Maschineアクセシビリティガイド 6 - グローバル環境設定(Setting Global Preferences)

Maschineアクセシビリティガイド 6 - グローバル環境設定(Setting Global Preferences)

Maschine 2を初めて起動したとき、ダイアログがアクセシブルではなかったため、環境設定を行わずにスキップしました。ここでは、すべてのプロジェクトのデフォルトとして使用される基本設定を行っていきます。

これらの作業を行う際は、Accessibility Helperを前面に表示させておいてください。


General Settings

  1. Settings button(コントロールゾーンの5行目、2列目)を押します。Helperが「General Settings」とアナウンスします。これは環境設定の最初のパネルの名前です。
  2. 上下矢印キーで「Screen Buttons Zone」が聞こえるまで移動し、この設定ページでScreen Buttonsが何を行うかを確認します。
  3. 右矢印キーを繰り返し押すと、次のようにアナウンスされます。
    • Screen Button 1はOnになっており、Settingsを制御します。
    • Screen Button 5は「Left from General disabled」とアナウンスします。
    • Screen Button 6は「Right from General」とアナウンスします。
    • その他のボタンはすべて「Inactive」とアナウンスします。
  1. 上下矢印キーで「Screen」に移動し、右矢印キーで画面の内容を聞きます。「1 General Settings」と聞こえるはずです。
  2. 上下矢印キーでScreen Knob Zoneに移動します。
  3. 右矢印キーを繰り返し押すと、次のように聞こえるはずです。
    • Metronome enabled、続けて「On」または「Off」
    • Metronome Level、続けてdB単位の値
    • Metronome Signature、続けて分数の値(例:「¼」)
    • Metronome Auto On、続けて「On」または「Off」
    • Count In Length、続けて値(例:「1 bar」)
    • Time Signature Numerator、続けて値(例:「4」)
    • Time Signature Denominator、続けて値(例:「4」)
    • Screen Knob 8はunassigned(未割り当て)です。
  1. ノブを回すと値が変化し、回している間は新しい値がアナウンスされます。希望する値が聞こえたところで回すのをやめれば、その設定は今後もそのまま保持されます。

Audio Settings

Screen Button 5が「Left from General disabled」に割り当てられ、Screen Button 6が「Right from General」であったことを思い出してください。これは、現在「General Settings」にいること、そしてこれら2つのボタンで設定のパネルを移動できることを意味します。Screen Button 5が「disabled」と言うのは、現在最初の設定パネルにいるため、前のパネルに戻ることができないからです。Screen Button 6が「disabled」と言わないのは、それを押すことで次の設定パネルであるAudio Settingsに進めるからです。あるいは、4-D Encoderを左右にクリックして設定のパネルを移動することもできます。

  1. Screen Button 6を押します。
  2. Accessibility Helper内のScreen Buttons Zoneに移動し、キーボードの左矢印キーと右矢印キーを使ってボタンの割り当てを確認します。Screen Button 5と6の両方が「Audio」とアナウンスし、両方のボタンがアクティブになっていることがわかります。これは、これらのボタンを使って別の設定パネルへ前後に移動できることを意味します。
  3. 次にScreen Knob Zoneに移動し、左右矢印キーを使って利用可能なオーディオ設定を確認します。次のように聞こえるはずです。
    • Audio Interface Driver、続けてドライバーの種類。利用可能なドライバーの種類は、Windows PCを使用しているかMacを使用しているかによって異なります。通常、最も良いパフォーマンスが得られるのは「ASIO」(Windows)または「Core Audio」(Mac)に設定した場合です。
    • Interface Device。スピーカーやヘッドフォンがコントローラーに直接接続されている場合は、通常これを「Maschine Mk. 3」または「Maschine Plus」に設定します。
    • Interface Sample Rate。希望のサンプルレートに設定します。
    • Interface Buffer Size。この設定はいろいろ試してみる必要があるかもしれません。ノートを演奏した際にMaschine 2の反応が鈍いと感じる場合は値を下げ、オーディオにポップ音やクラックル音が聞こえる場合は値を上げてください。
    • このパネルでは、残りのScreen Knobsはすべて「Unassigned」とアナウンスされます。

MIDI Settings

Audio SettingsパネルでScreen Button 6を押すと、MIDI Settingsパネルに移動します。Screen Knobの割り当ては次のとおりです。

  • MIDI Sync Mode、続けて「On」、「Send」または「Receive」。Maschineを他の機器と一緒に使用していない場合は、「Off」のままにしておいて構いません。ドラムマシンやシーケンサーなど、他のMIDI機器をMaschineに合わせて演奏させたい場合は、これを「Send」に設定します。逆にMaschineを他のMIDI機器に合わせて演奏させたい場合は、「Receive」に設定します。
  • MIDI Input、続けて値。デフォルトは「Focus」です。
  • Unassigned(未割り当て)
  • Input Devices Select
  • Input Devices Status

Input Devicesを制御する2つのノブは連動して機能します。他のMIDI機器からMaschine 2にノートを入力したい場合は、Screen Knob 4で使用したいデバイスを見つけ、Screen Knob 5でそれを「On」にします。この方法で、コンピューターに接続されているMIDI入力デバイスのいずれか、またはすべてを有効にすることができます。

