この章では、オーディオフィルターについての簡単な解説と、Kontaktで利用できるフィルターの詳細な説明を掲載します。
フィルターとは、通過する信号の周波数成分を変化させるシグナルプロセッサーです。つまり、ディストーション、リバーブ、コーラスといったエフェクトとは異なり、新しい周波数成分を作り出すことはなく、信号の中にすでに存在している周波数成分の振幅と位相だけを変化させます。
フィルターは一般に、スペクトルのどの部分を減衰させるのかと、その減衰カーブの急峻さによって区別されます。減衰カーブの急峻さは通常、1オクターブあたりのdB値で表されます。カットオフ周波数は3 dBの減衰が生じる周波数として定義されるため、カットオフ周波数が440 Hzで12 dB/octaveのスロープを持つローパスフィルターは、880 Hz(カットオフ周波数の1オクターブ上)の周波数成分を15 dB、1760 Hzの周波数成分を27 dB、というように減衰させます。デジタルフィルターの設計では、フィルタースロープを「ポール」の数で表すのが一般的になっており、1ポールが1オクターブあたり6 dBの減衰に相当します。つまり、1ポールのフィルターは-6 dB/octaveという緩やかなスロープを示し、-36 dB/octaveのスロープを持つ6ポールのフィルターは、音を切り裂くカミソリの刃のようなものになります。このポール表記は、Kontaktのサンプラーフィルター群でも使われています。フィルタースロープの考え方が分かりにくいと感じても心配はいりません。低次のフィルター(1ポールや2ポールの形式など)は一般に、穏やかで気づかれにくい音色補正に向いており、高次のフィルター(4ポールや6ポールの形式など)は信号の性格を大きく変化させる傾向があるため、大胆な処理やエフェクト用途に向いている、とだけ覚えておけば十分です。
Kontaktのフィルターモジュール群は、7つのカテゴリーに分かれています。
これらのカテゴリーには、スロープの急峻さ(ポール数)とアルゴリズムの性格に基づく、いくつかの異なるバリエーションが含まれています。主なフィルターのバリエーションは次の5種類です。
Kontaktのフィルターコレクションにアクセスするもっとも便利な方法は、BrowserのModulesタブにあるFiltersページを表示することです。ここには7つのカテゴリーそれぞれで利用できるすべてのフィルターが一覧表示され、周波数特性を表すアイコンと、そのフィルターが何をするのか、どのように使えるのかという説明が添えられています。試してみたいフィルターが見つかったら、Instrumentのシグナルプロセッサースロットのいずれかへドラッグするだけです。
以降のサブセクションでは、Classic viewの各カテゴリーで利用できるフィルターモジュールを簡単に紹介し、そのパラメーターを説明します。
このカテゴリーには、カットオフ周波数より上の信号を減衰させ、低い周波数の信号を通過させるフィルターが含まれます。ローパスという名称はここに由来しています。特に断りがない限り、このカテゴリーのすべてのフィルターは以下のコントロールを備えています。
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。LP1は1ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-6 dB/octaveの割合で減衰させます。1ポールのフィルターにはResonanceコントロールがありません。
SV LP1モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。LP2は2ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV LP2モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。LP4は4ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV LP4モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。LP6は6ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-36 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV LP6モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。LP1は1ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-6 dB/octaveの割合で減衰させます。
Ladder LP1フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder LP1モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。LP2は2ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
Ladder LP2フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder LP2モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。LP3は3ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-18 dB/octaveの割合で減衰させます。
Ladder LP3フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder LP3モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。LP4は4ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。Ladder LP4フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder LP4フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder LP4モジュール
70年代の象徴的なモノフォニックシンセサイザーに搭載されていた、古典的な4ポールのラダーローパスフィルターをモデリングしたMonark Filterは、豊かなサチュレーションの挙動を含め、オリジナル回路のあらゆるニュアンスを捉えています。このマルチモードフィルターは、そのフィルターをポリフォニックに適応させたもので、モードが追加され、非線形の挙動もわずかに異なります。最大の特徴は、Gainコントロールを使ってフィルターをサチュレーションまで追い込めることです。さらに、フィルター周波数のオーディオレートモジュレーションにも対応しており、自己発振も可能です。このフィルターは温かく太い性格を持ち、オーバードライブしたベースサウンドにも、古典的なリードサウンドにも適しています。
Monarkには以下のコントロールがあります。
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。LP2は2ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
