 4-Step, Constant, Constant Bipolar, multiple Random, Unipolar
⁃ Glideレンジの拡大
⁃ Soundsourceズーム表示のサブレイヤーミキサーに位相反転ボタンを追加
- ブラウジングの強化
⁃ 新しいミニブラウザ:ページを切り替えることなくサウンドをブラウズしたり編集したりすることができます。
⁃ 新しいフルブラウザ:よりクリーンなレイアウトを採用
⁃ Sound Match™機能:ライブラリ内で関連するサウンドを即座に検索可能。
⁃ Sound Lock™機能:サウンドの傾向を固定しながらブラウズ、無限のバリエーションを可能に。
⁃ MIDIプログラムチェンジ・CC・ノートを介してパッチやマルチのロードをリモート操作可能
⁃ 高速なProgressive Loading機能により迅速な試聴が可能に
⁃ ブーリアン検索オプション
⁃ 新しいAudition Auto-Playと機能の強化
- 新しいアルペジエイター機能
⁃ 新しいファンクションメニュー(Duplicate, Rotate, Reverse, Shuffle)
⁃ 新しいSpeed ノブ:ホストテンポへのオフセットをコントロール
⁃ 新しいノートパターン(Join, Spread, Stairs Up, Stairs Down + 4)
⁃ 新しいプレイモード(Loop, Chaos, Once)
⁃ 新しいオクターブオプションを追加
⁃ 新しいステップモディファイア (Transpose, Slide, Chords, Hi-Low, Step Dividers)
⁃ 新しいLatch機能ボタンを追加
⁃ 新しいキャプチャー機能:アルペジエイターの出力を記録、MIDIファイルとしてエクスポート。
⁃ Arp Resetボタンのモジュレーションが可能
- 新しいフレキシブルなFX機能
⁃ 新しいAux FXラック:パッチごとにPre/Postフェーダーセンドを搭載
⁃ FXパラメータは全てモジュレーション可能
⁃ FXボタン下のLEDを押して、すべてのエフェクトをバイパス
⁃ ブラウジング中にFXをロック=固定可能に
⁃ ラック内のエフェクトをドラッグして移動
⁃ 新しいFXユニットプリセット・ステッパー
- 新しい共有オプション
⁃ Sound/Project Sharingでコラボレーターやサードパーティライブラリに簡単に共有
⁃ Publish Library機能によりライブラリを簡単に単一[.trilian]パッケージとしてエクスポート
- 改善点・特別な機能
⁃ オーサライズプロセスの改善
⁃ アンドゥ/リドゥ機能
⁃ ユーティリティメニューに新しい Clear All Browser Learns アクションを追加
⁃ Stack Mode Note RegionsオプションをLiveモード、Key Splitsに追加
⁃ Global Clock Speedを追加(ハーフタイム、ダブルタイムほか)
⁃ Liveモード:MIDI CCモードおよびKey Selectモードメニューに新しいSingle Soundオプションを追加
⁃ マウスホイールを使ってメニュー項目をスクロール可能に
⁃ ModターゲットおよびBias Pointノートメニューでマウスホイールを使ってメニュー項目をスクロール可能に
⁃ コントロールがMIDIラーンを待っているときにインジケータを表示
⁃ パラメータ値の入力機能
⁃ MIDI CCラーンとホストオートメーションがメニューやラジオボタンで制御するパラメータにも適用可能に
⁃ アタック、ディケイ、リリーススライダの解像度を向上
⁃ ノブ/スライダ値を調整にShiftキーを使用した際の解像度を向上
⁃ 一部のステッパーでクリック可能な領域を拡大し、より使いやすく
⁃ Layerページのフィルタプリセットメニューに上下のステッパー矢印を追加
⁃ パッチ名、タグ、検索などでの外国語のサポート
⁃ ヒストリカル・スケール、マイクロトーン・スケール、ユーザー独自の調律を含む様々な調律を利用可能に
⁃ 新しいSystem Pitchオプション:マスターチューニングとスケールの選択をマルチまたはホストセッションに保存することができます。
⁃ 新しい Startup Directory メニュー:起動時に読み込まれるパッチディレクトリを選択可能
⁃ Auto Recallオプション:ユーザがパッチをロードした最後のライブラリ/ディレクトリを保存
⁃ 新しいインジケータをパッチ名に[*]で表示、パッチの保存の必要を確認
⁃ 高解像度なCC値のサポート
⁃ Master Filter Frequency をHzで表示
⁃ データストリーミングの改善
⁃ Note Stealingの改善
⁃ macOS Big Surの互換性
⁃ 64ビットのみのサポート
Trilian 1.4