Arranger は、Ideas View と Arranger View という2つのビューで構成されています。
異なる Pattern をいくつか作成したら、それらを Scene に追加してさまざまなアレンジを作成できます。Sceneボタンは、パッドモードゾーンの Patternボタンのすぐ上にあります。
Sceneボタンを押すと、Arranger の Ideas View に移動します。ここでは、最終的に Song の中でどのように使われるかを考えずに、Pattern を Scene にまとめることができます。
これは Pattern の作成・削除の方法とよく似ています。
Sceneボタンを押しながら画面ボタン1を押して、ピン留めします。こうすることで、この後の操作で両手が自由になります。
Helper 内でパッドゾーンに移動すると、パッド1が「Scene 1」に、パッド2が「New Scene」に割り当てられていることが分かります。他のパッドにはすべて割り当てがありません。
画面ボタン5(Create)を押してから Helper を確認します。パッド1は引き続き「Scene 1」に割り当てられていますが、パッド2は「Scene 2」に、パッド3は「New Scene」に割り当てられているはずです。
ここでは Scene は1つだけあればよいので、パッド2をタップします。Scene 2 が選択されます。
画面ボタン6(Delete)を押すと、選択中の Scene が削除されます。このボタンを押したときに「Delete off」と聞こえますが、気にする必要はありません。
もう一度 Helper でパッドの割り当てを確認します。パッド1は引き続き Scene 1 で、パッド2は「New Scene」に割り当てられており、「Scene 2」に割り当てられたパッドはなくなっているはずです。先ほど削除したためです。
Scene の作成方法が分かったところで、次はそれを役立てていきましょう。1つの Scene には複数の Pattern を含めることができますが、同じ Group で作成された2つの Pattern を1つの Scene に含めることはできない点を覚えておくことが重要です。たとえば、Group A(ドラム)の Pattern を1つと Group B(ベース)の Pattern を2つ含む Scene を作ることはできません。
パッド1をタップして Scene 1 を選択します。
Group Aボタンを押して、ドラムの Pattern の1つを Scene に追加できるようにします。
先ほど Patternボタンをピン留めしている場合は、ここで Patternボタンを押すだけで、Helper を確認してどの Pattern がどのパッドに割り当てられているかを把握できます。Scene に追加したい Pattern が入っているパッドを特定したら、そのパッドをタップします。先ほど Patternボタンをピン留めしていない場合は、Patternボタンを押しながら画面ボタン1を押して、ここでピン留めしてください。その後、上記のとおり Pattern を確認できます。
Group Bボタンを押して、ベースの Pattern を Scene 1 に追加します。
トランスポートゾーンの Play、Stop、Restart の各ボタンを使って選択中の Scene を再生すると、結果を聞くことができます。Scene Mode では、これらのボタンによって Scene を組み立てながら1つずつ試聴できます。
Scene Mode に戻って Scene 2 を作成します。
パッドをタップして Scene 2 を選択し、Pattern Mode に戻って、別のドラムの Pattern とベースの Pattern を新しい Scene に追加します。
選択中の Scene のコピーを作成したい場合は、Shift + 画面ボタン4(DUPLICATE)を押します。これは、バリエーションを作るために新しいコピーへさらに Pattern を追加したい場合に便利です。たとえば、Group C に別の Instrument を追加し、その新しい Group で Pattern をいくつか作ってから、この3つの Group による Pattern のいくつかを Scene 2 のコピーに追加する、といったことができます。
Scene に Pattern を追加した後で気に入らないと思った場合は、選択中の Pattern を削除できます。その Pattern を選択して、SHIFT+PAD 9(CLEAR)を押すだけです。
画面ノブ2(RETRIGGER)を回すと、リトリガーのオン/オフを切り替えられます。「on」のときは、次に選択された Scene が必ずその先頭から再生されます。
Shiftボタンを押しながら Sceneボタンを押すと、Helper が「Section」とアナウンスし、Maschine の Arranger の Arranger View に移動します。
このビューでは、Song の Section を作成することで Song の構成を作ることができます。各 Section には Scene が1つ入りますが、複数の Section が同じ Scene を含むこともできます。たとえば、次のような構成にできます。
Scene 3 を含む Intro Section
Scene 1 を含む Verse 1 Section
Scene 2 を含む Chorus 1 Section
Scene 1 を含む Verse 2 Section
Scene 6 を含む Bridge Section
Scene 2 を含む Chorus 2 Section
Scene 8 を含む Outro Section
この例は、Scene を複数の Section で使えること、また作成したすべての Scene を最終的な Song のアレンジで使う必要はないことを示しています。
これは Pattern や Scene の作成・削除とよく似ています。
画面ボタン5を押す(または Helper で「New Section」に割り当てられているいずれかのパッドを押す)と、新しい Section が作成されます。
画面ノブ2を回すと、選択中の Section の Scene を選べます。
Section に割り当てられているパッドを押すと、「Empty Section」またはそのパッドに割り当てられている Scene の名前がアナウンスされます。
画面ボタン6を押すと、選択中の Section が削除されます。
画面ボタン4を押すと、選択中の Section が複製されます。
トランスポートゾーンのボタンは、Song 全体の再生・一時停止・停止を行うようになります。これにより、Section を作成・編集・削除しながらさまざまなアレンジを試聴できます。
気に入った Song の構成ができるまで、Section に Scene を割り当てて Song をアレンジする練習をしてみましょう。
参照元情報:The Arranger
https://docs.native-instruments.com/online-guides/maschine-accessibility/en/the-arranger