ドラムキットを読み込む
Maschine 2 には従来の意味でのトラックがありません。代わりに Maschine 2 には A から H までのラベルが付いた8つの Group があります。各 Group には、パッドに割り当てられた最大16個の Sound と、自分で作成するか Browser で読み込める任意の数の Pattern を入れられます。まずは Group A にドラムキットを読み込むところから始めましょう。
新しい Project を作成するには、Fileボタン(コントロールゾーンの Settingsボタンの左にあります)を押してから画面ボタン2 を押します。あるいは、Maschine 2 が最前面にある場合は、コンピューターのキーボードで Ctrl + N(Windows)または command + N(Mac)を押すこともできます。ウィンドウのタイトルが変わると、スクリーンリーダーはおそらく「New Project」と読み上げます。これで Maschine は音楽制作を始める準備ができました。
- Channelボタン(コントローラーの左上のボタン)を押します。Helper は「Channel on」と読み上げるはずです。すると画面ボタンには、Plug-in を読み込める3つの領域、つまり Master(画面ボタン1)、Group(画面ボタン2)、Sound(画面ボタン3)の選択肢が表示されます。ここでは Group を扱います。
- Groupボタンゾーンにある Group A ボタンを押します。
パッドモードゾーンのボタンと、Note repeat / Arp および Grid は、押し続けている間だけ有効になります。コントローラーの他のボタンのようにラッチしません。しかし、ラッチさせたいボタンをピン留めすれば、この動作を変えられます。パッドモードゾーンのボタンをピン留めするには、次のようにします。
- ピン留めしたいパッドモードボタンを押し続けます。たとえば Pattern ボタンです。Helper はそのボタンの名前を読み上げます。
- 画面ボタン1 を押すと、Helper は新しく有効になったページの名前に続けて「on」と読み上げます。この例では「Pattern on」と聞こえるはずです。
同じ手順を繰り返すと、ピン留めされたボタンのピン留めが解除され、再びモーメンタリーボタンとして動作するようになります。ボタンのピン留めを解除すると、ピン留めされていたページが無効になることで生じるページの切り替わりを Helper が読み上げます。この例では、画面ボタン1 を押したときに「Pattern」と聞こえ、Pattern ボタンを離したときに新しく有効になったページの名前(たとえば「Plug In」)が続いて聞こえるはずです。
ピン留めできるボタンの一覧は次のとおりです。すべてピン留めしておくとよいでしょう。
- Scene/Section
- Pattern
- Events
- Variation
- Navigate
- Duplicate
- Select
- Solo
- Mute
- Note repeat / Arp
- Grid
Browser
BROWSER を使うと、コントローラーから Group、Sound、Instrument、Effect を読み込めます。ドラムキットは Sound の集まりなので、まず Group を読み込むところから始めます。BROWSER の Groupsタブからドラムキットを読み込む手順は次のとおりです。
- コントローラー右上のコントロールゾーンにある BROWSERボタンを押します。上から3行目の左側のボタンです。このボタンは BROWSER モードと PLUG-IN モードを切り替えるので、押したときに「Plug In」と読み上げられた場合は、もう一度押して BROWSER を有効にしてください。
- 画面ボタン1 と2 で、利用できるファイルの種類を切り替えます。これは Settings のページを移動するのと同じように動作し、最初と最後の選択肢では「inactive」と読み上げられて、その方向にはこれ以上進めないことが示されます。これらのボタンで「Groups」を選択します。
- 画面ノブを使って検索結果を絞り込みます。
- 画面ノブ1 は Category で絞り込みます。「Drums and Perc」と聞こえるまで回してください。あるいは、Category ではなく Vendor で絞り込むこともできます。Category フィルターと Vendor フィルターの切り替えは、shift を押しながらボタン2 を押します。
- 画面ノブ2 は Products で絞り込みます。「Maschine」と聞こえるまで回してください。
- 画面ノブ3 は Banks で絞り込みます。「Maschine 2.0 Library」と聞こえるまで回してください。
- 画面ノブ4 は Sub-Banks で絞り込みます。「All Sub-Banks」と聞こえるまで回してください。
- 画面ノブ5 は Types で絞り込みます。「All Types」と聞こえるまで回してください。
