ここではeMotion LV1 Classicコンソールで直接レコーディングする際の設定方法と、DAWを使用せずに最大16チャンネルを外部USBストレージデバイスに直接レコーディングする方法について解説します。
eMotion LV1 Classicコンソールは内蔵のSoundGrid仮想ASIOデバイスを使用して、DAWを介さず最大16チャンネルを外部USBストレージデバイスに直接レコーディングすることができます。
ご注意: レコーディングは外部SSDドライブのみ、ExFATフォーマットで使用することを推奨します。
USBストレージデバイスのテスト
レコーディング前に書き込み速度テストを実行し、ストレージデバイスが適切にレコーディングできることを確認することを推奨します:
1. USBストレージデバイスをコンソールのUSBポートのいずれかに接続します。
2. Setup > Mixer Settings > Record Settings移動し、Testを押します。
3. 以下のメッセージが表示されます。継続するにはYesを選択します。
4. ストレージデバイスがテストに合格すると、「X:/ Test passed OK」と表示されます。テストに合格しない場合は、より高速な書き込み速度を持つ別のストレージデバイスを使用してください。
レコーディングデバイスと保存場所の選択
1. Setup > Mixer Settings > Record Settingsに移動し、レコーディングしたいストレージデバイスとフォルダが選択されていることを確認します。レコーディング場所を変更するには、Locationバーをクリックして別のフォルダを参照・選択します。Openを押して、選択したレコーディングフォルダを確認できます。
2. レコーディングフォルダの場所が設定されると、利用可能な容量(MB)と時間(時:分:秒)が計算されます。
ミキサーチャンネルをレコーダーにパッチする
'Setup'ページのシステムインベントリにデフォルトで割り当てられているSoundGrid仮想ASIOデバイスは、'Recorder'とラベル付けされています。
レコーダーにチャンネルをパッチする手順:
1. Patch > Outputに移動します。
2. 上部パネルでRecorderを選択します。
3. チャンネル出力(DirectまたはMixバス)をレコーダーチャンネルにパッチします。 デフォルトのピックポイントはポストフェーダーです。オレンジのPSTインジケーターをタップして、入力(プラグイン処理前)(緑)、プリフェーダー(紫)、ポストフェーダー(オレンジ)、ポストパン(青)のピックポイントを切り替えることができます。
ご注意: すべてのピックポイントはポストミュートです。
4. パッチが完了すると、ミキサーチャンネルのステータスに赤丸が表示され、チャンネルのレコーディング準備が完了であることを示します。
ご注意: SoundGridインベントリからレコーダーASIOデバイスを削除すると、内蔵のレコーディング機能が無効になります。
レコーディングを開始する
ミキサーウィンドウの右上RECメニューからRecordを選択します。
レコーディングが開始されると、レコーディング中のミキサーチャンネルの赤丸のステータスが点灯し、RECメニューの色が赤に変わります。 レコーディングを停止するには、RECメニューからStopを選択します。
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