すべての周波数に対するデフォルトのリリースタイムを設定します。値を上げるとドラムを自然に響かせられ、値を下げると音がタイトになりスピルが減ります。
ドラムをゲートする際、周波数帯域全体を常に同じように扱いたいとは限りません。例えばフロアタムをゲートする場合、低域のリリースタイムは長めにしつつ、シンバルのスピルを抑えるために高域のリリースタイムは非常に短くしておく方が有利なことがあります。このような場合にResonant Decayを使うと、ドラム本来の響きは自然に残しながら、それ以外の周波数帯域にはより速い減衰をかけることができます。
Resonant Decayは、ウォーターフォールグラフ上の黄色いハンドルで操作します。
Resonant Decay[]:上下にドラッグして、LowとHigh Cutoffの間の周波数に対する最大ディケイタイムを設定します。Option/Altを押しながら上下にドラッグすると、LowとHigh Cutoffを調整できます。
Resonant Decay Low Cutoff[]:左右にドラッグして、Resonant Decay範囲の最小周波数カットオフを設定します。
Resonant Decay High Cutoff[]:左右にドラッグして、Resonant Decay範囲の最大周波数カットオフを設定します。
どちらのモードを使うべきか?
HF Damping(Adaptiveモードのみ):この値を上げると、メインのDecayフェーダーやResonant Decayタイムとは独立して、高域の全体的なディケイタイムを段階的に速めることができます。
多くの場合、ソフトなヒットはラウドなヒットよりも「短く」聴こえます。すべてのヒットに同じディケイタイムを適用すると、静かなヒットのスピルを避けるために大きなヒットを短く切ってしまうか、逆に大きなヒットを活かすために静かなヒットのスピルを通過させてしまうか、どちらかを選ぶことになります。
Shorten Decayを上げると、ヒットのレベルに応じてディケイタイムが自動的に調整されるため、どちらかに妥協する必要がなくなります。これは、大きなバックビートと静かなゴーストノートが混在するスネアなど、ダイナミクスの幅が大きいヒットで特に効果的です。
ゲートされた信号に適用される減衰量です。例えば-80dBに設定すると、最大限の「ハード」なゲーティングになります。ゲートされた信号を完全に無音にするのではなく、多少のスピルを残してより生き生きとした雰囲気を保ちたい場合は、Gain Reductionを少なめに適用してください。
参照元情報:Oxford Drum Gate 2 User Guide
https://dload.sonnoxplugins.com/pub/plugins/UserGuides/Oxford_Drum_Gate_2_User_Guide.html#decay