- 画面ノブ6 は Sub-Types で絞り込みます。ここまでで選んだ内容に該当する sub-type はないため、このノブは何も読み上げません。もちろん、思い切って別の選択をしていた場合は、このノブを回すといくつかの sub-type が聞こえることがあります。
- 画面ノブ7 は Character で絞り込みます。ここでも、この説明どおりの選択をしている場合は、このノブを回しても何も読み上げられません。
- 画面ノブ8 を回すと、他のノブの値に一致する利用可能なプリセットをすべてスクロールできます。プリセットのリストをスクロールしている間は、音のプレビューと各プリセットの名前の両方が聞こえるはずです。
プリセット音の再生(「Pre-Hear」)を切り替えるには、BROWSER にいるときに SHIFT を押しながら画面ボタン8 を押します。SHIFTボタンは、トランスポートゾーンの下の行の左から4番目のボタンです。
画面ノブを使う代わりに、4D Encoder で Browser を操作することもできます。左右にクリックすると異なるフィルター間を移動し、エンコーダーを回すとフィルター内で選択でき、Presets フィルターにいる場合はエンコーダーを押し込むと選択したプリセットを読み込めます。
Group のプリセットには、最大16個の Sound と、任意で一組のあらかじめプログラムされた Pattern を含められます。Shift を押しながら画面ボタン4 を押すと、Sound だけを読み込むか、Sound と Pattern の両方を読み込むかを選べます。
- ここでは Sound だけを読み込みたいので、「plus Patterns」と聞こえるまで Shift + 画面ボタン4 を押します(「plus Patterns On」ではなく)。
- 画面ボタン8 を押すか 4-D encoder を押し込むと、選択したプリセットが有効な Group に読み込まれます。読み込みが完了すると、パッドを叩いてプリセットに含まれるドラムの音を鳴らせるようになります。
Instrument を読み込む
ドラムを読み込めたので、次はベースの音を追加してみましょう。これは専用の Group に読み込む必要があります。手順は次のとおりです。
- Group B ボタンを押します。Helper は「Group B 1 On」と読み上げるはずです。
- Browserボタンを押します。
- 「Instruments」に到達するまで画面ボタン2 を押します。
- ドラムキットを選んだときと同じように、画面ノブで好みのプリセットを選びます。
- Instrument では「Plus Patterns」オプションを利用できない点にご注意ください。
- 画面ボタン3 は「Plus Routing」オプションを切り替えます。これを使うと、Instrument 内で定義されたオーディオや MIDI のルーティングが読み込まれます。ここではオフにしておきます。
- 画面ボタン8 または 4-D Encoder を押してプリセットを読み込みます。
- 新しい音をパッドで鳴らしてみてください。実際に音が出るのは左下のパッド(パッド1)だけだと気づくはずです。これは Pad mode にいるためで、このモードでは Maschine 2 は各パッドに異なる Sound が割り当てられていることを前提にしています。
- Keyboard Modeボタン(Input Mode ボタンの列の左から3番目のボタン)を押します。Helper は「Keyboard Mode」と読み上げ、選んだ Instrument をすべてのパッドで演奏できるようになるはずです。
- この時点で Helper を使って画面ボタンゾーンを調べると、画面ボタン5 と6 でパッドを1オクターブ下げたり上げたりできることがわかります。画面ボタン7 と8 はパッドを半音単位で下げたり上げたりします。これらのトランスポーズ機能は Pad Mode にいるときにも使えます。
- Group A ボタンと Group B ボタンで新しい音とドラムを切り替えてみてください。切り替えると、パッドが Pad Mode と Keyboard mode の間で変わるのが聞こえるはずです。これにより、コントローラーはそれぞれの種類の音を演奏するのに適した状態になります。
Keyboard Mode にいるときは、いくつかのパフォーマンスオプションを使えます。
- 画面ノブ1 では、あらかじめ用意されたさまざまな種類のスケールからスケールバンクを選べます。画面ノブ2 ではスケールタイプを選べます。
- 画面ボタン5 と6 は、それぞれオクターブを下げたり上げたりします。
- 画面ボタン7 と8 は、それぞれ半音単位で下げたり上げたりトランスポーズします。
- 選択した Group で Arpeggiator を有効にするには、Shiftボタンを押しながら Note Repeat [Arp] を押します。Helper で画面ボタンと画面ノブの割り当てを確認すると、アルペジエーターのさまざまな機能を調べられます。
参照元情報:Your First Project
https://docs.native-instruments.com/online-guides/maschine-accessibility/en/your-first-project