Objeqモジュールの後段で音色を仕上げる、ハイカット / ローカットフィルター(Filterモジュール)について説明します。

| 操作子 | 説明 |
|---|---|
| Bypass switch:バイパススイッチ | Filterを処理信号の経路に入れたり外したりします。 |
| High-cut knob:ハイカットノブ | ローパスフィルターの周波数を設定します。 |
| Q knob(Qノブ:ハイカット側) | Q値(クオリティ・ファクター)、つまりレゾナンスを設定します。 |
| Poles selector:ハイカット側ポールセレクター | フィルタースロープの傾きを設定します。1、2、4の値は、それぞれ6、12、24 dB/octのスロープに対応します。 |
| Low-cut knob:ローカットノブ | ハイパスフィルターの周波数を設定します。 |
| Q knob:ローカット側Qノブ | Q値(クオリティ・ファクター)、つまりレゾナンスを設定します。 |
| Poles selector:ローカット側ポールセレクター | フィルタースロープの傾きを設定します。1、2、4の値は、それぞれ6、12、24 dB/octのスロープに対応します。 |
Objeqモジュールによるアコースティックなフィルタリングに加えて、ローカット・ハイカットフィルターにより、さらに音色を整形できます。High CutノブとLow Cutノブはカットオフ周波数を20 Hz〜20 kHzの範囲で設定します。Qノブは応答のQ値(レゾナンス)を設定し、値が大きいほどレゾナンスが強くなります。Polesパラメーターは周波数特性の傾きを設定します。1、2、4の値は、それぞれ1次(-6 dB/oct)、2次(-12 dB/oct)、4次(-24 dB/oct)のフィルターに対応します。
このフィルターは、入力信号に対する物体の反応をコントロールし、さらなる音色制御を行うのに役立ちます。フィルターは、物体から出力される低域と高域の振幅を制限します。たとえば、Low Cutノブを右に回すとローカットフィルターのカットオフ周波数が上がり、ブーミーさの少ないサウンドになります。さらに回すと、スペクトルが高域中心になるため、物体はどんどん金属的な音になっていきます。
参照元情報:AAS Objeq Delay 2 Manual § Filter
https://www.applied-acoustics.com/objeq-delay-2/manual/d-filter/