2.16 iZotope RX 12 - De-wind

2.16 iZotope RX 12 - De-wind

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対応:RX Advanced|モジュール

概要(Overview)

De-wind は、軽度から中程度の風のバーストがマイクのダイアフラムに接触したときに生じる、断続的な低域のランブルを除去します。De-wind は、マイク信号を飽和・歪ませるような強い風のバーストを除去するためのものではありません。

コントロール(Controls)

De-wind controls

Reduction

風の低減の深さと、元の信号の保持とのバランスを決定します。

Crossover Frequency

De-wind 処理アルゴリズムの上限周波数を設定します。

Fundamental Recovery

風によって失われたり覆い隠されたりした低域の声の倍音を再合成します。

Artifact Smoothing

FFT ベースの処理にしばしば特徴的に現れる「ミュージカルノイズ」を除去します。ミュージカルノイズは、水中で聞いているような音と表現されます。出力が水っぽく聞こえる場合はこのスライダーを上げ、スムージングが強すぎてスピーチがこもって聞こえる場合は下げてください。

注:高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform):信号の周波数スペクトルを計算する手法です。FFT サイズが大きいほど周波数分解能が高くなり、音程や音色の変化がより明確になります。ただし、FFT ベースの処理を使う場合、ソースから除去するオーディオが多いほど、望ましくないアーティファクトが生じやすくなります。

ヒント(Tips)

De-wind モジュールを使うタイミング(When to use the De-wind Module)

De-wind モジュールは、背景の定常的な風ノイズではなく、前景の断続的な風ノイズ(たとえば、マイクのダイアフラムに直接接触する周期的な突風を含む録音)の除去・低減に最適です。

De-wind アルゴリズムは、ノイズフロアが時間とともにどう変化するかを追跡することで、録音のノイズフロアを保とうとします。具体的には、De-wind は風のバーストがマイクのダイアフラムに接触したときに生じるノイズに特徴的なノイズフロアの変化を探します。録音中の風が定常的だったり背景にあったりする場合、De-wind はそれを望ましいノイズフロアの一部として扱い、除去せずに保持します。

代替モジュール(Alternative Modules)

定常的または背景の風ノイズを含む録音では、以下によってより良い結果が得られることがあります。

  • Spectral De-noise モジュールを使用する。
  • De-wind 処理を複数回実行する。

参照元情報:De-wind
https://docs.izotope.com/rx12/en/de-wind.html

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