OP-1 の OS #243 が公開され、こちらのファームウェアバージョンではOP-1にUSBオーディオ機能が搭載されることが発表されました。
こちらの機能についてはそのまま有効な機能としてご利用いただける状態ではないため、下記内容に沿って設定をご確認ください。
OP-1のUSBオーディオ機能の設定方法
1. OP-1のファームウェアバージョンは OS#243 へアップデートされているかを確認
OP-1本体のファームウェアバージョンは、起動時に表示されるメーカーロゴの下に表示されます。
まず、こちらが"00243"と表示されるかご確認ください。
ファームウェアのアップデート方法については、下記ページに記載されています。
2. システム音声に"OP-1"が認識されているか
PCからの音声を出力するため、音声デバイスとしてPCに認識されていることが必要です。
下記よりOP-1が音声出力先として選択できるかご確認ください。
Mac: システム環境設定 > サウンド > 出力(入力)
Win: 設定 > システム > サウンド > 出力デバイスの設定(入力デバイスの設定)
画像は、MacOS環境でのAudioMIDI設定でOP-1を開いた様子です。PCへの入出力装置として認識されていることがわかります。 3. OP-1の入力設定がUSBになっているか
OP-1をUSBケーブルで接続するだけではPCからの音声が出力されないため、OP-1でも設定の確認が必要となります。
本体Shiftボタンとマイク/インプットボタンを同時に選択し、OP-1への音声入力方式を選択する画面に進みます。青のノブを回してこちらの画面の右から2番目にあるUSBのアイコンを選択し、OP-1の設定は完了です。
マイク/インプットボタンで選択できるその他のボタンの動作については日本語マニュアルをご確認ください。
INPUTソースとして左から"本体マイク"、"FMラジオ"、"USBオーディオ"、"外部マイク"の4つが選択可能です。 4. OP-1の音声入力のモニタリングが有効になっているか
テープモードやシーケンスモード等でマイク/インプットボタンを押すと、OP-1への音声入力をリアルタイムにモニター可能です。マイク/インプットボタンを一度押し画面中央にUSBのアイコンが表示されることを確認してください。
こちらにより、PCから出力された音声をOP-1のスピーカーやイヤフォン端子から出力することが可能です。
マイク/インプットボタンを押すと画面中央にアイコンが表示されます
なお、もう一度マイク/インプットボタンを押すと画面中央に×マークのアイコンが現れ、入力音声のモニタリングがミュート(消音)されます。
本機能についてはメーカーより公開されているマニュアルにも記載があります。機能の詳細についてはこちらをご確認ください。
※注意事項
・OP-1の音声入力については、異なる2つ以上の音声入力を共存させることはできません。例えば、OP-1でFMラジオを受信しつつPCからの音声を出力することはできません。
・本製品のUSBオーディオはドライバが不要である規格で動作しております。そのため、Windowをご利用いただいているお客様がOP-1から音声を直接DAW等へ録音される場合は、別途ASIOドライバをインストールしていただく必要がございます。
無料のASIOドライバとして、ASIO4ALLが広く使われております。ASIO4ALLには様々な言語のインストーラが用意されていますが、基本的には英語の最新版インストーラを用いていただければ問題ありません。