iZotope製品のバージョン別互換性について
基本、iZotope製品ではバージョン間の互換性がないことが多いです。
と、言われても。。。 ? かと思いますが、ここでOzone 8とOzone 9を例にして
説明していきます。
環境は:
DAW: Pro Tools
PluginsがOzone8と9
以前Ozone 8をMaster Trackにインサートしたセッションを、Ozone9へアップグレードしたので
早速このセッションを開いてOzone9の新機能にてブラッシュアップしたい。
セッションを起動したところ、MasterにあるはずのOzoneが起動しません。
これはOzone 8がインサートされている状態で、9からは認識ができないためです。
では、するのか? 一度DAWを閉じます。
・Ozone 8をインストールしたままにしておく、または一度9へアップグレードするためにアンインストールした8を再度インストールする。
・これでOzone 8がインサートされているセッションを起動し、設定されている項目をPresetとして保存する。
Presetの画面を表示し、そこで選択されているPresetが*印とともに確認できます。
そしたら左下の+をクリックして新規のPresetを保存します。
次に、以下の階層にあるフォルダーにいき、Ozone 8のフォルダーにある
上記で保存されたPresetをOzone 9のPresetフォルダーへコピペします。
Ozone 8:
Users/[USERNAME]/Documents/iZotope/Ozone 8
Ozone 9:
Users/[USERNAME]/Documents/iZotope/Ozone 9
これが終わったら、DAWを起動しそのセッションを起動します。
MasterにOzone9をインサートし、上記で保存したPresetを選択すれば
同様のセッションが立ち上がることになります。
これをするか、Ozone8のインストール後そのままOzone8でも
ご利用いただけますのでそれを使うか? の選択はユーザー様で
選択いただけますので、どちらかを選択してください。
これは他のプラグインでも同様の方法ですので、一度ご確認ください。