  • Output Devices Select
  • Output Devices Status

Screen Knob 6と7は、Screen Knob 4および5と同じ方法で機能しますが、これらはMaschine 2がノートの再生に使用できる追加のMIDIデバイスを制御します。


Hardware Settings

MIDI SettingsパネルでScreen Button 6を押すと、最後の設定パネルであるHardware Settingsパネルに移動します。このパネルには、Screen Knobsに割り当てられた次の設定が含まれています。

  • Pads Sensitivity。この値を調整して、演奏時のハードウェアのパッドの感度を上げたり下げたりします。
  • Pads Scaling、続けて「Soft 3」、「Soft 2」、「Soft 1」、「Linear」、「Hard 1」、「Hard 2」または「Hard」のいずれかの値。
  • LEDs Brightness。Screen Knob 3を回してLEDを明るくしたり暗くしたりします。
  • Touch Strip Show Position、続けて「Off」、「Rec」または「On」のいずれかの値。この設定は、Touch Stripの上にある小さなLEDの列の動作を設定するもので、パターン内の再生位置を視覚的に表示します。
  • Display Brightness。Screen Knob 4を回してディスプレイ画面を明るくしたり暗くしたりします。
  • Mk. 3 OutputsまたはMaschine+ Outputs、続けて「Main – Line out」または「Main + Phones」のいずれかの値。「Main」は、コントローラー背面の2つのMain出力ソケットのみにオーディオが送られることを意味します。「Main + Phones」は、Main出力ソケットに送られるのと同じ信号が、コントローラー背面のヘッドフォンソケットにも送られることを意味します。
  • Touch-Sensitive Knobs Auto Write、続けて「Off」または「On」のいずれかの値。
  • Screen Knob 8には機能が割り当てられていません。

上記で説明した設定は、各パネルで最もよく使用されるものです。コントロールゾーンにあるParameter Page LeftおよびParameter Page Rightボタンを使用すると、各パネル内の他のパラメーターページへ移動できます。Page LeftボタンとPage Rightボタンは、Settingsボタンの一つ上の行にある2つのボタンです。各ページは、これまでに紹介したものと同じ方法で操作できますので、さまざまな設定のパネルとページを移動する練習をしてください。

希望どおりにすべての環境設定を終えたら、もう一度Settings Buttonを押せば通常のMaschineの操作に戻ります。変更は自動的に保存されます。


参照元情報:Setting Global Preferences
https://www.native-instruments.com/ni-tech-manuals/maschine-accessibility/en/setting-global-preferences

    • Related Articles

    • Maschineアクセシビリティガイド 目次(Table of Contents)

      Maschine視覚アクセシビリティガイド(日本語版)の目次です。各章のタイトルをクリックすると該当記事に移動できます。 視覚に障がいのあるユーザーのためのMaschineアクセシビリティガイド(Maschine Accessibility for Visually Impaired Users) 事前準備(Prerequisites) Maschine 2を初めて起動する(Running Maschine 2 for the First Time) ...
    • Maschineアクセシビリティガイド 8 - パターン(Patterns)

      パターンは、Maschineにおける音楽の構成要素です。パターンは、より複雑な音楽構造を作り出すためにつなぎ合わせることができる、短い音楽の断片と考えることができます。 パターンモードは録音に推奨されるモードで、Pattern button(Pad Mode Zone内の下から7番目のボタン)を押すことで有効になります。この操作を行った際にHelperが「Clips」とアナウンスした場合は、Screen Button ...
    • Maschineアクセシビリティガイド 4 - Maschineハードウェアレイアウト(Maschine Hardware Layout)

      以下のセクションでは、Maschine MK3コントローラーのハードウェアレイアウトについて説明します。この情報はMaschine+デバイスにも適用されますが、該当箇所には若干の違いがある場合、その都度説明を加えます。 リアパネル MK3のリアパネルが自分の方を向くように向きを変えると、コントロールと接続端子は左から右へ向かって次の順序で並んでいます。 ヘッドフォン音量ノブ ヘッドフォンソケット(1/4インチ・ステレオ) メインボリュームノブ ...
    • Maschineアクセシビリティガイド 7 - はじめてのプロジェクト(Your First Project)

      Loading a Drum Kit Maschine 2には、従来の意味での「トラック」はありません。その代わりに、AからHまでの名前が付いた8つのグループがあります。各グループには、パッドに割り当てられた最大16個のサウンドのセットと、自分で作成するか、BROWSERを使って読み込むことができる任意の数のパターンを含めることができます。まずは、Group Aにドラムキットを読み込むところから始めましょう。 File Button(コントロールゾーンのSettings ...
    • Maschineアクセシビリティガイド 3 - Maschine 2を初めて起動する(Running Maschine 2 for the First Time)

      コントローラーの電源を入れる前に、Maschine 2を起動してください。Maschine 2は、使用可能なプラグインとコンテンツライブラリをスキャンする際にダイアログボックスを開きます。残念ながら、このダイアログボックスは現在アクセシビリティに対応していないため、しばらくお待ちいただくと、Maschine ...