AR LP2モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。LP4は4ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
AR LP4モジュール
AR LP 2/4モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。LP2/4は、2ポールと4ポールのローパスフィルターを組み合わせてオーディオを処理し、より面白みのある周波数特性を作り出します。
DaftフィルターはMassiveから移植されたもので、より攻撃的なシンセサイザーフィルターのデザインです。フィルターの応答は2ポールのローパスで、カットオフより上の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。Daftフィルターにはさらに、フィルターの後段での振幅の増加量をコントロールするGainノブも備わっています。このコントロールは、フィルターによる振幅の低下を補正したり、エフェクトのソフトサチュレーションを強めたりするために使えます。
Draftモジュール
これは、Native InstrumentsのPRO-53ソフトウェアシンセサイザーに搭載されているものと同じフィルターセクションです。性質としては4ポールのローパスフィルターに似ていますが、それとは異なる、より個性的なシグネチャーサウンドを持っています。
PRO-53モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。LP1は1ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-6 dB/octaveの割合で減衰させます。1ポールのフィルターにはResonanceコントロールがありません。
Legacy LP1モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。LP2は2ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
Legacy LP2モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。LP4は4ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
Legacy LP4モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。LP6は6ポールのローパスフィルターで、カットオフより上の周波数を-36 dB/octaveの割合で減衰させます。
Legacy LP6モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。Legacy Ladderは前述のLadderフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。そのため、Legacyではない方のLadderフィルターを使うことをおすすめします。Legacy Ladderは4ポールのフィルターで、カットオフより上の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
Legacy Ladderモジュール
このカテゴリーには、カットオフ周波数より下の信号を減衰させ、高い周波数の信号を通過させるフィルターが含まれます。ハイパスという名称はここに由来しています。特に断りがない限り、このカテゴリーのすべてのフィルターは以下のコントロールを備えています。
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。HP1は1ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-6 dB/octaveの割合で減衰させます。1ポールのフィルターにはResonanceコントロールがありません。
SV HP1モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。HP2は2ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV HP2モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。HP4は4ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV HP4モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。HP6は6ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-36 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV HP6モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。HP1は1ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-6 dB/octaveの割合で減衰させます。
Ladder HP1フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder HP1モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。HP2は2ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。Ladder HP2フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder HP2フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder HP2モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。HP3は3ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-18 dB/octaveの割合で減衰させます。
Ladder HP3フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder HP3モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。HP4は4ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。Ladder HP4フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder HP4フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder HP4モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。HP2は2ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
