Roomビューについて

Roomビューについて

ルームは、PolySWAMにおける空間表現の中核です。アンサンブルが演奏する音響環境を決めるもので、すべての楽器が同じ一貫した物理空間の中で響き合います。


Ambiente: リバーブではなく「部屋」

PolySWAMは、Audio Modeling独自のルームシミュレーターAmbienteを使用しています。一般的なリバーブとは異なり、Ambienteは高度な空間表現の技術を用いており、各楽器がそれぞれの位置、距離、角度からルームと相互作用します。アンサンブル全体がまとまりのあるリアルなサウンドになり、自然な奥行きとステレオイメージが得られます。単にエフェクトを加えるのではなく、オーケストラを実在する空間の中に仮想的に配置します。


ルームのコントロールがある場所

独立した「Room」ページはありません。ルームはSTAGEページ、Room Catalogue、MIXページから操作します。


STAGEページ: ルームパネル

STAGEページの左上に、現在のルーム名(例: SMALL HALL)を表示するボタンがあります。クリックするとルームパネルが開きます。

  • ABSORPTION(LOW、MEDIUM、HIGH): ルームの壁面がどれだけ音を吸収するかを設定します。吸音が少ないとルームは響きが豊かでライブになり、吸音が多いとドライになって音が素早く減衰します。吸音によって、初期反射音とリバーブの長さをコントロールできます。
  • ROOM SIZES − / +: 同じ吸音のまま、より小さいルームまたはより大きいルームを選びます。
  • Catalogue: Room Catalogueを開きます。

同じページで楽器を配置します。各楽器のバブルをドラッグして、指揮者からの距離と角度を設定します。楽器が遠いほど音は遠くに聞こえ、ルームの響きも多く聞こえます。


Room Catalogue

Room Catalogueには、すべてのルームがグリッドで表示されます。各行がルームのサイズ(上が最も小さく、下が最も大きい)、各列が吸音のレベル(LOW、MEDIUM、HIGH)です。ルームをクリックすると選択され、すぐに切り替わるため、演奏しながら聴き比べられます。BACKをクリックすると元に戻ります。

PolySWAMには12種類のルームサイズがあり、それぞれ3段階の吸音レベルを備えています。合計36のルームです。

#ルーム
1Small Rehearsal Room
2Rehearsal Room
3Large Rehearsal Room
4Recording Studio 1
5Recording Studio 2
6Large Recording Studio
7Extra Large Recording Studio
8Small Hall
9Medium Hall
10Large Hall
11Auditorium
12Chapel

MIXページ: Ambience AmountとMic Distance

  • Roomボタン: 現在のルームを表示し、Room Catalogueを開きます。
  • Ambience Amount(−9 dB〜0 dB): 楽器の周りに聞こえるルームの響きの量です。
  • Mic Distance: アンサンブルから仮想マイクまでの距離を、近くから遠くまで設定します。ルームが大きいほど、マイクを遠くに置けます。

ヒント: 広がりのあるシネマティックなサウンドには吸音の少ない大きなルームを、近くて親密なサウンドには吸音の多い小さなルームを使ってください。Mic DistanceとAmbience Amountを組み合わせると、アンサンブルを近づけたり遠ざけたりできます。


ルームはシーンの一部

ルーム、吸音、各楽器の位置、Ambience Amount、Mic Distanceはシーン(旧称: バリエーション)に保存されます。プリセットのシーンごとに、異なるルームを設定できます。変更した内容を残すには、ご自身のシーンとして保存してください。


参照元情報:What is the Room View?
https://kb.audiomodeling.com/support/solutions/articles/206000082871