RIFFを使用してPCで録音を行う手順について

RIFFを使用してPCで録音を行う手順について

このページでは、RIFFを使用してPCで録音を行う際の設定方法やオーディオインターフェース、DAWについて紹介します。

DAWとは何ですか?

DAW (デジタル・オーディオ・ワークステーション)とは、オーディオトラックの録音・編集・作曲を可能にするデジタル・ソフトウェアやデバイスのことを指します。
DAWの主な機能として作曲や編曲、トラックメイク、ミキシングそしてライブパフォーマンスが挙げられます。DAWには多くの種類がありますが、よく使われているDAWとして以下のものが紹介されています。
  1. Pro Tools
  2. Ableton Live
  3. Cubase
  4. Studio One
  5. Reaper
  6. Reason
  7. GarageBand (macOS専用)
  8. Logic Pro (macOS専用)

オーディオインターフェースとは何ですか?

オーディオインターフェースは、ギターをコンピューターやモバイルデバイスに接続するためのハードウェアです。
オーディオインターフェースはギターのアナログ信号をデジタル情報に変換し、USBやThunderbolt、FireWire などで接続したコンピュータに送信することができます。同じタスクを逆に実行し、コンピューターからデジタル情報を受信してスタジオ モニターやヘッドフォンから聞くことができるアナログ信号に変換することも可能です。

RIFFは自分が使用しているDAWで動作しますか?

オーディオソフトは主にコンピュータが使用するオーディオデバイスを入力と出力として受け取るだけなので、RIFFなどのオーディオインターフェースがお使いのコンピュータに検出されさえすれば、多くのオーディオソフトで動作することができます。
そのため基本的にオーディオインターフェースとオーディオソフトウェアの間の互換性に関する問題ではなく、コンピュータがオーディオインターフェースを検知しているかどうかが重要となります。
Windowsの場合はシステム音声をそのまま使用するのではなく、別途専用ドライバーをインストールしてASIOドライバを介してご利用ください。

なお、RIFFとBIAS FX 2のシームレスな統合により、BIAS FX 2を使用する場合はよりシンプルでスムーズなギター演奏が可能となっています。


オーディオインターフェースが必要である理由は?

一般的なWindows PCに搭載されているサウンドカードは、技術的にはオーディオインターフェースの一種となります。音楽を再生したり、Hi-Fiスピーカーを接続したりするのによく使用されていますが、システム的な制約により音質が限られたり、最小限の入出力オプションしか使用できないこともあるため、音声の録音にはあまり適していません。その一方で、信頼性の高いオーディオインターフェースを使えば、ASIOドライバを介した動作となることが多いため、システムの制約をあまり受けることなく音声の入出力に安定したパフォーマンスを発揮することが可能となります。

また、専用のオーディオインターフェースを使用することで、RIFFに無料で付属するBIAS FX 2 LEのようなソフトウェア・アンプシミュレータで遊んだり、DAWでギター演奏を録音したりできるようになります。

ASIOドライバとは?

ASIOドライバとは、Windows環境でDAWを使用する際に広く採用されているWindows用オーディオドライバの規格のひとつです。"Audio Stream Input Output"を省略してASIOと呼ばれており、Cubaseを開発しているSteinberg社が策定しました。
Windowsの標準サウンドドライバと比較して低遅延・高音質であり、複数チャンネルの音声入出力に対応しているためWindows環境でDAWを動作させるために広く使われているオーディオドライバとなっています。
RIFFのWindows専用ドライバにもASIOドライバが含まれているため、DAWで録音する場合は必ず下記ページからンストールしてご利用ください。


Mac PCやiOSデバイスでご利用の場合は、別途ドライバーをインストールする必要はありません。

RIFF と他のオーディオインターフェイスの違いは何ですか?

RIFFはギタリストのために特別に設計されたコンパクトなオーディオインターフェースです。RIFFはお持ちのコンピューターやモバイル・デバイスを、練習や作曲、レコーディング、演奏のためのオールインワン・ギターリグに変えるための全てを提供します。

RIFFは、数々の受賞歴を誇るギター・プロセッシング・ソフトウェアであるBIAS FX 2(デスクトップ版とモバイル版の両方)とシームレスに統合できます。さらにRIFF の TONE モードでは、3 つの伝説的なプリアンプ エミュレーションを使用して、より充実したサウンドで信号を強化することができます。


最後になりましたが、RIFF はコンパクトなサイズと頑丈な構造により、外出先での音楽制作がとてもシンプルになります。

RIFFを使うには、他にどんな機材が必要ですか?

RIFFはギタリストのためのオーディオインターフェースであるため、使用するエレクトリック・ギターやベース、アコースティック・エレクトリック・ギターなどの他に、標準的な1/4インチ端子のギター・ケーブル(シールドケーブル)と、ギター・プロセッシング・ソフトウェアまたはDAWが必要です。RIFFには同じくPositive Grid社が開発しているBIAS FX 2 LEが付属しています。

Riffを使用してDAWで録音するには?

最後に、上記"DAWとは何ですか?"で挙げたDAWで、どの項目を開けば音声ドライバの選択が行えるかを紹介します。
  1. Pro Tools: 設定 > プレイバックエンジン
  2. Ableton Live: Options > 環境設定画面 > Audio ※ドライバタイプに"ASIO"を設定してください 
  3. Cubase: スタジオ設定 > デバイス >  VST オーディオシステム
  4. Studio One: オプション> 設定 > オーディオ設定 > オーディオデバイス
  5. Reaper: Preferences > Audio > Device ※Audioメニューで"ASIO"を選択してください
  6. Reason: Preferences > Audio ※先頭に”ASIO"と記載されているものを選択してください
これらの設定画面で音声デバイスとして"Positive Grid USB Audio Device"を選択し、RIFFがPCに認識されていればそのままオーディオトラックへ録音することが可能です。




参考ページ: 
DAW (Digital Audio Workstation) FAQ

Audio Interface FAQ

Does RIFF support other brand’s audio software?
Does RIFF support other brand’s audio software?