AR HP2モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。HP4は4ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
AR HP4モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。HP2/4は、2ポールと4ポールのハイパスフィルターを組み合わせてオーディオを処理し、より面白みのある周波数特性を作り出します。
AR HP 2/4モジュール
DaftフィルターはMassiveから移植されたもので、より攻撃的なシンセサイザーフィルターのデザインです。フィルターの応答は2ポールのハイパスで、カットオフより下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。Daftフィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Daftフィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Daft HPモジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。HP1は1ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-6 dB/octaveの割合で減衰させます。1ポールのフィルターにはResonanceコントロールがありません。
Legacy HP1モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。HP2は2ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
Legacy HP2モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。HP4は4ポールのハイパスフィルターで、カットオフより下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
Legacy HP4モジュール
このカテゴリーには、カットオフ周波数より下と上の信号を減衰させるフィルターが含まれます。特に断りがない限り、このカテゴリーのすべてのフィルターは以下のコントロールを備えています。
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。BP2は2ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV BP2モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。BP4は4ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
SV BP4モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。BP2は2ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。Ladder BP2フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder BP2フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder BP2モジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。BP4は4ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。Ladder BP4フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder BP4フィルターには、以下のコントロールも備わっています。
Ladder BP4モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。BP2は2ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。
AR BP2モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。BP4は4ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
AR BP4モジュール
Adaptive Resonance(AR)フィルターは入力信号の振幅に追従し、それに応じてResonanceを調整します。入力レベルが高いときにはResonanceが下がり、レベルが低いときには上がるため、耳障りなピークが生じるのを避けられます。これらのフィルターは、ループ全体やドラムに使うのがもっとも効果的です。BP2/4は、2ポールと4ポールのバンドパスフィルターを組み合わせてオーディオを処理し、より面白みのある周波数特性を作り出します。
AR BP 2/4モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。BP2は2ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-12 dB/octaveの割合で減衰させます。Legacy BP2にはResonanceコントロールがありません。
Legacy BP2モジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。BP4は4ポールのバンドパスフィルターで、カットオフより上と下の周波数を-24 dB/octaveの割合で減衰させます。
Legacy BP4モジュール
ノッチフィルターは、信号から特定の周波数帯域を取り除きます。バンドパスフィルターの逆と考えることができ、実際に「バンドリジェクト」フィルターと呼ばれることもあります。一方、ピークフィルターはこれとはかなり異なり、信号をほとんど減衰させることなく、共振によるピークを加えるだけです。特に断りがない限り、このカテゴリーのすべてのフィルターは以下のコントロールを備えています。
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。Notch 4は4ポールのノッチフィルターで、カットオフにある周波数を減衰させます。
SV Notchモジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。Peakは、カットオフにある周波数を強調する独特のフィルターです。
Ladder Peakフィルターには、以下の追加コントロールがあります。
Ladder Peakモジュール
初期のシンセサイザーで使われていた古典的なラダー回路をベースとするこれらのフィルターは、シンセサイザー系のサウンドにまず選びたいものですが、どのような信号に対してもうまく機能します。Notchは、カットオフの両側にある2つの狭い周波数帯域をカットします。
Ladder Notchには、以下の追加コントロールがあります。
Ladder Notchモジュール
