PolySWAMなら、アンサンブル全体を指先で操れます。Human Touchでは、そのアンサンブルの演奏をどこまで正確に、あるいは意図的に不揃いにするかを決められます。ぴたりと揃ったシャープなセクションから、個性ある奏者が集まった自然なグループまで調整できます。
HUMAN TOUCHグループは、画面下部のConductorにあります(折りたたみ表示)。2つのノブで構成されています。
どちらのノブもMIDI Controller Mappingでハードウェアコントローラーに割り当てられるため(初期設定はPitchがCC 21、TimeがCC 22)、演奏しながらアンサンブルのキャラクターをリアルタイムに変えられます。
Timeは確率的なアルゴリズムを採用しています。楽器ごとに独立した遅れを与えるため、アンサンブルは同一エンジンを重ねた硬直的なレイヤーではなく、実際の奏者の集まりのように響きます。このアルゴリズムは、演奏のタイミングを崩さないように設計しています。
Random Spread(MORE → ADVANCED)で、この範囲内でのランダムな遅れの分布を変えられます。
もう1つ、すべてのプリセットに組み込まれたリアリズムの層があります。サウンドデザイナーは、アンサンブルの各楽器に、それぞれわずかに異なるExpressionへの反応を与えています。エクスプレッションペダルやホイールを動かしても、バーチャル奏者がロボットのように一斉に反応することはなく、実際のセクションの奏者それぞれのボウイングや息づかいのように、一人ひとりが固有のニュアンスで反応します。
この楽器ごとのエクスプレッション反応はプリセットの一部で、常に有効です。音程(Pitch)とタイミング(Time)にのみ作用するHUMAN TOUCHのノブとは関係なく働きます。
Human Touchと、プリセットごとの楽器別エクスプレッション反応を組み合わせることで、ポリフォニックな入力が生きた演奏に変わります。ぴたりと揃ったアンサンブルにはPitchとTimeを低めに、より大きく自然で美しく不完全なセクションには高めに設定し、コントローラーでリアルタイムに変化させてください。
参照元情報:What is "Human Touch" and how does it work?
https://kb.audiomodeling.com/support/solutions/articles/206000082866