PolySWAMでのMIDIマッピングの仕組み

PolySWAMでのMIDIマッピングの仕組み

PolySWAMは、ハードウェアコントローラー(ペダル、モジュレーションホイール、フェーダー、ノブ、チャンネルアフタータッチ、パッド、スイッチ)をConductorやその他の主要な機能に割り当てられる、充実したMIDIマッピングシステムを搭載しています。


すぐに演奏できる初期設定の割り当て

多くのコントロールはあらかじめ標準的なコントローラーに割り当てているため、ほとんどのキーボードは設定なしで使えます。割り当てはすべて変更できます。

コントロール初期設定
ExpressionCC 11
Macro 1〜Macro 8CC 1、19、23、24、25、26、27、28
Macro 1〜8のLinkCC 102〜109
Actionボタン I〜VIIICC 81〜88
Master VolumeCC 7
Human Touch Pitch/TimeCC 21/CC 22
Polyphony LockCC 66(ソステヌートペダル)
SustainCC 64
PanicCC 120

マッピングモード

ヘッダーのMIDI MAPPINGをクリックすると、マッピングモードに入ります。ヘッダーにはMIDI Controller Mappingのタイトル、ASSIGNとTABLEのボタン、CLOSEが表示されます。割り当て可能なすべてのコントロールが色付きの枠で囲まれます。

  • マゼンタの破線枠: 割り当て済みのコントロールです。
  • 緑の実線枠: まだ割り当てられていないコントロールです。

マッピングモードでコントロールをクリックしても値は動かず、そのマッピングページが開きます。CLOSEをクリックする(またはEscキーを押す)と、マッピングモードを終了して元のページに戻ります。


マッピングページ

ページ上部のステータスバーにUNASSIGNEDまたはMAPPEDと表示されます。ページの内容はコントロールの種類によって異なります。


コントローラーの割り当て

  • LEARN: LEARNをクリックし(ボタンがLEARNINGに変わり、ランプが点滅します)、使いたいペダル、フェーダー、ノブ、パッドを動かします。PolySWAMがメッセージの種類、チャンネル、コントローラー番号を記録します。
  • 手動で設定: Channel(1〜16またはANY)、Message Type(Control ChangeまたはAfter Touch、つまりチャンネルアフタータッチ)、MSB(CC番号)を設定します。ポリフォニックアフタータッチにはまだ対応していません。
  • UNASSIGNで割り当てを解除し、Reset To Defaultで上の表の初期設定に戻します。

スコープ: GlobalとLocal

  • Global: すべてのプリセットとシーンで同じ割り当てを使います。通常のセットアップではこちらを選びます。
  • Local: 割り当てをシーンの他の設定とともにシーンに保存します。そのシーンをロードすると、割り当ても復元されます。

Mode

連続的なコントロール(Expression、マクロ、Master Volume、Human Touch)の場合:

  • Jump: コントロールがハードウェアコントローラーの値にすぐ移動します。
  • Pick Up: ハードウェアコントローラーが現在の値に達するまで、コントロールは変化しません。フェーダーやノブの位置が画面上の値と異なるときの、急な値の飛びを防げます。

スイッチ(Actionボタン、Link、Polyphony Lock、Sustain)の場合:

  • Temporary: パッドやペダルを押している間だけオンになります。
  • Latch: 押すたびにオン/オフが切り替わります。
  • Invert Polarity: オンとオフを反転します。逆の動作をするペダル向けです。

レスポンスカーブ

連続的なコントロールには、コントローラーの効き方を調整するレスポンスカーブがあります。Enable Curveをオンにし、4つの矢印(Input Min/Max、Output Min/Max)と、Shape、Symmetryスライダーで調整します。ヒント: コントローラーを反転させるには、Output MaxをOutput Minより低く設定します。


マクロ: Link、Auto Unlink、Link Overshoot

マクロのマッピングページには、追加のExpressionエリアがあります。

  • Link: マクロをExpressionにリンクし、メインのExpressionコントローラーに追従させます。リンク中は、そのマクロ自体のコントローラー割り当ては使われません。
  • Auto Unlink: マクロに割り当てたコントローラーを動かすと、マクロのリンクが自動的に解除されます。1つのExpressionコントローラーで演奏しながら、ときどきマクロを直接細かくコントロールしたい場合に最適です。
  • Link Overshoot: リンク中、Expressionが変化したときにマクロの値にオーバーシュートを加えます。変化が速く大きいほど、オーバーシュートも大きくなります。Expressionが増えるとき(Increment)と減るとき(Decrement)のどちらで作用させるか、またその量を選べます。0 % Noneでオフになります。

マクロのレスポンスカーブは、状態によって働きが変わります。

  • リンク中: マクロを動かすExpressionをカーブでリマッピングします。
  • リンク解除中: マクロに割り当てたコントローラーに直接カーブが作用します。

ASSIGN表示とTABLE表示

  • ASSIGN: 色付きの枠が表示されるメイン画面です。コントロールをクリックしてマッピングします。
  • TABLE: すべての割り当ての一覧です。CONDUCTOR KNOBS(Expressionとマクロ)、CONDUCTOR ACTIONS(Actionボタン)、OTHER(Master Volume、Polyphony Lock、Panic、Sustain、マクロのLink、Human Touch)の3つのタブがあります。行をクリックするとマッピングページが開きます。

メモ: SustainとPanicはメイン画面にコントロールがないため、TABLEのOTHERタブから割り当ててください。


参照元情報:How MIDI Mapping Works in PolySWAM
https://kb.audiomodeling.com/support/solutions/articles/206000082868