下位互換性を保つため、Kontakt 5より前のフィルターデザインがLegacyというタグを付けて収録されています。これらはSVフィルターと同様のものですが、はるかに古いアルゴリズムを使用しています。クリーンなフィルターを使うつもりであれば、新しいSVフィルターを使うことをおすすめします。BR4は4ポールのバンドリジェクトフィルターで、カットオフにある周波数を減衰させます。
Legacy BR4モジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。Par. LP/HPは、ハイパスフィルターとローパスフィルターをパラレル(つまり信号を分岐させ、それぞれに別々に通す形)にルーティングして組み合わせたものです。その結果はノッチフィルターに近いものになります。
SV Par. LP/HPフィルターには以下のコントロールがあります。
SV Par. LP/HPモジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。Par. BP/BPは、2つのバンドパスフィルターをパラレルに組み合わせたものです。
SV Par. BP/BPフィルターには以下のコントロールがあります。
SV Par. BP/BPモジュール
State Variable(SV)フィルターはクリーンな特性を備えており、あらゆる種類のオーディオ信号に使用できます。Ser. LP/HPは、ローパスフィルターの後段にハイパスフィルターを直列にルーティングして組み合わせたものです。その結果はバンドパスフィルターに近いものになります。
SV Ser. LP/HPフィルターには以下のコントロールがあります。
SV Ser. LP/HPモジュール
3x2 Versatile Filterは3つの独立したフィルターバンドを備えており、それぞれを3つの特性(ローパス、バンドパス、ハイパス)の間で連続的に「モーフィング」させることができます。各フィルターバンドのスロープは12 dB/octaveです。これらのバンドをさまざまな量で組み合わせることで、考えうるほとんどすべてのフィルター構成を作り出せます。さらに、各フィルターバンドのResonanceコントロールは、非常に高品位なアナログフィルターで知られる挙動を示します。設定を高くすると、入力に信号が存在しなくてもフィルターが発振して音を出し始めます。この効果は自己発振として知られています。3x2 Versatile Filterは他のKontaktのフィルターよりも多くのCPUパワーを必要とするため、このレベルの緻密さが必要なときにだけ使用してください。
3x2 Pole Multi-Modeフィルターの基本的な内部シグナルフロー構造
3x2 Versatile Filterには以下のコントロールがあります。
3x2 Versatileモジュール
SKFは、70年代後半の古典的なセミモジュラー式モノフォニックシンセサイザーで使われていたSallen-Keyフィルタートポロジーをベースにしています。6 dB/Octのハイパスフィルターと12 dB/Octのローパスフィルターを直列に接続した構成です。この2つのフィルターを組み合わせることで、さまざまなフィルター応答を作り出せます。このフィルターは音に強い色付けを与え、強力なResonanceを備えています。Resonanceを非常に高く設定してフィルターを自己発振させると、わずかに歪んだサウンドやエレクトロニックパーカッションに適したものになります。
Dual SKFには以下のコントロールがあります。
非常にクリーンな音のこのフィルターは、目立つResonanceを持たず、フィルターを通した信号に色付けをすることなく、低域のランブルや、耳障りな成分や過剰なノイズといった高域の問題を取り除くのに理想的です。
HPフィルターは2ポール(12 dB/octave)で、1ポールのLPは6 dB/octaveというより緩やかなスロープを持ちます。
Simple LP/HPフィルター
このカテゴリーのフィルターは、従来のフィルター特性のどれにも当てはまらないため、特殊効果に向いています。
フォルマントとは音響的な共鳴のことです。この用語は人間の発話の音声学で使われることが多く、そのためフォルマントフィルターは人間の声道の周波数特性を模倣するように設計されています。これらのフィルターは「トークボックス」効果のエミュレートに使えます。
Formant Iフィルターには以下のコントロールがあります。
Formant Iモジュール
フォルマントとは音響的な共鳴のことです。この用語は人間の発話の音声学で使われることが多く、そのためフォルマントフィルターは人間の声道の周波数特性を模倣するように設計されています。これらのフィルターは「トークボックス」効果のエミュレートに使えます。
Formant IIフィルターには以下のコントロールがあります。
Formant IIモジュール
Phaserは、信号の位相関係を大きく変化させるオールパスフィルターの設計を用いることで、独特のコムフィルター効果を作り出します。標準のエフェクトセクションにもPhaserモジュールがあり、そちらはモジュレーション機構を内蔵している点に注意してください。そのモジュールとPhaserフィルターは基本となる原理を共有していますが、フィルターの方は音色の変化に向いており、数えきれないほどのエフェクトプロセッサーやギター用ストンプボックスに見られる同名の古典的なエフェクトを作るには、Phaserエフェクトモジュールをおすすめします。
Phaserには以下のコントロールがあります。
Phaserモジュール
このフィルターは、人間の声道の共鳴周波数をシミュレートします。母音を発音するとき、喉と口腔はその形を変え、声帯が作り出した音の中の特定の周波数を強調する、複雑で自然なフィルターを形成します。フォルマントと呼ばれるこの特徴的な周波数によって、人間の聴覚は異なる母音を聞き分けることができます。このフィルターはそれを再現するものです。
Vowel Aには以下のコントロールがあります。
Vowel Aモジュール
このフィルターはVowel Aモジュールと同様に動作しますが、音の性格がわずかに異なります。
Vowel Bには以下のコントロールがあります。
Vowel Bモジュール
Kontaktのフルパラメトリックなピークイコライザーは、幅広い音色の変化と補正を可能にします。1モジュールあたり最大3つのEQバンドを使って、スペクトル全体のあらゆる周波数帯域を最大18 dBまでブーストまたはカットでき、調整可能なBandwidthパラメーターによって、穏やかな補正から非常に急峻な「外科手術的」な編集までを選べます。
EQモジュールは1バンド、2バンド、3バンドの各タイプが用意されています。設定を失うことなく、これらの構成を自由に切り替えられます。
すべてのEQバンドには以下のコントロールがあります。
EQモジュール
Solid G-EQは、高品位なアナログ回路をモデリングしている点で、Kontaktの他のEQとは異なります。4バンドのパラメトリックEQで、低域と高域のバンドをベルタイプとシェルビングタイプのどちらでコントロールするかを選べます。
Solid G-EQには以下のコントロールがあります。
Solid G-EQモジュール
参照元情報:Filter reference
https://docs.native-instruments.com/online-guides/kontakt-manual/en/filter-reference